営業時間・定休日
価格・お支払い
設備・サービス
📸 フォトギャラリー
💬 お客様の声
📊 レビューの詳細分析
函館の老舗洋菓子店としての地位
トロイカ 港店は1977年創業という長い歴史を持つ函館の老舗洋菓子店だ。現在、函館市内に港店と石川店の2店舗を展開しており、地元民から愛され続けている。オーナーは高松宮杯デコレーション部門で金賞、焼菓子部門で特別賞を受賞した実力者であり、その技術は商品の随所に表れている。昔ながらの製法を守りながらも、現代のニーズに応える品揃えを実現しているのが特徴だ。
全国的に人気のたぬきケーキ「ラクエンドック」
当店の最大の看板商品はたぬきケーキ「ラクエンドック」(¥294)である。全国的にファンの多いこのケーキは、バタークリームを使用したロールケーキにチョコレートがコーティングされ、スライスアーモンドで耳を表現した愛らしいデザインが特徴。トロイカのたぬきケーキの独自性は「目」にあり、基本的にニッコリ顔のケーキの中に、数個に1個ハート型の目をしたものが混ざっているという遊び心が光る。「かわいい」「これ目当てで来店した」という声が多く、SNS映えするビジュアルと濃厚な味わいが人気の秘訣となっている。
バタークリームへのこだわりと昔ながらの製法
トロイカの大きな特徴はバタークリームを使用したケーキの多さだ。近年は生クリームが主流となっている洋菓子業界において、昔ながらのバタークリームにこだわり続けているのは珍しい。チョコロールケーキやカラメルロールケーキ(各¥1,000)、そしてたぬきケーキなど、バタークリームを使用した商品は「昔っぽい味」「懐かしい」と評される一方で、「濃厚で美味しい」という高評価も得ている。この製法へのこだわりが、他店との差別化につながり、特定の客層から強い支持を集める要因となっているようだ。
パンの品質と人気商品
ケーキだけでなくパンの評価も高い。特に人気なのがベーコンチーズパン(¥172)で、「色々食べているがこれが大好き」「美味しくて見つけては買っている」という熱烈なリピーターの声が寄せられている。フランスパン生地に大きめのチーズとしっかり焼いたベーコン、そして隠し味の黒胡椒が効いた独特の味わいが特徴だ。他にも小倉チーズパン(あんことクリームチーズが練り込まれた和洋折衷)やバターブール、塩パンなど、バリエーション豊かな品揃えが魅力。「パンもケーキもあるので朝食や昼食を買いに行くのに便利」という実用性の高さも評価されている。
朝7時からの早朝営業という強み
トロイカ 港店の大きなアドバンテージは朝7時からの営業だ。「朝早くからオープンしているので朝食を買いに行ける」「急な手土産が必要な時に助かる」という声が多数寄せられている。特に旅行者からは「函館旅行中の朝食に利用した」という声があり、観光客のニーズにも応えている。また、バースデーケーキの予約も受け付けており、「開店とほぼ同時に入店した方がバースデーケーキの予約をしていた」という目撃情報もあることから、地元民の日常使いのお店として定着していることが窺える。
ケーキの種類とバリエーション
ケーキのラインナップは豊富で、シャンティショコラ、いちごタルト、モンブラン、抹茶モンブラン、コーヒーシフォン、クッキーシュークリームなど、定番商品が揃っている。価格帯は¥280〜¥420と良心的で「値段も良心的」という評価が多い。特にシュークリームは「固めのシュー生地にカスタードクリームがたっぷり」と好評だ。また、ラグタイム(重ねられたクレープ生地に果物が挟まれたもの)や、プリンアラモード風ケーキ(ロールケーキにプリンとフルーツをトッピング)など、独創的な商品も存在し、「よくこれだけ盛れたな、と感心できる程のボリューム」と驚きの声も上がっている。
立地とアクセスの利便性
店舗は国道227号線沿いに位置し、五稜郭駅から徒歩12分(890m)という立地。最寄り駅からはやや距離があるものの、「港のフェリー乗り場から近い」という利点があり、観光客にとってアクセスしやすい。駐車場については店舗前に駐車可能で、さらに隣接するセブンイレブンの駐車場も利用できるという配慮がなされており、車での来店が便利だ。ただし、「ちょっとわかりにくく行くのをためらっている方」がいるという指摘もあり、初めて訪れる人にとっては少し見つけにくい可能性がある。
焼き菓子と手土産商品
ケーキやパン以外にも焼き菓子の品揃えが充実している。アップルパイは「購入率の高い」人気商品で、「ビニールが剥がしやすい」という細かい配慮も好評だ。クマの形をしたフィナンシェは「全身なのがいい」と可愛らしさが評価されている。「焼き菓子も沢山あり、朝早くから開店しているため急な手土産にもピッタリ」という声があり、多様なシーンで活用できる店として重宝されている様子が伺える。
店内の雰囲気とサービス
