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📊 レビューの詳細分析
自然派ワインという独自のコンセプト
おばんざいと自然なわいん杏’s barの最大の特徴は、ビオワインを中心とした自然派ワインへのこだわりにある。オーガニック栽培のブドウを使用し、添加物を最小限に抑えた自然な製法のワインを厳選して提供することで、健康志向の高い客層から絶大な支持を獲得。特筆すべきは2階に併設されたワインショップ「めぞねっと」の存在で、ここで購入したワインを1階のバーに1,650円の持込料で持ち込めるシステムは、他店にはない独創的なサービスとして高く評価されている。
おばんざいと北海道食材の魅力
店名にもある「おばんざい」は、日替わりで和洋中5種類程度を用意し、家庭的な優しい味わいが特徴。季節の北海道食材を活かした料理は、ワインとの相性も考慮されており、特にびほろ牛のソテーは柔らかく旨味たっぷりで、自然派ワインとの調和が見事だという評価が多数。槍烏賊とブロッコリーのソテーも新鮮な食材の食感を活かした逸品として人気を博しており、地元函館の海の幸を存分に楽しめる点が強みとなっている。
完全禁煙という貴重な価値
函館市内の飲食店において完全禁煙を実施している店舗は依然として少数派である中、杏’s barは開業当初から全席完全禁煙を貫いている点で際立つ。このポリシーは非喫煙者や健康志向の客から「函館では貴重な存在」「安心してゆっくり食事とワインを楽しめる」と称賛される要因となっており、特に女性客や家族連れからの支持が厚い。ワインの香りや料理の繊細な味わいを十分に堪能できる環境として、この選択は店舗のブランディングにおいて重要な役割を果たしている。
北海道名物料理の評価
ツブカルゴは北海道を代表する貝料理として、ガーリックバター風味で提供され「絶品」という評価を獲得。かにみそグラタンも濃厚な味わいで人気が高く、これらの北海道らしいメニューが観光客にも地元客にも愛される理由となっている。自家製ピッツァは生地から手作りし、ワインバーでありながら本格的なイタリアンの要素も取り入れることで、メニューの多様性を実現している点も評価されている。
オーナー夫婦のホスピタリティ
レビューの多くで触れられているのが、ワイン好きの店主さんと気さくな奥さんとの会話の楽しさ。ワイン初心者に対しても丁寧に説明し、その日のおばんざいや料理に合うワインを提案してくれるサービスは、リピーターを生む大きな要因となっている。「お店の方との会話も楽しかった」「また伺います」といった声が多数を占め、単なる飲食提供以上の価値を提供していることが明らか。
立地とアクセスの評価
市電「五稜郭公園前」駅から徒歩6分という立地は、観光客にも利用しやすく、地元民にとっても気軽に立ち寄れる距離感。高砂通りという分かりやすい場所にあり、牛若さんの並びという目印も明確。ただし駐車場がないため、公共交通機関の利用が推奨される点は事前の確認が必要だ。
価格帯とコストパフォーマンス
平均予算は2,500〜3,999円と、ワインバーとしてはリーズナブルな価格設定。グラスワインが700〜1,200円程度、おばんざいが400〜800円程度という価格は、「気軽に立ち寄れる」「リーズナブル」という評価につながっている。ただし自然派ワインは一般的なワインより価格が高めになることもあり、ボトルで注文する際は予算を確認しておくことが推奨される。
店内の雰囲気と座席構成
カウンター席とテーブル席を備えた店内は、おしゃれで落ち着いた雰囲気。一人客でも気軽に入れるカウンター席は、常連さんとの交流も生まれやすく、コミュニティ的な要素も持ち合わせている。扉がガラス張りではないため、外から中の様子が見えにくいという点は、初訪問時に若干の緊張感を生むものの、「隠れ家的」という好意的な評価にもつながっている。
