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📊 堂守豆富店の魅力を徹底分析
60年以上続く伝統の製法
堂守豆富店は1960年頃の創業以来、60年以上にわたって函館市民に愛され続けている老舗豆腐店だ。知内町出身の初代・堂守政一さんが住み込みで働いていた豆腐店を継承し、現店名へ変更して創業。現在は3代目の信行さんが店を守っている。信行さんは元公務員という異色の経歴を持ち、外から店を見て考え方が変わり、2代目で父の哲雄さんが病に倒れたことも後押しとなって13年ほど前から製造を担当するようになった経緯を持つ。
澄まし粉を使用した独自の製法
堂守豆富店最大の特徴は、創業以来変わらぬ製法で、にがりではなく澄まし粉のみを使って凝固させるという点にある。この製法は京とうふなどと同様で、つるんとした食感を生み出している。しかし食感だけでなく、食べた瞬間にゴマ豆腐を連想させるほど大豆の味が濃厚なのが特徴だ。絹ごし豆腐でありながらしっかりとした食感を実現し、濃厚な大豆の味わいとなめらかな舌触りは食卓の主役としても脇役としても活躍する。多くの客が「冷奴として余計な具材をのせずに、わさび醤油などで豆腐そのままの味を楽しんでほしい」と口を揃えるのは、豆腐本来の味わいに自信を持っているからに他ならない。
早朝4時からの豆腐作り
豆腐作りは早朝4時から開始される。この時間から作業を始めることで、朝8時の開店時には出来立ての豆腐を提供できる体制を整えている。信行さんは「豆腐作りは工程も多く大変な仕事。味や食感など守るべきところは守って効率化を図り、できるだけ長く続けられるよう力を尽くしていきたい」と語り、伝統と革新のバランスを取りながら日々試行錯誤を凝らしているのだ。
豊富な商品ラインナップ
店の看板商品である「とうふ」(220円)に加え、海洋深層水を使用した「寄せどうふ」(240円)も人気を集めている。さらに手作り総菜も充実しており、カラリと揚げた「とうふコロッケ」(110円)は人気商品で遅い時間に行くと売り切れになることもあるという。あっさりヘルシーで、少しだけ具材が入っているがほぼ豆腐に衣がついたような感覚で、罪悪感なくバクバク食べられると評判だ。
名物「野菜巾着」の魅力
具だくさんの「野菜巾着」(230円)は店頭の大鍋にどんと入って置かれており、一つ一つがとても大きいのが特徴。油揚げの中にモヤシ・玉ねぎ・豆腐・シラタキ・ひき肉・ショウガなど様々な具材が入っていて、たっぷりのつゆで煮込まれている。購入するとそのたっぷりのつゆと一緒に袋に入れてもらえるのが嬉しいポイントで、変わらぬ味を求めて遠方から足を運ぶ常連客も多い逸品となっている。
おからとおからコロッケ
「おから」は大きなサイズと小さな少量サイズの両方で販売されており、少量だけ購入したい方にも配慮されている。しっとりとした食感で本当に美味しく、癖になる味わいだ。また水曜日限定で販売される「おからコロッケ」は、しっかりと味付けされているのでそのまま食べても美味しく、健康志向の客から特に支持を集めている。
油揚げの品質と評判
堂守豆富店の油揚げは、函館の人気店「はるの餅」のお稲荷さんにも使用されているという実績がある。これは油揚げの品質の高さを物語っており、プロの料理人からも信頼されている証拠だ。カラリと揚げた手作り油揚げは、そのままでも料理に使っても美味しく活用できる。
中島廉売という立地の利点
店舗は中島廉売(なかじまれんばい)の中にあり、立ち食いと持ち帰り寿司で有名な「シゲちゃんすし」の隣に位置している。中島廉売は函館市民にとって馴染み深い市場で、山菜やタケノコ、アイヌネギ(行者ニンニク)なども販売される地元密着型の商店街だ。駐車場も完備されているため、車でのアクセスも便利である。
昭和の雰囲気を残す店構え
