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📊 レビューの詳細分析
創業70年以上の伝統と秘伝のタレ
函館の五稜郭に店を構える鯉之助は、昭和28年(1953年)創業の老舗うなぎ・川魚料理専門店として、地元函館の食通から圧倒的な支持を集めている。最大の特徴は80年以上継ぎ足し続けている秘伝のタレだ。初代店主が老舗「はいや」で25年料理番を務めた後、退職金の代わりにうなぎのタレを分けてもらい独立したという歴史的背景を持つ。このタレは三河みりんと北海道産丸大豆醤油で作られており、意外にもあっさりとしていながらコクが深く、うまみが凝縮されているという評価が多数。レビュアーからは「タレなしでも十分美味しいほど、うなぎ本来の味を引き立てる絶妙なバランス」と称賛の声が上がる。
職人技が光る調理へのこだわり
二代目の中里拓二代表はキャリア50年の頑固職人として、納得いく味にさばけるまで10年かかったという修業時代を振り返る。注文を受けてから捌き、紀州備長炭でじっくりと焼き上げるというこだわりは「いつでも美味しい料理を食べてほしい」という思いから生まれたもの。レビューでは「ふんわりと蒸し、タレをまとわせ、じっくりと焼き上げられたうなぎは豊潤でまろやかな味わい」「あっという間に口の中でとけていく」「クドさはまったくない」といった表現が頻出。職人の技術と食材へのこだわりが、確かな品質として顧客に伝わっているのは明らか。
100%国産食材へのこだわり
鯉之助が提供するうなぎとどじょうは100%国産のみを使用しており、主に鹿児島県や宮崎県から取り寄せている。店主の「美味しいうなぎを提供するためには絶対妥協しない」という姿勢が、この食材選びに表れている。さらに米にもこだわり、よりすぐりの道南産(知内町・北斗市産)ゆめぴりかを産地直送で使用。「脂ののりもよく、身もしっかりしている」という評価や、「国産か否かは身ではなく皮の状態で判断する」という目利きのあるレビュアーからも「この値段での国産うな丼は食べてみたい」という称賛が寄せられている。
コストパフォーマンスの良さ
価格設定は、うな重(並)が¥2,680から、上が¥3,980、二段鰻重が¥4,580、特上が¥5,680という構成。特に注目すべきはランチタイム限定5食のうな丼が¥1,500〜¥1,630という驚きの価格設定だ。これには味噌汁、漬物、手作りデザート、淹れたてコーヒーが付いており、「国産うなぎを使用していながらこの価格設定は素晴らしい」という評価が多数。ただし限定5食のため、予約が推奨される。天丼ランチ¥1,680、函館ランチョン¥1,500程度など、ランチメニューの充実度も高評価につながっている。
多彩なメニュー構成
うなぎ専門店でありながら、メニューの多様性も鯉之助の強みだ。一品料理には、どじょうの柳川鍋、きも焼、ひれ焼、かぶと煮(圧力鍋で調理し骨まで食べられる)、骨せんべい、うなぎ白焼、鯉の洗い(要予約・3日前・3人前から)、う巻き(カステラのような卵とうなぎの相性が抜群)、天ぷらなど充実のラインナップ。レビューでは「天ぷらも美味しい」「身が大きくサクサクの衣」という声も。川魚料理専門店としての伝統が、メニューの幅広さに表れている。
立地とアクセスの優位性
函館市電 五稜郭公園前駅から徒歩1分(66m)という抜群のアクセスの良さは、地元客にも観光客にも大きなメリット。丸井今井デパート隣という分かりやすい立地も、初訪問客にとって親切な要素として機能している。五稜郭という函館有数の観光地に近い立地ながら、地元の方々に長く愛されている点は、真の名店である証左といえよう。
接待・会食にも対応可能な設備
約40席の店内には、12名様用・16名様用の完全個室が用意されており、接待・会食・宴会に最適な空間となっている。コース料理も充実しており、鯉之助コース¥6,380、鰻とどじょうのあいのり会席¥8,580(各+¥1,650で90分飲み放題)という設定。「法事の後の会食として利用しました」というレビューからも、様々なシーンで利用できる汎用性の高さが分かる。
サービスと雰囲気