店内は「昔ながらのケーキ、パン屋さんという感じで素朴な雰囲気」と表現されており、落ち着いた空間となっている。スタッフの対応については特に詳しい言及は少ないが、バースデーケーキの予約対応などから、丁寧なサービスが提供されていることが推測される。また、「まだ揃いきってないですが」とお店の方が声をかけたというエピソードからも、顧客とのコミュニケーションを大切にする姿勢が垣間見える。
価格帯とコストパフォーマンス
価格設定は良心的という評価が多く、たぬきケーキ¥294、ケーキ各種¥330〜¥420、パン¥172〜と手頃な価格帯となっている。ロールケーキは¥1,000とやや高めだが、バタークリームを使用した昔ながらの製法と品質を考慮すれば妥当な価格と言えるだろう。平均予算は〜¥1,000となっており、日常使いしやすい価格設定が地元民から支持される要因の一つとなっている。
顧客層と利用シーン
顧客層は地元民が中心だが、観光客の利用も多い。「函館旅行中の朝食に」「お土産に」という声から、旅行者にとっても便利な店として認知されている。また、バースデーケーキの予約や急な手土産の購入など、様々なシーンで活用されている様子が窺える。たぬきケーキ目当ての来店客も多く、SNS映えする商品を求める若い世代から、昔ながらのバタークリームケーキを懐かしむ年配層まで、幅広い客層に対応していると言えよう。
改善点と今後の展望
レビューの中で指摘されている改善点は少ないが、「ちょっとわかりにくく行くのをためらっている方」がいるという指摘から、店舗への案内表示や情報発信の強化が課題として挙げられる。また、「抹茶のケーキやエクレアなどをいただきましたが、昔っぽい味でした」という声があり、一部の商品については味の改良や現代風のアレンジも検討の余地があるかもしれない。ただし、「昔ながらの味」を求める顧客も多いため、伝統と革新のバランスをどう取るかが今後の課題となるだろう。
石川店との関係性
トロイカは函館市内に2店舗を展開しており、石川店が本店にあたる。石川店には喫茶スペースが備えられており、「買ったケーキと共に美味しいコーヒーをいただける」という点で港店とは差別化されている。両店舗ともにたぬきケーキが購入可能で、基本的な商品ラインナップは共通していると考えられる。この2店舗体制により、函館市内の広いエリアをカバーし、より多くの顧客にリーチできる体制を構築している。
総合評価
トロイカ 港店は、創業45年以上の歴史を持つ函館の老舗洋菓子店として、昔ながらの製法を守りながら地域に根ざした営業を続けている稀有な存在だ。全国的にファンの多いたぬきケーキ「ラクエンドック」という看板商品を持ち、バタークリームにこだわった独自性の高いケーキ、高品質なパン、充実した焼き菓子という三本柱で多様なニーズに応えている。朝7時からの早朝営業と良心的な価格設定により、地元民の日常使いから観光客の利用、特別な日のバースデーケーキ注文まで、幅広いシーンで活躍する店として確固たる地位を築いているのである。
📍 アクセス
函館市電 五稜郭駅より徒歩12分(890m)
函館市電 五稜郭公園前駅より徒歩12分
函館市電 中央病院前駅より徒歩17分
〒041-0821
北海道函館市港町1-23-12
店舗前に駐車可能
隣接セブンイレブンの駐車場も利用可
港のフェリー乗り場から近い
国道227号線沿い
店舗からのお知らせ
【トロイカ 港店の特徴】
◆1977年創業、函館で愛され続ける老舗洋菓子店
◆全国的に人気のたぬきケーキ「ラクエンドック」を販売
◆昔ながらのバタークリームを使用したケーキが自慢
◆オーナーは高松宮杯デコレーション部門金賞・焼菓子部門特別賞受賞
◆朝7時から営業!朝食やお土産の購入に便利
◆ケーキとパンの両方を扱う便利な品揃え
◆バースデーケーキの予約承ります(要事前予約)
◆焼き菓子も充実、手土産に最適
【もう一つの店舗】
石川店:北海道函館市石川町122-140(TEL:0138-46-8885)
営業時間:8:30〜19:30、定休日:水曜日、喫茶スペース併設
※定休日:水曜日(両店舗共通)
※営業時間は店舗により異なりますので、詳しくはお電話にてお問い合わせください。
トロイカ 港店は北海道函館市港町にある1977年創業の老舗洋菓子店・パン屋です。五稜郭駅から徒歩12分、港のフェリー乗り場から近い立地で、朝7時から21時まで営業(定休日:水曜日)。 全国的にファンの多いたぬきケーキ「ラクエンドック」(¥294)が看板商品で、バタークリームを使用した昔ながらの製法にこだわったケーキが特徴。 ベーコンチーズパン(¥172)をはじめとする手作りパンも人気で、朝食やお土産の購入に便利。オーナーは高松宮杯デコレーション部門で金賞、焼菓子部門で特別賞を受賞した実力派。 バースデーケーキの予約も承っており、地元民から観光客まで幅広く利用される函館の名店です。石川店と合わせて函館市内2店舗展開中。