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まるたま小屋|函館元町の本格ロシア料理カフェ【完全ガイド】古民家で味わう絶品ピロシキ

まるたま小屋

まるたま小屋

カフェ・ロシア料理 函館元町
4.3
⭐⭐⭐⭐
多数のレビュー
料理
サービス
雰囲気
コスパ
🕐

営業時間・定休日

営業時間 11:00〜18:00(L.O. 17:30)
定休日 火曜日・水曜日(仕込み日含む)
祝日営業 営業(火・水を除く)
💴

価格・お支払い

平均予算 ¥600〜¥999
焼きピロシキ ¥200〜¥300(1個)
ボルシチセット ¥600〜¥800
支払方法 現金のみ カード不可
🏠

設備・サービス

店舗タイプ 古民家リノベーションカフェ(築80年)
席数 イートインスペース有り
喫煙 完全禁煙
その他 テイクアウト可 駐車場なし 子連れOK 雑貨販売
📞

ご予約・お問い合わせ

電話番号 0138-76-3749
FAX 0138-76-3749
メール marutama.square@gmail.com
公式サイト 公式サイト
Instagram @marutamagoya

💬 お客様の声

🎭
2025年
⭐⭐⭐⭐⭐
ロシアの知人の家を訪問したような、初めて訪れたのにほっとする空間でした。マトリョーシカが置かれた棚、手作り感のあるテーブル。提供される料理も、ボルシチ、ロールキャベツ、焼きピロシキなど、家庭料理のような温かさがあります。店主の北見さんの人柄が溢れる素敵なお店だと感じました。
🍴
2024年
⭐⭐⭐⭐⭐
ピロシキは生地がもちもちしていて、具材もたっぷり入っていて大満足!スパイシートマトラムはラム臭さがなく、トマトの酸味とスパイスが絶妙で食欲が止まりませんでした。シャケクリームチーズは甘めのクリームにチーズと鮭の塩気が効いていてとても美味しかったです。バルミューダトースターで温め直してくださり、まるで焼きたてのような美味しさを楽しめました。
🌍
2023年
⭐⭐⭐⭐⭐
ロシア出身の方が「地元のピロシキよりも美味しい!」と言っていたという話を聞いて訪問。本当にその通りでした!ボルシチは北海道産ビーツをじっくりグリルしてから煮込んでいるそうで、素材の甘さが引き立っています。味付けは塩のみなのに、野菜とお肉の出汁だけでこんなに美味しいのかと驚きました。店内も可愛いロシア雑貨がいっぱいで、異国情緒を楽しめます。
📚
2022年
⭐⭐⭐⭐
函館観光中に偶然発見。外観は少し怪しげですが(笑)、店内はかわいい雑貨や本がいっぱいあってとても素敵でした。ピロシキとボルシチのセットをいただきましたが、ピロシキはサーモンとチーズのものを選択。北海道産の食材をふんだんに使っていて、地元の味を楽しめます。テイクアウトもできるので、函館山ロープウェイや元町散策のお供にも最適です。

📊 レビューの詳細分析

店舗の独自性と歴史的背景

まるたま小屋は2015年4月、函館元町の築80年の古民家を再生させたロシア料理専門カフェとして誕生した。店主の北見伸子さんは、かつて函館に存在した有名ロシア料理店の焼きピロシキに魅了され、自らウクライナまで渡航して本場の味を研究。日本ウクライナ文化交流協会北海道支部長も務める北見さんの情熱が、この店のすべてに息づいているといえよう。店名「まるたま小屋」は「まるごと卵がかえる場所」という意味を持ち、若者が社会に出るための支援という理念も込められている点が特筆に値する。

本格派ピロシキの完成度

当店最大の特徴は焼きピロシキの完成度の高さにある。日本では揚げピロシキが一般的だが、本場ロシアでは焼きが主流。北見さんはウクライナ・キエフのピロシキ店まで足を運び、現地で食べ歩きを重ねて研究を行った。その結果完成したピロシキは「ロシア出身者が地元よりも美味しいと驚いた」というエピソードが複数のレビューで語られるほど。白神こだま酵母から手作りした生地は、もっちりとした食感と適度な弾力を持ち、冷めても美味しく食べられるよう工夫が凝らされている点が評価を集めている。

