📸 お店の写真
💬 お客様の声
BTSジミンとジョングクが訪れたということで聖地巡礼として来店しました。予約時に2人が座った席で同じメニューを頼みたいと伝えると、店員さんが優しく教えてくださいました。北島農場の豚なんこつのスープカレーは本当に絶品!柔らかく煮込まれたお肉と野菜の甘みが最高でした。接客も温かく、また必ず訪れたいお店です。
移転後初めて訪問。間借り営業でビアハウス・マッシーの看板が目印です。店内は広くなり、接客は年配の女性がワンオペで頑張っていらっしゃいました。チキン海ぞくカレーをオーダー。野菜がゴロゴロ入っていて、スープはスパイシーだけど旨味たっぷり。サフランライスとの相性も抜群でした。
ニッカウイスキー余市蒸留所を見学した後に立ち寄りました。スープカレー、サフランライス、サラダ、フルーツラッシーがセットで1,000円は激安!美しい赤色のスープはスパイスの香りが食欲をそそります。地元産の大きくカットされた野菜は甘みがあって、鶏もも肉も柔らかくジューシー。梨のラッシーも甘さ強めで美味しかったです。このクオリティでこの価格は素晴らしい。
小樽から倶知安へ向かうツーリング中、肌寒かったので温かいものが食べたくて立ち寄りました。イカ墨スープカレーは濃厚でコクがあり、普通の辛さでもしっかりスパイスが効いています。古民家風の落ち着いた店内で、ゆっくりと食事を楽しめました。余市に来たら必ず寄りたい一軒です。
シーフード海ぞくカレーを注文しました。プリッとしたイカや甘い野菜がスープによく合います。和風ドレッシングのサラダも美味しく、フルーツラッシーで口をスッキリさせられます。札幌の名店「こうひいはうす」のマスターの兄弟が営んでいるとのことで、納得の味わいでした。
店舗詳細情報
詳細レビュー分析(5,000字超の総合評価)
BTS聖地巡礼の新名所として注目を集める本格スープカレー店
北海道余市郡余市町に位置する「海ぞく」は、2023年1月に現在の場所へ移転し、ビアハウス・マッシーでの間借り営業という独特な形態で運営されているスープカレー専門店だ。店名の由来は「海賊(海ぞく)」を意味し、余市の海の幸をふんだんに使用した料理を提供するというコンセプトが込められている。移転前から地元で愛されていた名店だが、2023年11月にBTS(防弾少年団)のメンバーであるジミンとジョングクがディズニープラス番組「Are You Sure?!」の撮影で訪れたことにより、韓国をはじめ世界中のファンから注目を集める聖地巡礼スポットとなった。
BTSメンバー訪問による国際的な知名度の獲得
同店がグローバルに知られるきっかけとなったのは、BTSのジミンとジョングクが北海道を訪れた際、スタッフ含め総勢27名で来店したという出来事である。2人は店内で「北島農場の豚なんこつ(バイカ)のスープカレー」を注文し、ジョングクはサッポロクラシックの瓶ビールと共に楽しんだという。この訪問後、世界中のARMY(BTSファンの呼称)が聖地巡礼として同店を訪れるようになり、予約が殺到する人気店へと変貌を遂げた。特筆すべきは、店主の温かな対応である。訪問客が「2人が座った席で同じメニューを注文したい」とリクエストすると、店員が優しく案内してくれるという心遣いが、多くのファンから感謝の声として挙がっている。国際的なスター訪問という特別な出来事に対しても変わらぬ誠実な接客姿勢を貫く姿勢は、地域密着型の飲食店として理想的なあり方を示している。
絶品と評される看板メニュー
当店の最大の魅力は、何といっても本格的なスープカレーの味わいにある。特に人気を博しているのが「北島農場の豚なんこつ(バイカ)のスープカレー」で、1日10食限定というプレミアム感も相まって多くの客が開店直後から注文する人気メニューとなっている。価格は1,200円で、サフランライス、新鮮野菜のサラダ、フルーツラッシーがセットになっている。豚なんこつは長時間煮込まれており、箸で簡単にほぐれるほど柔らかく、コラーゲンたっぷりで女性客からも高評価を得ている。スープは「サラサラタイプ」と「とろみタイプ」から選択可能で、それぞれ異なる食感と味わいを楽しめる。とろみタイプはクリーミーでまろやかな口当たりが特徴で、サフランライスとの相性が抜群だ。
定番人気のチキン・シーフードメニュー
限定メニュー以外でも、「チキン海ぞくカレー」と「シーフード海ぞくカレー」が定番の人気を誇る。両メニューとも1,000円というリーズナブルな価格設定で、同じくサフランライス、サラダ、フルーツラッシーがセットになっている。チキンカレーは柔らかく煮込まれた鶏もも肉がメインで、ジューシーな肉質が特徴。シーフードカレーは北海道ならではの新鮮な魚介類(エビ、イカ、貝類など)がふんだんに使用されており、特にイカのプリプリとした食感が多くのレビューで絶賛されている。また、一部の客には「イカ墨スープカレー」も人気で、濃厚なイカ墨のコクとスパイシーなカレーの組み合わせが独特の味わいを生み出している。黒いスープは見た目のインパクトも強く、SNS映えする一品として若い世代からも支持を集めている。
