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五島軒 プロミエル・カモイ十字街店|明治創業の伝統アップルパイ【完全ガイド】

五島軒 プロミエル・カモイ十字街店

五島軒 プロミエル・カモイ十字街店

カフェ・スイーツ 函館 十字街
3.6
⭐⭐⭐⭐
複数レビューサイトの総合評価
料理
サービス
雰囲気
コスパ
🕐

営業時間・定休日

営業時間 10:00~18:00
定休日 月曜(一部期間除く)、1月1日・2日休店
備考 カフェコーナーあり(ケーキ・コーヒー・紅茶)
💴

価格・お支払い

ケーキ価格帯 ¥200台〜(お手頃価格)
アップルパイ ホール・カット・スティック各種あり
支払方法 現金 クレジットカード
🏠

設備・サービス

駐車場 あり(店舗近く2台分)
店舗タイプ 洋菓子専門店・カフェ併設
テイクアウト 可能
お土産販売 レトルトカレー各種あり
📞

ご連絡先・アクセス

電話番号 0138-23-3560
最寄り駅 函館市電「十字街」電停から徒歩1分
公式サイト 五島軒公式サイト

💬 お客様の声

A
2025年
⭐⭐⭐⭐
五島軒といえばカレーが有名ですが、こちらの洋菓子店は老舗ならではの品質の高さが感じられます。アップルパイはマラスキーノ酒とシナモンで味付けされたりんごがたっぷり入っていて、サクッとしたパイ生地との相性が抜群。正統派の味わいで、歯ごたえの残るリンゴの食感も楽しめます。
B
2024年
⭐⭐⭐⭐
ケーキが200円台中心でお手頃価格なのが嬉しい。ダックワーズは甘すぎず上品な味わいで、アーモンドの香りが豊かです。素材の良さが感じられる逸品。カフェコーナーではケーキとコーヒーや紅茶を楽しめて、ゆっくりとした時間を過ごせます。
C
2024年
⭐⭐⭐⭐
北海道ブリュレチーズケーキは北海道産クリームチーズ100%使用で、コクのある甘さ控えめな味わいが魅力。チーズの風味がしっかりしていて、コーヒーと一緒にいただくと最高です。レトルトカレーも豊富な種類が揃っていて、スーパーでは手に入らない珍しい商品もあります。

📊 レビューの詳細分析

明治創業の伝統と格式

五島軒プロミエル・カモイ十字街店は、1879年(明治12年)創業という長い歴史を誇る老舗レストラン・五島軒の洋菓子専門店として、函館の洋食文化を担う重要な存在。本店からほど近い電車通り沿いに位置し、140年以上にわたって受け継がれてきた伝統の技と味を、より気軽に楽しめる場として多くの市民や観光客から支持を集めている。

店名に込められた歴史的背景

「プロミエル・カモイ」という店名には興味深い由来がある。「プロミエル」はフランス語で「第一」を意味し、五島軒の品質へのこだわりを表現。「カモイ」は五島軒二代目経営者・若山徳次郎氏の持ち馬で、1930年に函館競馬場でデビューし、1937年の中山競馬場での引退まで27戦20勝、2着6回、3着1回、着外なしという驚異的な成績を残した名馬の名前だ。この馬の獲得賞金はドイツ製の肉加工機器の購入に充てられ、店の発展に大きく貢献。1988年の店舗改称時にこの名馬への敬意を込めて名付けられ、現在も本店メモリアルホールにカモイの絵が大切に保存されている。

伝統のアップルパイが紡ぐ物語

店の看板商品であるアップルパイは、マラスキーノ酒とシナモンで味付けしたりんごをたっぷり使用した五島軒伝統の逸品。「サクッとしたパイ生地にしっかりした甘さの焼きりんごがほどよく詰まっている」という評価が示すように、正統派の味わいを守り続けている点が高く評価されている。パイ生地と比べてりんごの比率が高く、「1切れで結構満足できる」という声も多数。「歯ごたえの残るりんごがたっぷりで美味しい」「インパクトがあるというほどではないが、正統派のアップルパイとして老舗五島軒らしいお味」といった評価からは、派手さよりも確かな技術に裏打ちされた安定した品質が支持されている様子が窺える。