道産食材へのこだわり

ピロシキの具材には北海道産食材を積極的に採用。特に人気の「エゾ×エゾ」は知床産エゾシカ肉と厚沢部町産エゾマイタケを使用し、北海道の大地の恵みを存分に味わえる一品として高い評価を獲得。一番人気の「しゃけクリームチーズ」は、道産じゃがいも・クリームチーズ・鮭・ほうれん草を組み合わせ、「函館人とロシア人の両方に支持される」という興味深い評価を受けている。七飯町産リンゴを使用した「塩バターりんご」は、スイーツ感覚で楽しめる甘じょっぱい味わいが好評だ。

ボルシチの本格性

ボルシチもまた店の看板メニュー。道内の農家と契約し、定期的に仕入れる北海道産ビーツは、ただ切って煮込むのではなく、オーブンでじっくりグリルすることで甘さを引き出すという一手間を惜しまない。豚肉の出汁に函館近郊産の野菜を入れて煮込み、味付けは塩のみというシンプルさ。それでいて「野菜とお肉の出汁だけでこんなに美味しいのか」という驚きの声が多数寄せられており、素材の持つ力を最大限に引き出す調理技術の高さが伺える。ボルシチとピロシキのセット(600〜800円)は、コストパフォーマンスの観点からも高く評価されている。

店内の雰囲気と空間デザイン

内装は、ロシアの人々が週末を過ごす東屋「ダーチャ」をイメージ。函館在住の空間アーティストの協力により実現したという店内は、「初めて訪れたのにほっとする」「ロシアの知人の家を訪問したような」と表現される居心地の良さを実現。マトリョーシカが並ぶ棚、手作り感のあるテーブル、すりガラスがはめ込まれた欄間など、古民家ならではの趣を残しつつ、東欧の温かみを感じさせる空間づくりが成功している。窓辺のカウンター席からは函館元町の街並みが見おろせ、時間を忘れてのんびり過ごせる環境が整っているのだ。

店主の人柄とホスピタリティ

北見さんの温かい人柄も、多くのレビューで言及される要素。「とても気さくな方」「オーナーの人柄で気にならなくなる」といった評価が示すように、店主と客との距離感の近さが心地よい空間を生み出している。メニューにないアイスコーヒーを頼んだ客に対し、快く作って提供したというエピソードや、困っているバックパッカーを店の2階に泊めて歓待したという話は、北見さんの人間性の豊かさを物語る逸話として記憶に残る。

テイクアウトへの対応力

ピロシキは全てテイクアウト可能な設計。元町散策や函館山観光の途中に立ち寄り、持ち帰って景色を眺めながら食べるという楽しみ方も提案されている。「バルミューダトースターで温め直してくれた」というレビューが示すように、持ち帰り客への配慮も行き届いている。冷めても美味しく食べられるレシピ設計は、テイクアウト需要を見据えた戦略的な商品開発の結果といえよう。

立地とアクセスの優位性

函館山ロープウェイ山麓駅から徒歩1〜2分という抜群の立地は、観光客にとって大きな魅力。函館聖ヨハネ教会や聖ハリストス正教会などの観光スポットも徒歩圏内にあり、元町散策のコースに組み込みやすい位置づけだ。ただし駐車場がないため、車での訪問者は近くの函館市観光駐車場(函館山ロープウェイ近く)を利用する必要がある点には注意が必要。

価格設定の妥当性

ピロシキ1個200〜300円、ボルシチセット600〜800円という価格設定は、「コストパフォーマンスが良い」という評価を獲得。本格的なロシア料理を手頃な価格で楽しめる点が、リピーター獲得につながっている。一人あたりの平均予算は1,000円以下に収まるため、軽いランチや散策中の軽食として気軽に利用できる価格帯といえる。