女将さんの対応についても「一見さんにも関わらずとってもよく接していただき、気持ちよくランチできた」という好評価。開店時間に合わせて訪れると一階席が満席になるほどの人気ぶりで、二階席も活用されている。ランチタイムにはすべて淹れたてコーヒーと手作りごぼう茶が付くという細やかなサービスも評価されている。あたたかい照明に包まれたテーブル席は「気軽にうなぎを楽しみたい方におススメの空間」と表現される居心地の良さだ。
注意点と改善の余地
いくつかの注意点も挙げられている。まず「うなぎがなくなり次第早めに閉店する場合あり」という点は、人気店ゆえの課題といえる。繁忙期(8月中旬まで)はコース料理を休止することがあるという点も、事前確認が必要。ランチのうな丼は限定5食のため、確実に食べたい場合は予約が必須だ。また、駐車場については「契約駐車場あり」となっているが、詳細は店舗への問い合わせが必要となっている。
世代を超えて愛される名店
「祖母に連れられて幼少期から行っている」「今も変わらず美味しい鰻が食べられる」というレビューは、世代を超えて愛される店の証明だ。二代目店主の中里拓二氏が18歳の時、父が初めて本気で作ってくれたうな重の味に惚れ込み、店を継ぐ決意をしたというエピソードは感動的。「自分のために初めて本気で作ってくれたうな重の味に、こんなにうまいものなのかと惚れ込んだ」という言葉には、料理人としての原点が込められている。父からの厳しい修業時代を「あの時の厳しさが今は有難い。時代が変わっても苦労は生きた」と振り返り、「いつまでも初心を胸にたゆむことなく店の味を磨き続けている」という姿勢は、まさに職人魂の体現といえよう。
総合評価
鯉之助は、80年以上継ぎ足した秘伝のタレ、100%国産食材へのこだわり、職人技による丁寧な調理、道南産ゆめぴりかの使用、抜群のアクセス、完全個室の設備という複数の強みを持つ。創業70年以上の歴史と伝統を守りながらも、時代に合わせたサービスを提供し続ける姿勢が、地元函館の食通から圧倒的な支持を集める理由だ。食べログ評価3.19点という数字以上に、実際のレビュー内容には「また行きたい」「幼少期から通っている」「法事で利用した」という長期的な信頼関係が表れている。函館でうなぎを食べるなら、まず訪れるべき名店の一つといえるだろう。
📍 アクセス
函館市電2系統 五稜郭公園前駅より徒歩1分(66m)
函館市電2系統 中央病院前駅より徒歩3分(200m)
函館市電2系統 千代台駅より徒歩8分(610m)
〒040-0011
北海道函館市本町32-11
(丸井今井デパート隣)
函館バス 五稜郭(丸井横)より徒歩1分(62m)
函館バス 五稜郭より徒歩1分(64m)
函館バス 五稜郭(ダイエー前)より徒歩3分(210m)
契約駐車場あり
詳細は店舗にお問い合わせください
店舗からのお知らせ
【創業70年以上の老舗うなぎ専門店】
◆80年以上継ぎ足した秘伝のタレ
◆100%国産うなぎ・どじょう使用
◆キャリア50年の職人が紀州備長炭で焼き上げます
◆道南産ゆめぴりかの米を使用
◆ランチうな丼は限定5食(予約推奨)
◆完全個室あり(12名・16名用)接待・会食・宴会に最適
◆うなぎ弁当はテイクアウト可能
【営業時間のご案内】
ランチ:11:30〜14:00(L.O. 13:30)
ディナー:17:30〜20:30(L.O. 20:00)
定休日:不定休
※うなぎがなくなり次第早めに閉店する場合がございます
※繁忙期(8月中旬まで)はコース料理を休止する場合がございます
※ご予約をおすすめいたします
鯉之助は函館市本町にある創業70年以上の老舗うなぎ・川魚料理専門店です。函館市電五稜郭公園前駅から徒歩1分という抜群の立地で、ランチ・ディナータイムともに営業(定休日不定休)。 80年以上継ぎ足した秘伝のタレと100%国産うなぎ・どじょうへのこだわり、キャリア50年の職人による紀州備長炭での焼き上げ、道南産ゆめぴりかの使用など、随所にこだわりが光ります。 うな重(並)¥2,680〜、ランチ限定5食のうな丼¥1,500〜という手頃な価格設定も魅力。完全個室(12名・16名用)完備で接待・会食・宴会にも最適です。 どじょうの柳川鍋、鯉の洗い(要予約)、天ぷらなど一品料理も充実。函館でうなぎを食べるなら、地元の食通が通う鯉之助へ。