スティックアップルパイの革新性

伝統を守りながらも現代のニーズに対応する姿勢を示すのがスティックアップルパイの存在だ。人気のアップルパイを食べやすいスティック状に加工し、「散策の途中で購入される方も多い」という評価通り、観光客の街歩きにも最適な商品として機能。1日数量限定という希少性も相まって、人気の高い商品となっている。この商品開発は、伝統の味を守りながらも時代のニーズに柔軟に対応する五島軒の経営姿勢を象徴していると言えよう。

函館伝統菓子ミルフェの魅力

カスタードクリームをはさんだパイをスポンジケーキで包み、アプリコットジャムをかけたミルフェは、函館の洋菓子文化を象徴する伝統菓子として知られる。この独特の構造と味わいは、五島軒が長年にわたって培ってきた洋菓子製造技術の結晶であり、函館という土地の洋食文化の深さを物語る商品となっている。ホールサイズでも提供されており、「お使い物にも便利」という評価の通り、贈答品としても高い人気を誇る。

北海道素材を活かしたチーズケーキ

北海道ブリュレチーズケーキは、北海道産クリームチーズを100%使用した濃厚なベイクドチーズケーキの表面をキャラメリーゼして香ばしく仕上げた現代的な商品。「コクのある甘さ控えめな味わいで、チーズなどの風味も好ましい」という評価が示すように、北海道の優れた乳製品を活かした商品開発により、伝統と革新を両立させている点が評価されている。

ショコラ系商品の充実ぶり

ショコラトルテは濃厚なチョコレートの風味を堪能できる商品として、チョコレート好きから特に支持を集めている。サイドにナッツがデコレーションされており、「食感に面白味も出て香ばしさもあるため、2度楽しめる1品」という評価の通り、単調になりがちなチョコレートケーキに変化をもたらす工夫が施されている。同様にショコラチーズケーキはベルギー製ダークチョコレートを使用した濃厚チーズケーキとして、高級感のある味わいを実現している。

上品な味わいのダックワーズ

ダックワーズについては「甘すぎないし上品な味わい」「素材の良さを感じる」「アーモンドの香る」といった評価が集まっており、老舗の技術力の高さが窺える。「お茶の時間にリラックスに」最適という声も多く、日常使いできる洋菓子として機能している点も評価が高い。全国的にも有名な五島軒の洋菓子として、その品質の高さが認知されている。

価格設定の妙味

ケーキ類が200円台中心という価格設定は、老舗の品質を保ちながらも「お手頃価格」として多くの顧客から評価されている。この絶妙な価格設定により、特別な日だけでなく日常的にも気軽に利用できる店として機能。「意外とお安くってビックリ」という声も聞かれ、期待以上のコストパフォーマンスを実現している点が高評価につながっている。

カフェ機能の付加価値

店内にはカフェコーナーも併設されており、「ケーキなどのスイーツにコーヒー、紅茶をいただくことができる」環境が整備されている。「自慢のアップルパイも小分けでいただくことができる」という点は、気軽に名物を味わえる機会を提供しており、観光客にとっても利用しやすい。ただし「思ったよりも大きくなく、新しくもない」という指摘もあり、大規模なカフェというよりは落ち着いた雰囲気の空間として機能している模様。

カレー商品の豊富な品揃え

五島軒といえばカレーが有名だが、この店舗でもレトルトカレーを豊富に取り揃えている。「お土産屋やスーパーでも販売していることがあるが、そこでは手に入らない種類のカレーも販売していた」という評価の通り、直営店ならではの品揃えの豊富さが魅力。「洋風カレーおかき」も「カレーの香りが鼻孔を刺激し、食べだすと止まりまへ〜ん」と評され、ユニークなお土産品として人気を博している。

立地の優位性と駐車場対応

函館市電「十字街」電停から徒歩1〜3分という抜群の立地は、観光客にとって非常にアクセスしやすい環境。「十字街電停から近く電車通り沿い角に在る白い」建物として視認性も良好だ。さらに「店舗の近くに2台分」の駐車場を確保しており、車での訪問にも対応。限られたスペースながら駐車場を設けている点は、地元客への配慮として評価できる。