地元余市産野菜の贅沢な使用
海ぞくのスープカレーを語る上で欠かせないのが、地元余市産の野菜を贅沢に使用している点である。カボチャ、ナス、ニンジン、ジャガイモなどの野菜は大きくカットされた状態で素揚げにされ、ゴロゴロとスープの中に入っている。これらの野菜は地元の契約農家から仕入れているため鮮度が抜群で、素揚げすることで野菜本来の甘みと食感が最大限に引き出されている。特にカボチャのホクホクとした食感とニンジンの自然な甘さは、多くの訪問客が感動を覚えるポイントとして言及している。野菜だけでも十分な満足感が得られるボリュームで、健康志向の客や女性客からも高く評価されている。また、セットに含まれるサラダも新鮮な地元野菜を使用しており、和風ドレッシングとの相性が絶妙だという声が多い。
選べる辛さレベルとスープタイプ
当店では辛さレベルを「普通」「ちょい辛(中辛)」「すごく辛い」の3段階から選択でき、さらにスープタイプも「サラサラ」または「とろみ」から選べるカスタマイズ性の高さも魅力の一つだ。「普通」レベルでもしっかりとスパイスが効いており、初めての方でも本格的なスープカレーの味わいを楽しめる。「ちょい辛」は中辛相当で、辛さの中に旨味が感じられる絶妙なバランスとなっている。「すごく辛い」はかなりの辛さとのことで、辛いもの好きでも満足できるレベルだ。スープタイプについては、サラサラは軽やかな食感でスープを飲み干しやすく、とろみタイプはクリーミーで満足感が高いという違いがある。自分の好みに合わせて細かくカスタマイズできる点は、リピーターを増やす要因となっている。
セット内容の充実度とコストパフォーマンス
価格面での評価が非常に高いのも海ぞくの特徴だ。通常メニュー1,000円、限定メニュー1,200円という価格設定で、スープカレー本体に加えてサフランライス、サラダ、フルーツラッシーが含まれている。特にフルーツラッシーは季節によって梨、桃などのフルーツが使用され、辛いカレーを食べた後の口直しとして最適だと好評を博している。甘さ控えめではなくしっかりとした甘みがあり、辛さをリセットしてくれる効果が高い。北海道産のサフランライスも香り高く、カレーとの相性が計算されている。観光客の多くが「このクオリティで1,000円は信じられない」「観光地価格ではなく良心的」と驚きの声を上げており、コストパフォーマンスの高さが口コミでの高評価に直結している。
温かみのある接客とワンオペ経営の実態
サービス面では、ご年配の女性店主によるワンオペ経営という特殊な形態をとっている。一人で調理から接客、会計までをこなすため、混雑時には料理の提供に時間がかかることもあるが、その分一つ一つの料理が丁寧に作られており、温かみのある接客が多くの客の心を掴んでいる。特に初めて訪れる客や聖地巡礼で訪れるファンに対しても分け隔てなく親切に対応する姿勢が、レビューで繰り返し称賛されている。「急いでいる方には向かない」という正直な注意書きがある一方で、「ゆっくり食事を楽しみたい方には最適」という評価も多く、時間に余裕を持って訪れることが推奨されている。店主の人柄が店の雰囲気を作り出しており、単なる食事の場を超えた居心地の良い空間となっている。
店内の雰囲気と設備
現在の店舗は「ビアハウス・マッシー」での間借り営業という形態のため、外観からは海ぞくの看板が見えにくいが、地元では「マッシーの中にあるスープカレー屋」として知られている。店内は移転前より広くなり、カウンター席と10人以上が座れる小上がりを完備している。古民家風の落ち着いた内装で、一人客でも家族連れでもリラックスして食事を楽しめる雰囲気だ。照明は控えめで温かみがあり、ゆっくりと食事を楽しむには理想的な環境が整っている。最大30名まで予約可能で、貸切にも対応しているため、団体での利用も可能だ。全席禁煙で、お子様連れも歓迎されている点も家族連れには嬉しいポイントとなっている。
札幌の名店との関係性
興味深い点として、海ぞくは札幌の有名スープカレー店「こうひいはうす」のマスターの兄弟が営んでいるという背景がある。このルーツが、本格的なスープカレーの味わいを実現している要因の一つとなっており、札幌のスープカレー文化を余市でも体験できる貴重な店舗となっている。「こうひいはうす」のファンが余市まで足を運ぶケースも多く、両店の味わいを比較して楽しむという楽しみ方も広がっている。スープカレー発祥の地である札幌の伝統を受け継ぎながら、余市ならではの食材を活用した独自性も加えることで、他では味わえない唯一無二のスープカレーを提供することに成功している。
アクセスと立地の利便性
立地面では、JR函館本線の余市駅から徒歩約448m(徒歩約6分)という距離に位置しており、電車でのアクセスも比較的容易だ。また、ニッカウイスキー余市蒸留所からも近く、蒸留所見学とセットで訪れる観光客が多い。実際に「ニッカを見学した後に立ち寄った」というレビューが複数見られ、余市観光のルートに組み込みやすい立地となっている。車でのアクセスの場合は、店舗斜め前に3台分の駐車スペースが用意されているが、満車の場合は近隣の公共駐車場を利用する必要がある。余市町自体が小さな町であるため、車での移動が便利だが、観光シーズンには駐車場が混雑する可能性もあるため、早めの来店が推奨される。
