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📊 レビューの詳細分析
平成元年から続く老舗カフェの変わらぬ味わい
カフェ エッシャーは1989年(平成元年)の創業から35年以上の歴史を持つ札幌の老舗喫茶店だ。コーヒー専門店で修業を積んだオーナーが独立し、当初は美味しいコーヒーを提供するカフェとして開業したが、土地柄しっかりとしたランチが必要だと考えて出したカレーの評判が高まり、気が付くと「いつものカレー屋さん」と呼ばれるようになっていったという。現在では「札幌のカレー好きなら知らぬ者はない」とまで言われる名店へと成長を遂げている。
継ぎ足し続けて35年、唯一無二のルーの深み
このお店の最大の特徴は、開店以来継ぎ足し継ぎ足しで作り続けているルーにある。四半世紀を超える歳月をかけて熟成された旨みの集積は、一朝一夕では到底真似できない深い味わいを生み出している。オーナー自身が「プロの手の抜き方が分からない」と語るように、妥協を許さない姿勢がこの独特な味を支えているのだ。ベースとなるのは20〜25kgもの玉ねぎを5時間かけてじっくりと炒めたもので、水を加えずともスープのように水分が出てくるほど甘みと旨みが凝縮されている。
スープカレー王国札幌で光る、本格ルーカレーの存在感
スープカレー発祥の地として知られる札幌において、ルーカレー一本で勝負を続けているのがエッシャーの気概といえよう。レビューによれば、カレーは「粘り気がある方ではなく割とさらりとしたタイプ」で、「見た目通り濃厚なルウはスパイシーさと甘さが絶妙なバランス」だという。辛さは適度で、食べ進めると次第に辛味が口内を刺激する、じんわりと後から来る辛さが特徴的。また「カレーを食べたら胃がもたれることが多いのですが、こちらのカレーは後口がとても爽やかでした」という声もあり、独特な味わいながら食後の爽快感も評価されている。
注文後に揚げるカツとフライ、こだわりの調理法
エッシャーのこだわりは継ぎ足しのルーだけにとどまらない。カツもフライも注文されてから揚げるという徹底ぶりだ。夏にはちょっと辛めに、冬にはこってりと調整し、暑い日や湿度が高い日には少しずつ味を変えていく。このような「手を抜かない」姿勢が、四半世紀を超えて愛され続ける美味しさへとつながっているのだろう。豚の角煮カレーについては「割とがっちりとした肉質で食べ応えのあるお肉」との評価があり、チキンカレーは「大きめの鶏肉がゴロゴロと見るからにボリューミー」だという。
人気メニュー「なすとひき肉のカレー」と多彩なバリエーション
オーナーが人気メニューとして挙げるのは「なすとひき肉のカレー」。素揚げした茄子にたっぷりの挽肉、大きめのニンジンとジャガイモが入っている。その他にも、暑い日に注文が多いというバターソテーしたホタテと揚げたブロッコリーのカレーや、手作りのコロッケと3種類のきのこを使ったカレーなど、どのメニューも魅力的。季節限定の牡蠣フライカレーは冬の風物詩として人気を博しており、「牡蠣フライが4つと、真ん中の白いのはエリンギ」という組み合わせが評価されている。レギュラーメニューは8種類、それに加えて「数量限定」や「季節限定」のカレーも用意されているという充実ぶりだ。
驚異的なコストパフォーマンス、780円からの本格カレー
価格帯は¥780〜¥980程度で、全てのカレーにサラダとドリンク(ブレンドコーヒー、アイスコーヒー、またはアイスクリームから選択)が付くというから驚きだ。「なかなか安いですね」「お値打ちですし」という声が多く、この価格設定は高く評価されている。チキンカレーのセットで780円という価格は、札幌駅周辺のランチとしては極めてリーズナブルといえよう。コストパフォーマンスの良さが、平日ランチタイムの行列につながっているのは間違いない。
エッシャーのだまし絵に囲まれた、レトロな空間
