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📊 レビューの詳細分析
積丹の海が育んだ本物の味
積丹浜料理 第八 太洋丸の最大の魅力は、店主・今禎一氏の出自にある。1968年生まれ、北海道積丹町出身、漁師の家に生まれ育った生粋の海の男という背景が、この店の品質を支えている。父親の漁船「第八太洋丸」の名を冠した店名には、海への深い愛情と誇りが込められている。建築業から転身し2009年に開業した店主は、積丹美国港での人脈を活かし、産地全面協力のもと浜価格での提供を実現させた。
圧倒的な鮮度への評価
顧客からの評価で最も際立つのは、「魚の鮮度は最高レベル」という声だ。積丹や小樽から毎日直送される魚介類は、「冷凍品を一切使用しない」という店主のこだわりが形となって表れている。特に刺身盛り合わせは、活ホタテ、サーモン、昆布〆のカレイ、生秋刀魚、〆鯖など、その日の仕入れ状況により内容は変わるものの、どれも「新鮮で柔らかい」と高評価を獲得。漁師の家系だからこそ可能な、魚の〆るタイミングの見極めが、他店との明確な差別化要因となっている。
名物「うにのまぐろ巻き」の希少性
看板メニューの「うにのまぐろ巻き」(1,600円・4貫)は、1日5食限定という希少性が話題を呼んでいる。最上級の塩水生雲丹をシャリに載せ、その日一番良い鮪の赤身で巻いた逸品は、「口の中でとろける食感」として多くのリピーターを生み出している。春から夏は積丹半島産、冬は北方四島産と、季節により産地を使い分ける徹底ぶり。予約必須のこのメニューを目当てに訪れる客も多く、店の看板として確固たる地位を築いている。
季節の恵みを活かした限定メニュー
北海道の四季を感じられる季節限定メニューも高評価のポイント。秋には脂の乗った秋刀魚の刺身(600円)やなめろう(680円)、冬季には真鱈の白子ポン酢、5月から6月にかけては西積丹寿都産の寿牡蠣など、その時期にしか味わえない逸品が並ぶ。特に6月から8月の積丹産塩水生うには、「臭みがなくクリーミー」と絶賛される店の真骨頂。仙鳳趾産の生牡蠣(400円)も「はち切れんばかりにプリップリ」「まさにミルキー」と表現され、価格以上の価値を感じさせる。
店主の人柄が生む温かな雰囲気
積丹出身の店主の人柄も、この店の大きな魅力として挙げられる。「少しだけ面白いマスターとの会話も楽しい」「1人でも抵抗なし」といった声が示すように、親しみやすく温かな接客が顧客満足度を高めている。カウンター席では店主との距離が近く、その日の仕入れ状況や料理の説明を直接聞きながら楽しめる。「出張で来たお客さんを連れて行った時も感動してくれて北海道のイメージアップになった」という口コミは、この店が単なる飲食店を超えた存在であることを物語っている。
コストパフォーマンスの評価
価格面では「料金もリーズナブルで申し分ない」という評価が目立つ。ディナーで一人6,000円〜8,000円という価格帯は決して安くはないが、提供される料理の質を考慮すれば妥当という意見が大勢を占める。特にコース料理は、うにカニコース(11,000円)で毛ガニ丸ごと一杯にうにのまぐろ巻き2巻、刺身盛りが付くなど、内容の充実度から見て高いコストパフォーマンスを実現している。
立地とアクセスの優位性
すすきの駅から徒歩1分(28m)という抜群のアクセスも高評価の要因。第2グリーンビルの1階にセブンイレブンがあるという分かりやすい目印は、初訪問客にも親切。ただし、専用駐車場がないため車での来店時は注意が必要となる。営業時間は17:00〜23:00(L.O.22:30)で、日曜・祝日は定休日(日曜は不定営業)という点も考慮しておきたい。
店内環境と設備面の特徴
店内は全18席とこぢんまりしているが、カウンター6席と掘りごたつ式のテーブル12席という構成で、様々なシーンに対応。個室も10〜20人で利用可能で、小規模な宴会にも適している。ただし全席喫煙可である点は、非喫煙者にとっては考慮すべきポイント。また、混雑時やオーダー重複時は料理・ドリンクの提供が遅れる場合があるとの注意書きもあり、時間に余裕を持って訪問することが推奨される。
予約時の注意点
特筆すべきは無断キャンセルへの厳格な対応。警察への被害届提出、弁護士への連絡など、法的措置も辞さない姿勢を明確にしている。これは飲食店の深刻な問題への対応として理解できるが、予約時には責任を持った対応が求められる。また、お刺身が無くなり次第L.O.が早まる場合があるため、遅めの時間帯に訪問予定の場合は事前の電話確認が必須となる。
総合評価と今後の展望
積丹浜料理 第八 太洋丸は、積丹の漁師の家系に生まれた店主が、その経験と人脈を活かして実現した「本物の積丹浜料理」を提供する店として、すすきのエリアで独自の地位を確立している。鮮度抜群の海鮮料理、適正な価格設定、温かな接客、便利な立地という要素が相まって、観光客から地元客まで幅広い支持を獲得。北海道の海の豊かさを伝える文化的な役割も果たしており、単なる飲食店を超えた存在価値を持つ。今後も積丹と札幌を結ぶ架け橋として、本物の味を求める客に愛され続けることだろう。
📍 アクセス
札幌市営地下鉄南北線 すすきの駅(出入口3)より徒歩1分(28m)
札幌市電山鼻線 狸小路駅より徒歩3分(240m)
札幌市営地下鉄東豊線 豊水すすきの駅(出入口3)より徒歩4分(300m)
〒064-0804
北海道札幌市中央区南四条西3丁目 第2グリーンビル6F
専用駐車場なし
近隣のコインパーキングをご利用ください
詳細はお問い合わせください
店舗からのお知らせ
【ご予約について】
◆名物「うにのまぐろ巻き」は1日5食限定のため、お早めのご予約をお願いいたします
◆毛蟹・タラバ蟹等は高騰により前日までのご予約制となっております
◆6月〜8月は積丹産生うにが旬!この時期だけの贅沢をぜひご堪能ください
◆お刺身が無くなり次第L.O.が早まる場合がございます。遅めのご来店の際は事前にお電話ください
【無断キャンセルについて】
当店では無断キャンセルに対し厳格な対応を取らせていただいております。
ご予約の際は責任を持ったご対応をお願いいたします。
【コンパニオン手配承ります】
宴会に華を添えるコンパニオンの手配も承っております(1名13,200円・2名〜手配可能)
※コンパニオンの席料金、お食事、飲み物は別途必要となります
積丹浜料理 第八 太洋丸は札幌すすきのにある海鮮居酒屋です。積丹美国出身の店主が、漁師の家に生まれ育った経験を活かし、積丹や小樽から直送された新鮮な魚介を浜価格で提供。 すすきの駅から徒歩1分(28m)という好立地で、17:00〜23:00まで営業(日曜・祝日定休)。 看板メニューの「うにのまぐろ巻き」(1,600円)は1日5食限定、積丹産塩水生うに(6〜8月)、仙鳳趾産生牡蠣、毛蟹など北海道の海の幸を堪能できます。 全18席(カウンター6席、掘りごたつ12席)の隠れ家的な個人店で、観光客にも地元客にも愛される本格海鮮料理店です。