寺田本家の自然酒という付加価値
ワインだけでなく、寺田本家の自然酒も販売・提供している点は、自然派・オーガニック志向という店舗コンセプトを日本酒にまで拡張した独自性の表れ。添加物を一切使わない伝統製法の日本酒は、ワイン派だけでなく日本酒好きの客層にもアピールし、客層の幅を広げることに成功している。
営業時間と定休日の考察
18:00〜24:00の営業時間は、ディナータイムと夜のバータイムをカバーしており、仕事帰りの一杯から、ゆっくりとした食事、深夜までの飲み会まで幅広いニーズに対応。火曜定休と月曜不定休という設定は、週末の営業を確保しつつ、オーナー夫婦の休息も確保するバランスの取れた運営方針といえる。ただし月曜の営業状況は事前確認が推奨される。
改善点と今後の展望
口コミ数が比較的少ないことから、認知度向上の余地は大きい。InstagramなどSNSでの発信を強化することで、自然派ワインやおばんざいの魅力をより広く伝えられる可能性がある。また、ランチ営業や昼間のワインショップ営業時間の拡大なども、新たな客層開拓の機会となりうるだろう。現状の高い顧客満足度を維持しながら、徐々に認知を拡大していくことが今後の成長戦略として期待される。
総合評価
おばんざいと自然なわいん杏’s barは、自然派ワインという明確なコンセプト、北海道食材を活かしたおばんざいと料理、完全禁煙という貴重な環境、オーナー夫婦の温かいホスピタリティという4つの柱で、函館市内において独自のポジションを確立している。ワイン初心者から上級者まで幅広く楽しめる懐の深さと、一人客でも気軽に立ち寄れる居心地の良さが最大の魅力だ。函館において、健康的で質の高い飲食体験を求める客にとって、まさに理想的な隠れ家的ワインバーといえよう。
📍 アクセス
函館市電2系統 五稜郭公園前駅より徒歩6分
高砂通り沿い、牛若さんの並び
〒040-0052
北海道函館市本町10-10
専用駐車場なし
近隣のコインパーキングをご利用ください
詳細はお問い合わせください
TEL: 0138-55-5680
店舗からのお知らせ
【自然派ワインとおばんざいの店】
◆1階:ワインバー「杏’s bar」18:00〜24:00営業
◆2階:ワインショップ「めぞねっと」17:00〜24:00(土曜13:00〜)
◆2階で購入したワインは1,650円(税込)で1階にお持込み可能
◆完全禁煙でゆっくりお楽しみいただけます
◆グラスワイン6種類程度・日替わりおばんざい和洋中5種類程度
◆サッポロ黒ラベル生・角ハイボールもございます
◆寺田本家の自然酒も販売しています
【お一人様も大歓迎】
カウンター席もございますので、お一人でもお気軽にどうぞ。
自然派ワインについてのご質問もお気軽にお声がけください。
【定休日】火曜日、月曜不定休(営業状況はお電話またはInstagramでご確認ください)
おばんざいと自然なわいん杏’s barは函館市本町にある自然派ワイン専門のワインバーです。市電五稜郭公園前駅から徒歩6分の好立地で、18:00〜24:00のディナータイム営業(定休日:火曜日、月曜不定休)。 平均予算は¥2,500〜¥3,999で、自然派ワイン(ビオワイン)を中心にグラスワイン6種類程度と日替わりおばんざい(和洋中5種類程度)を提供。 2階にはワインショップ「めぞねっと」を併設し、購入したワインを1,650円で1階バーにお持込み可能という独自のシステムが特徴。 北海道食材を使用した料理(びほろ牛、槍烏賊とブロッコリーのソテー、ツブカルゴ、かにみそグラタン、自家製ピッツァなど)と自然派ワインのペアリングを楽しめます。 完全禁煙で一人客も歓迎、カウンター席・テーブル席あり。寺田本家の自然酒も販売。オーナー夫婦の温かいホスピタリティも魅力の隠れ家的ワインバーです。