店内の雰囲気も大きな魅力の一つ。50〜60年代のジャズやボサノバが流れる店内には、店名の由来となったエッシャーのだまし絵が飾られ、ピンクの公衆電話があるなど、どこか懐かしいレトロな雰囲気が漂う。「BGMにジャズが流れており、内装もレトロ感があって落ち着く」「エッシャー所々に飾ってます。新聞や週刊誌マンガに混じって『エッシャー』図録もありました」という声もあり、喫茶店としての落ち着いた空間づくりにも成功している。元々は証券会社が入っていたビルの地下で、店の入っている部屋は金庫室だったという独特の歴史も興味深い。よく見れば確かに扉は分厚く、鉄格子扉との二重になっているという。
行列必至の人気店、売り切れ続出の現実
人気の高さは行列の長さにも表れている。「12時10分頃到着したら、お店外まで行列!」「15人くらいの行列ができてます」という状況は珍しくなく、「昼時はカレー目当てのお客さまで混み合います」との指摘も。さらに深刻なのは売り切れの早さで、「12時半の時点で3つのカレーメニューは完売。早っ!」という声が象徴するように、人気メニューは早めの時間帯に売り切れてしまうことも多い。「コロッケとホタテのカレーをいただこうかと思ったけれど売り切れていて」という経験をした訪問者も少なくない。確実に目当てのメニューを食べたいなら、開店直後の訪問が推奨される。
効率的な回転率、ランチタイムならではのテンポ感
席数は22席(カウンター6席、テーブル席16席)とコンパクトで、ランチタイムは特にサラリーマンで賑わう。「お昼休みに来ているサラリーマンがほとんどなので、回転は速い方だと思う」「サラリーマンが多く出入りしていて、その回転率が高い」という指摘の通り、効率的な運営がなされている。「コンパクトな店内席数にてサッと食べて離席がマナーです」「決してユッタリと食後の珈琲とはなりません」という声もあり、ランチタイムは「実食のスピード感を求める」テンポ感が求められる。一人客も多く、カウンター席を中心に気軽に利用できる雰囲気が整っているのも特徴だ。
立地の分かりにくさと、発見する喜び
札幌駅から徒歩5分という好立地ながら、「場所が分からずでぐるっと1ブロック周りました」「以前コメントで分かりづらいとあって裏方面から探索が正にウラメにでました」という声が示すように、初訪問者には場所が分かりにくいという難点も。駅前通りに面しているものの、ビルの地下にあり、「階下に潜って入店」する必要があるため、最初は戸惑うかもしれない。しかし「駅前ですがビルの奥階段地下で普通絶対に見付けられません」という隠れ家的な雰囲気が、逆に発見する喜びを増している側面もあるようだ。
喫茶店の本質、香り高いコーヒーの存在
カレーが圧倒的な人気を誇る中でも、本来は喫茶店であることを忘れてはならない。コーヒー専門店で修業を積んだオーナーのこだわりは、食後のコーヒーにも表れている。「香り高いコーヒーはやはり『カフェ』」「食後のコーヒーをゆっくり味わっていると、『ああここは喫茶店だったんだ…』と、改めて思うかもしれません」という指摘の通り、カレーを食べにきているお客様が殆どながら、コーヒーの品質も決して妥協していない。店に入って着席すると、カレーのメニューが目の前に置かれるという状況は、もはや「カレー店?」という印象を与えるが、本質的には喫茶店としてのプライドを保ち続けているのだ。
サービスと雰囲気への評価
サービス面については「スタッフ3名でテキパキ切り盛り繁盛していました」という好意的な評価がある一方、「店主が無愛想だったのが、ちょっと残念でした。まあ、おとなしい性格の人なのでしょうが」という指摘も。ただし、この点はむしろ「昭和レトロな雰囲気の店内も落ち着きます」という評価につながっており、飾らない接客スタイルが店の雰囲気に合っているとも解釈できる。料理提供については「厨房はカウンター奥にて料理提供にはグルっとU字に運ぶので動線長く、やや大変そうです」という観察もあり、効率性よりも現状の店舗構造を優先しているようだ。
移転という新たな展開