営業時間と予約の重要性
営業時間は火曜日から日曜日の11:30〜14:00のランチタイムのみで、月曜日が定休日となっている。ディナータイムの営業は行っていないため、訪問を計画する際は注意が必要だ。また、1日10食限定の「北島農場の豚なんこつスープカレー」を目当てに訪れる場合や、BTSメンバーが座った席を希望する場合は、事前の電話予約が強く推奨される。特に週末や観光シーズン、BTSファンの聖地巡礼が集中する時期には、予約なしでは入店できない可能性も高い。予約の際に希望を伝えることで、店側も準備ができるため、スムーズな案内が期待できる。ワンオペ経営という特性上、混雑時には待ち時間が発生することもあるため、時間に余裕を持った訪問が望ましい。
支払い方法の制限事項
支払い方法については、現金のみの対応となっており、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などは利用できない点に注意が必要だ。小規模店舗ではよくあることだが、特に海外からの訪問客や普段キャッシュレス決済に慣れている客にとっては不便に感じられる可能性がある。余市駅周辺には郵便局やATMがあるため、事前に現金を準備してから訪れることが推奨される。予算としては一人1,000円〜1,500円程度を見込んでおけば十分で、ドリンクを追加注文しても2,000円以内に収まることがほとんどだ。
テイクアウトサービスの提供
店内飲食だけでなく、テイクアウトにも対応している点も便利な要素の一つだ。スープカレーをテイクアウトして、近くの公園や宿泊施設で楽しむという選択肢もある。ただし、スープカレーという性質上、容器の扱いには注意が必要で、こぼれないように慎重に持ち運ぶ必要がある。テイクアウトを希望する場合は、事前に電話で確認・予約しておくとスムーズだ。特に限定メニューをテイクアウトしたい場合は、早めの予約が不可欠となる。
総合評価と今後の展望
総合的に評価すると、海ぞくは本格的なスープカレーを良心的な価格で提供する、余市を代表する名店の一つといえる。BTSメンバーの訪問により国際的な知名度を獲得したことで、地元客だけでなく国内外からの観光客も増加し、店の活気は一層増している。料理の味、コストパフォーマンス、接客の温かさという3つの柱がしっかりと確立されており、多様な客層から支持を得ている。ワンオペ経営という制約があるものの、それが逆に家庭的な雰囲気を生み出し、チェーン店では得られない特別な体験を提供している。今後も変わらぬ誠実な姿勢で営業を続けることで、さらなる支持を集めていくことが期待される。余市を訪れる際には必ず立ち寄りたい、心温まるスープカレーの名店である。
📍 アクセス
JR函館本線 余市駅より徒歩約6分(448m)
ニッカウイスキー余市蒸留所から徒歩圏内
〒046-0003
北海道余市郡余市町黒川町2-154
(ビアハウス・マッシー内)
あり(店舗斜め前3台)
満車時は近隣駐車場をご利用ください
札幌から車で約1時間
小樽から車で約30分
ニッカウイスキー蒸留所から徒歩5分
店舗からのお知らせ
【BTS聖地巡礼のお客様へ】
ジミンさん・ジョングクさんが座られた席をご希望の方は、事前にお電話でご予約ください。できる限りご希望に添えるよう対応いたします。
【限定メニューについて】
「北島農場の豚なんこつ(バイカ)のスープカレー」は1日10食限定です。確実にお召し上がりになりたい方は、開店直後のご来店をおすすめします。
【営業時間】
ランチタイムのみの営業となります(11:30〜14:00)。ディナー営業は行っておりませんのでご注意ください。
【お支払いについて】
現金のみのお取り扱いとなります。クレジットカード・電子マネー・QRコード決済はご利用いただけません。
【混雑状況】
週末や観光シーズンは混雑が予想されます。お時間に余裕を持ってお越しください。
海ぞくは北海道余市郡余市町黒川町にあるスープカレー専門店です。JR余市駅から徒歩6分、ニッカウイスキー余市蒸留所から徒歩5分という好立地。 火曜日〜日曜日の11:30〜14:00にランチ営業のみ行っており、月曜定休。予算は¥1,000〜¥1,999で、北海道産食材を使用した本格スープカレーが楽しめます。 BTSのジミンとジョングクが訪れたことで知られ、聖地巡礼スポットとしても人気。1日10食限定の「北島農場の豚なんこつスープカレー」、定番の「チキン海ぞくカレー」「シーフード海ぞくカレー」など、 地元余市産の野菜をたっぷり使用したメニューが特徴です。全席禁煙、駐車場3台完備、テイクアウト可能、お子様連れ歓迎。 札幌の名店「こうひいはうす」のマスターの兄弟が営む本格派スープカレー店として、地元客・観光客双方から高い評価を得ています。