商店街の中にある昭和の風情を残す店構えで、店内も昔の雰囲気がそのまま残っている。縦長の作業場は所狭しと豆腐や揚げを作る機械が並んでおり、大豆を潰す機械もあって手作りで作っていることが一目でわかる。床は水はけを良くするように斜めに作られており、職人の工夫が随所に見られる。店頭には水槽が置いてあり、そこに豆腐が泳いでいる光景も趣がある。
価格設定の妥当性
豆腐が220円、寄せどうふが240円、とうふコロッケが110円、野菜巾着が230円という価格設定は、手作りで高品質な商品を提供していることを考えれば非常にリーズナブルだ。遠方から足を運ぶ常連客が多いという事実は、価格以上の価値を感じている客が多いことの証明となっている。
営業時間と定休日
朝8時から18時までの営業で、定休日は日曜日のみ。朝8時から開いているため、遅めの朝食にも間に合うのが嬉しいポイントだ。人気商品は午後になると売り切れることもあるため、確実に購入したい場合は早めの時間帯に訪れることをおすすめする。
地域に根ざした存在
堂守豆富店は単なる豆腐店というだけでなく、函館の食文化を支える重要な存在となっている。3代にわたって守られてきた味は、函館市民の食卓に欠かせないものであり、これからも地域に愛され続けることだろう。信行さんが「できるだけ長く続けられるよう力を尽くしていきたい」と語るように、この伝統が次の世代へと受け継がれていくことを期待したい。
総合評価
堂守豆富店は創業以来60年以上続く伝統製法、澄まし粉を使用した独自の豆腐作り、豊富な手作り総菜のラインナップ、リーズナブルな価格設定という4つの強みを持つ。早朝4時からの豆腐作りに始まる職人の姿勢と、伝統を守りながらも効率化を図る柔軟性が、60年以上にわたって函館市民に愛され続けている理由なのだ。中島廉売という立地の良さも相まって、函館を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい名店である。
📍 アクセス
函館市電 堀川町駅より徒歩3分
〒040-0052
北海道函館市中島町14-10(中島廉売内)
Nakajima-cho 14-10, Hakodate, Hokkaido
中島廉売の駐車場をご利用ください
※満車の場合もありますのでご注意ください
「シゲちゃんすし」の隣
中島廉売の通り沿い
店舗情報
【創業60年以上の老舗豆腐店】
◆澄まし粉を使用した創業以来変わらぬ製法
◆絹ごしながらしっかりとした食感と濃厚な大豆の味わい
◆早朝4時から豆腐作りを開始、朝8時から営業
◆人気商品:とうふ(¥220)、寄せどうふ(¥240)、とうふコロッケ(¥110)、野菜巾着(¥230)
◆水曜日限定:おからコロッケ
◆中島廉売内で駐車場完備
【3代目店主・信行さんからのメッセージ】
豆腐作りは工程も多く大変な仕事ですが、味や食感など守るべきところは守って効率化を図り、できるだけ長く続けられるよう力を尽くしていきます。冷奴として、豆腐そのままの味を楽しんでいただければ幸いです。
※人気商品は売り切れになることがありますので、お早めにご来店ください。
堂守豆富店は函館市中島町の中島廉売にある創業60年以上の老舗豆腐店です。堀川町駅から徒歩3分の立地で、朝8時から18時まで営業(定休日:日曜日)。 創業以来変わらぬ製法で、にがりではなく澄まし粉のみを使って凝固させる豆腐は、絹ごしながらしっかりとした食感が特徴です。濃厚な大豆の味わいとなめらかな舌触りで、食卓の主役としても脇役としても活躍します。 人気商品は「とうふ」(220円)、海洋深層水使用の「寄せどうふ」(240円)、「とうふコロッケ」(110円)、具だくさんの「野菜巾着」(230円)など。 早朝4時から豆腐作りを開始し、3代目店主の信行さんが伝統の味を守り続けています。シゲちゃんすしの隣、中島廉売駐車場完備で車でのアクセスも便利です。