商品ラインナップの変遷

以前は「リングクッキー」という商品があったが、現在は「函館スーシュカ」という商品に変更されている。「箱が大きくなって値段も高くなってる、買いづらい」という声もあり、すべての変更が肯定的に受け止められているわけではない。しかし全体としては商品開発を続けながら、伝統の味を守り続ける姿勢が評価されている。

季節商品への対応

「現在は夏スイーツ第1弾として、期間限定で3種類のゼリーが販売されていた」という情報が示すように、季節に応じた商品展開も行っている。この柔軟な商品開発姿勢は、老舗でありながら時代のニーズに対応する企業努力の表れといえる。

お土産需要への対応力

「種類豊富で選ぶ楽しさのあるレトルトカレーや缶詰、地元函館の洋食文化を楽しめるスイーツでお土産にもピッタリな商品」が豊富に揃えられており、観光客のお土産需要にしっかりと対応。「五島軒が扱うあらゆる商品が揃えられている」という評価の通り、五島軒ブランドの総合的な窓口としても機能している。

改善の余地がある点

肯定的な評価が大半を占める一方、「アップルパイのみ売り切れ」という状況も報告されており、人気商品の在庫管理には課題が残る。また「フレッシュなアイディアの商品がほとんど見当たらない」という指摘もあり、伝統を守りつつも新商品開発のバランスをどう取るかという課題も浮かび上がる。

総合評価

五島軒プロミエル・カモイ十字街店は、140年以上の伝統を守りながらも現代のニーズに対応する柔軟性を持ち合わせた稀有な店舗といえる。正統派の味わいを守り続けるアップルパイやミルフェといった伝統商品と、北海道ブリュレチーズケーキのような現代的な商品が共存し、幅広い顧客層のニーズに応えている。200円台中心という手頃な価格設定、十字街電停から徒歩1分という抜群の立地、豊富な商品ラインナップ、そして老舗ならではの確かな品質という4つの強みを活かし、函館の洋菓子店として確固たる地位を築いている。観光客の一時的な利用だけでなく、地元客の日常的な利用にも対応できる店舗として、函館の食文化を支え続ける重要な存在であり続けているのだ。

📍 アクセス

🚃
最寄り駅
函館市電「十字街」電停より徒歩1分
電車通り沿い角の白い建物
🏢
住所
〒040-0053
北海道函館市末広町5-20
🚗
駐車場
あり(店舗近く2台分)
「五島軒」の表示が目印
🏛️
周辺施設
五島軒本店まで徒歩約2分
函館観光エリア内
📢

店舗からのお知らせ

【1879年(明治12年)創業の老舗洋食レストラン直営店】
五島軒の伝統の味を気軽にお楽しみいただける洋菓子専門店です。

◆看板商品のアップルパイは、マラスキーノ酒とシナモンで味付けしたりんごをたっぷり使用
◆ケーキ類は200円台中心でお手頃価格
◆カフェコーナー併設でゆっくりお過ごしいただけます
◆五島軒名物のレトルトカレー各種も豊富に取り揃え
◆函館伝統のミルフェやクワード(ロシア風ケーキ)も人気
◆スティックアップルパイは1日数量限定販売

【店名の由来】
「プロミエル」はフランス語で「第一」を意味し、「カモイ」は五島軒二代目経営者の持ち馬で、27戦20勝という驚異的な成績を残した名馬の名前です。

函館市電「十字街」電停から徒歩1分、電車通り沿いの白い建物が目印です。
駐車場も店舗近くに2台分ご用意しております。

五島軒 プロミエル・カモイ十字街店は函館市末広町にある1879年(明治12年)創業の老舗レストラン・五島軒の洋菓子専門店です。函館市電「十字街」電停から徒歩1分という抜群の立地。 営業時間は10:00~18:00、定休日は月曜(一部期間除く)と1月1日・2日です。 看板商品のアップルパイ(マラスキーノ酒とシナモンで味付け)、函館伝統菓子のミルフェ、北海道ブリュレチーズケーキ、ダックワーズなど上品な味わいの洋菓子が200円台中心のお手頃価格で楽しめます。 カフェコーナーも併設しており、ケーキとコーヒー・紅茶でゆっくりとした時間を過ごせます。 五島軒名物のレトルトカレー各種も豊富に取り揃え、お土産にも最適。駐車場も店舗近くに2台分完備しています。