ロシア・東欧雑貨の販売

店内ではロシアや東欧の雑貨も販売。マトリョーシカをモチーフにした作品や羊毛製品、地元作家とのコラボ作品など、食事以外の楽しみも提供。「可愛い雑貨や本がいっぱいあって素敵」という評価が示すように、カフェとしての機能と雑貨店としての魅力を兼ね備えた複合的な空間づくりに成功している。

改善点と課題

数少ない改善点として、「外観が少し怪しい」という第一印象の問題が挙げられる。ただしこれは実際に入店すると払拭される程度のもので、むしろ隠れ家的な魅力として機能している側面もあり、大きなマイナス要因とはなっていない。また、現金のみの支払いという点は、キャッシュレス決済が普及する現代においては若干の不便さを感じさせる可能性がある。

文化交流の拠点としての役割

北見さんが日本ウクライナ文化交流協会北海道支部長を務めていることからも分かるように、この店は単なる飲食店を超えた文化交流の拠点としての側面を持つ。店内には函館のタウン情報が載ったフリーペーパーや書籍も置かれ、地域の情報発信基地としても機能。隣接する「まるたまスクエア」では週末にイベントも開催され、食を通じた地域コミュニティの形成に貢献している。

総合評価

まるたま小屋は、本格的なロシア料理北海道産食材へのこだわり温かみのある空間店主の魅力的な人柄手頃な価格設定優れた立地という6つの強みを持つ。古民家再生という物理的な価値創造と、文化交流という社会的な価値創造を同時に実現している点において、函館を代表する個性的なカフェとしての地位を確立したといえよう。観光客だけでなく、地元客からも愛される店として、函館の食文化に新たな彩りを加えている存在だ。

📍 アクセス

🚃
最寄り駅
函館市電「十字街」駅より徒歩10分
函館山ロープウェイ山麓駅より徒歩1〜2分
🏢
住所
〒041-0054
北海道函館市元町2-3
🚗
駐車場
専用駐車場なし
近隣の函館市観光駐車場をご利用ください
バリアフリー
古民家改装のため段差あり
詳細はお問い合わせください
📢

店舗からのお知らせ

【まるたま小屋の特徴】
◆築80年の古民家をリノベーション:ロシアの東屋「ダーチャ」をイメージした温かみのある空間
◆本場仕込みの焼きピロシキ:店主がウクライナで研究を重ねた本格的な味
◆北海道産食材へのこだわり:エゾシカ肉、エゾマイタケ、道産ビーツなど地元食材を使用
◆テイクアウト可能:元町散策や函館山観光のお供にも最適
◆ロシア・東欧雑貨も販売:マトリョーシカなどの可愛い雑貨も取り扱い

【店主について】
店主の北見伸子さんは日本ウクライナ文化交流協会北海道支部長を務め、ロシア・東欧文化の普及に尽力。ウクライナで実際にピロシキを研究し、「地元のピロシキよりも美味しい」とロシア出身者からも高評価を得ています。

【アクセス抜群】
函館山ロープウェイ山麓駅から徒歩1〜2分、聖ヨハネ教会から数軒隣という観光に便利な立地。元町散策の休憩スポットとして最適です。

まるたま小屋は函館元町にある本格ロシア料理カフェです。築80年の古民家を改装し、2015年4月にオープン。 店主の北見伸子さんがウクライナで研究を重ねた焼きピロシキ(200〜300円)と、北海道産ビーツを使用したボルシチ(セット600〜800円)が看板メニュー。 エゾシカ肉やエゾマイタケなど道産食材を使用したピロシキは、ロシア出身者からも「本場より美味しい」と絶賛される味。 函館山ロープウェイ山麓駅から徒歩1〜2分という抜群の立地で、元町観光の休憩スポットとして最適です。 イートイン・テイクアウト両方可能で、店内ではロシア雑貨も販売。 営業時間は11:00〜18:00、定休日は火曜日・水曜日。現金のみの支払いとなります。