2021年12月6日に移転オープンしたという情報があり、長年の歴史に新たな章が加わった。「数年間BMしてるうちに移転しました」という声もあり、以前の場所から現在の札幌第一ビルB1Fへと移ったようだ。移転後も変わらぬ人気を保ち続けており、「20年以上前に駅前勤務の頃に、ランチでお世話になった」という常連客も健在だという。長い歴史の中で培われた味と雰囲気は、場所が変わっても継承されているのだろう。
平日のみ営業という制約と、それでも続く人気
営業は月曜日・火曜日・木曜日・金曜日の11:30〜15:00のみで、水曜日・土曜日・日曜日は定休日。ランチタイムのみの営業という制約があり、「平日ランチ営業のみ、だなんて、ハードル高すぎですって!」という声も。しかし、この限定的な営業時間がかえって希少価値を高めているのかもしれない。「何年越しでしょう、、食べログ始めた頃に、BMしてましてね」という長年の念願を叶えた訪問者もおり、訪れることの難しさが逆に達成感を増幅させているようだ。現金のみの支払いという点も含め、昔ながらのスタイルを貫いている。
総合評価
カフェ エッシャーは、35年以上の歴史を持つ老舗喫茶店でありながら、実質的には札幌を代表するカレーの名店として確固たる地位を築いている。開店以来継ぎ足しで作り続けているルーの深い旨み、20kg以上の玉ねぎを5時間かけて炒めた妥協なき姿勢、注文後に揚げるカツやフライへのこだわり、そして驚異的なコストパフォーマンス。これらが組み合わさって、連日行列ができる人気店となった。平日ランチのみという限定的な営業時間、現金のみの支払い、早々に売り切れる人気メニューなど制約は多いが、それでもなお訪れる価値のある店として多くの人々に愛され続けている。スープカレーの街札幌において、本格ルーカレー一本で勝負を続ける姿勢は、まさに職人気質の表れといえるだろう。
📍 アクセス
札幌市営地下鉄南北線・東豊線 さっぽろ駅より徒歩5分
JR札幌駅より徒歩5分
〒060-0002
北海道札幌市中央区北二条西3 札幌第一ビルB1F
専用駐車場なし
近隣のコインパーキングをご利用ください
駅前通り沿いのビル地下にあります
初めての方は見つけにくい場合があります
店舗からのお知らせ
【営業時間について】
◆営業日:月曜日・火曜日・木曜日・金曜日
◆営業時間:11:30〜15:00(L.O. 15:00)
◆定休日:水曜日・土曜日・日曜日
※ランチタイムのみの営業となります
【ご来店のお客様へ】
◆予約は承っておりません(先着順)
◆ランチタイムは行列ができる人気店です
◆人気メニューは早めに売り切れることがあります
◆お支払いは現金のみとなります
◆席数に限りがあるため、お食事後は速やかにご退席いただけますようお願いいたします
【創業35年以上の伝統】
1989年創業。開店以来継ぎ足しで作り続けている伝統のルーカレーをお楽しみください。
2021年12月に現在の場所へ移転し、新たなスタートを切りました。
喫茶店の雰囲気の中で、本格的なルーカレーをご堪能いただけます。
カフェ エッシャーは札幌駅徒歩5分にある創業1989年の老舗喫茶店です。開店以来35年以上継ぎ足しで作り続けている伝統のルーカレーが名物で、「札幌のカレー好きなら知らぬ者はない」と称される人気店。 20kg以上の玉ねぎを5時間かけて炒めたベースのルーは、スパイシーかつ甘みと旨みが絶妙なバランス。 チキンカレー780円から豚の角煮カレー980円まで、全メニューにサラダとドリンク(コーヒー/アイスクリーム)が付くリーズナブルな価格設定。 人気No.1の「なすとひき肉のカレー」をはじめ、レギュラーメニュー8種類に加え、牡蠣フライカレーなどの季節限定メニューも充実。 50〜60年代のジャズやボサノバが流れるレトロな店内で、エッシャーのだまし絵に囲まれながら食事が楽しめます。 平日ランチタイムのみ営業(月・火・木・金 11:30〜15:00)、定休日は水・土・日曜日。現金のみ対応、予約不可。