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📊 レビューの詳細分析
本場九州もつ鍋と函館海鮮の融合という独自性
箱館 食彩酒房 裏横丁は、函館という北海道の港町にありながら、福岡出身の大将が作る本場のもつ鍋を看板メニューに据えているユニークな店だ。もつ鍋に使用されるのは国産シマチョウで、最も脂がのった部位を厳選している点が特徴。醤油味と味噌味の2種類から選べる仕様となっており、どちらも九州から取り寄せた調味料を使用した本格的な味わいが評価の中心となっている。
興味深いのは、九州料理の専門店でありながら函館近郊で獲れる新鮮な海鮮も提供している点。刺身盛り合わせには、マグロ、サーモン、エビ、帆立、カンパチまたはブリ、北寄貝といった豊富な種類が含まれる。この「九州×北海道」という組み合わせが、他店にはない独自の魅力を生み出しているといえよう。
路地裏の隠れ家という立地とアットホームな雰囲気
店名の「裏横丁」が示す通り、この店は松風町駅から徒歩3分の路地裏に位置している。一見すると目立たない場所にあるが、それがかえって「知る人ぞ知る名店」という特別感を醸し出している。最寄り駅からのアクセスは良好で、函館市電の松風町駅から225mという近さも魅力だ。
店内の雰囲気について、多くのレビューでアットホームな空間という言葉が使われている。特に評価が高いのは、福岡出身の大将の人柄。「話し上手」「一人で行っても退屈しない」といったコメントが複数見られ、料理の美味しさだけでなく、大将とのコミュニケーションも楽しめる店であることが分かる。1階はリニューアルされており、カウンター席には地元の仕事帰りのサラリーマンも多く訪れているという。
九州食材へのこだわりと品質管理
裏横丁の料理における最大の特徴は、九州の素材を至る所に使用しているというこだわり。地鶏や地酒はもちろん、調味料に至るまで九州産を使用している徹底ぶりだ。宮崎地鶏は放し飼いで育てられ、米ぬかや虫など飼料にもこだわっているため、生産数は少ないが、その分脂身がさっぱりとした旨味のある肉になっているという。
もつ鍋の出汁について、「お肉の味はもちろん、モツの旨みが詰まった出汁も絶妙に美味しい」という評価が目立つ。具材には自家製のタレをつけて食べる方式で、〆には麺かおじやを選ぶことができる。この出汁の質の高さが、リピーターを生んでいる重要な要素になっているようだ。
特大エビの鬼瓦焼という看板メニュー
もつ鍋以外の人気メニューとして特筆すべきは、特大エビの鬼瓦焼(¥780)。特大のエビを贅沢に塩焼きで提供するこのメニューは、ホクホクの柔らかい身と、塩味の効いた味付けが海老本来の味わいと絶妙にマッチしていると評判だ。価格も780円とリーズナブルで、コストパフォーマンスの良さも評価されている。
他にも、博多辛子明太子、地鶏のタタキ、白身魚の天ぷら(キノコあんかけ)、エビチリなど、九州料理と海鮮料理のバラエティ豊かなメニューが揃っている。北海道ならではの「つぶ刺し」や「ほっけの干物」といった地元食材を使った料理も提供しており、観光客にとっても地元の味を楽しめる貴重な店となっている。
宴会コースの充実と飲み放題プラン
裏横丁は宴会利用にも力を入れており、2時間飲み放題付きの宴会コースを3種類用意している。4,000円、4,500円、5,000円という価格設定で、内容はもつ鍋、サラダ、刺盛(マグロ、サーモン、エビ、帆立、カンパチまたはブリ、北寄)、白身魚の天ぷら、地鶏のタタキ、エビチリ、〆の麺またはおじやなど、非常に充実している。
「もつ鍋や宮崎地鶏などの本場九州料理と、函館近郊でとれる新鮮魚介を両方楽しめる贅沢な宴会コース」という触れ込み通り、地元の方にも観光で訪れるお客様にも満足いただける内容になっているという評価が多い。料理の内容については相談に応じてもらえる柔軟性も備えており、幹事さんにとって心強い店といえる。
お通しの驚きと顧客サービスの質
レビューの中で特に印象的なのは、お通しに刺身が出ることもあるという記述。「お通しもちょっと驚くようなものが出てきて、それも楽しい」という評価があり、通常の居酒屋では考えられないような豪華なお通しが提供される可能性がある。これは大将のサービス精神の表れであり、客を喜ばせたいという姿勢の現れだろう。
また、シェフからのレコメンドとして「炭火串焼やまと 函館広小路店」の山鼻竜也氏が裏横丁を推薦している点も注目に値する。プロの料理人が「本場のもつ鍋がおいしいお店」と評価していることは、料理の質の高さを裏付ける重要な証拠といえる。
価格設定とコストパフォーマンス
平均予算は3,000円〜3,999円と、居酒屋としては標準的な価格帯。もつ鍋が1,400円、特大エビの鬼瓦焼が780円という価格設定を見ると、品質を考えれば十分リーズナブルな部類に入るだろう。「良心的なお値段で楽しめる」という評価が複数見られることから、地元客にとってコストパフォーマンスの良さは重要な魅力の一つとなっている。
宴会コースは4,000円〜5,000円で2時間飲み放題付きという内容で、料理の品数と質を考えると非常にお得な設定。観光客にとっても、函館の海鮮と九州料理を同時に楽しめてこの価格というのは魅力的な選択肢となっているようだ。
一人客からグループまで対応できる柔軟性
裏横丁の大きな強みは、一人客からグループまで幅広く対応できる点。カウンター席があり、「居心地も良く、良心的なお値段で楽しめるので、お一人様でもお気軽にお越しください」という公式の案内通り、一人での利用が歓迎されている。大将との会話を楽しみながら一人でもつ鍋を楽しむという贅沢な時間が過ごせるのは、この店ならではの魅力といえる。
一方で、個室も用意されているため、グループでの宴会や接待などにも対応可能。様々なシーンで利用できる汎用性の高さが、地元で長く愛される理由の一つとなっているのは間違いない。
営業時間と定休日の利便性
営業時間は17:00〜翌0:00で、ディナータイムのみの営業。ランチ営業はしていないが、夜遅くまで営業しているため、仕事帰りにゆっくりと立ち寄れる点は地元客にとって利便性が高い。定休日は火曜日のみで、ほぼ毎日営業している点も使い勝手が良い。
ラストオーダーは23:00とのことで、余裕を持って食事と飲酒を楽しめる時間設定となっている。函館の夜の街を楽しんだ後の締めの一軒としても、最初の一軒としても利用しやすい営業時間帯といえる。
総合評価
箱館 食彩酒房 裏横丁は、九州の本場料理と函館の新鮮海鮮という異色の組み合わせを実現した独創的な居酒屋。福岡出身の大将の人柄とホスピタリティ、国産シマチョウを使った本格もつ鍋、放し飼いの宮崎地鶏、函館近郊の新鮮魚介という高品質な食材、リーズナブルな価格設定、一人客からグループまで対応できる柔軟性、そして路地裏の隠れ家という特別感。これらすべてが融合し、地元客にも観光客にも愛される店となっている。食べログの評価は3.06点だが、訪れた人の満足度は非常に高く、リピーター率の高さからもその魅力が伺える。函館で九州料理と北海道の海鮮を同時に楽しみたいなら、ぜひ訪れるべき一軒といえるだろう。
📍 アクセス
函館市電 松風町駅より徒歩3分(225m)
JR函館駅より徒歩10分
〒040-0035
北海道函館市松風町8
専用駐車場なし
近隣のコインパーキングをご利用ください
詳細はお問い合わせください
店舗からのお知らせ
【本場九州のもつ鍋と函館の新鮮海鮮が楽しめる居酒屋】
◆福岡出身の大将が作る本場のもつ鍋(醤油味・味噌味)各¥1,400
◆国産シマチョウ使用・旨味たっぷりの出汁が自慢
◆宮崎地鶏のタタキ・炭火焼きなど九州の地鶏料理
◆函館近郊の新鮮魚介(刺身盛り合わせ・特大エビの鬼瓦焼¥780)
◆2時間飲み放題付き宴会コース¥4,000〜¥5,000
◆個室あり・一人客も大歓迎
【路地裏の隠れ家的居酒屋】松風町駅から徒歩3分の路地裏に佇む、アットホームな雰囲気の居酒屋です。地鶏や地酒はもちろん、調味料まで九州のものを使用したこだわりの九州料理と、函館の新鮮な海鮮料理の両方をお楽しみいただけます。1Fはリニューアル済みで、カウンター席には地元のサラリーマンも多数来店。お一人様でもお気軽にお越しください。
※ランチ営業は行っておりません。ディナータイムのみの営業となります。
箱館 食彩酒房 裏横丁は函館市松風町にある、もつ鍋・九州料理と函館海鮮が楽しめる居酒屋です。函館市電松風町駅から徒歩3分という好立地で、ディナータイムのみ営業(17:00〜翌0:00、定休日は火曜日)。 福岡出身の大将が作る本場のもつ鍋は国産シマチョウを使用し、醤油味と味噌味から選べます(各¥1,400)。 宮崎地鶏のタタキや炭火焼き、函館近郊の新鮮魚介(刺身盛り合わせ、特大エビの鬼瓦焼¥780など)、博多辛子明太子などの九州料理も充実。 2時間飲み放題付き宴会コースは¥4,000〜¥5,000で、個室も完備。路地裏の隠れ家的な雰囲気で、一人客からグループまで幅広く対応可能な人気店です。