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札幌カレー界の新星として注目される進化系キーマカレー
カレーの子 くろしおは、2021年11月の開店以来、札幌のカレーシーンに新たな風を吹き込んでいる。店主である「船長」は帯広出身で、札幌の有名スープカレー店やルーカレー店で約10年間の修行を積んだ経験を持つ。その集大成として生み出された「欧風キーマカレー」は、従来のスープカレーやルーカレーとは一線を画す独創的な味わいを実現している。
立地の特殊性と顧客層の多様性
札幌場外市場という観光地に位置しながらも、地元客からの支持も厚い稀有な存在。食堂長屋という昭和レトロな建物の中にあり、観光客と地元民が共存する特殊な環境を作り出している。二十四軒駅から徒歩約8分という立地は決して良好とは言えないが、それでも足を運ぶ価値があると評価されている点が特筆すべき魅力といえる。
看板メニュー「ポークカレー」の独創性
最も評価が高いのはくろしお秘伝タレに漬け込んだ豚バラ肉を使用したポークカレー。従来のキーマカレーの概念を覆す斬新なアプローチで、肉の旨味とスパイスの調和が絶妙と評されている。帯広出身の店主ならではの豚肉への理解と、長年のカレー修行で培ったスパイス使いの技術が融合した逸品として、多くのレビュアーから高い評価を獲得している。
船長カレーにみる創作性と季節感
もう一つの看板メニューである「船長カレー」は、時季によって内容が変わるフィッシュフライと海老を使用した贅沢なカレー。店主が実際に釣った魚を使用することもあるという遊び心のあるエピソードも話題となっている。この季節感と創作性を重視する姿勢は、単なるカレー店を超えた料理人としてのプライドを感じさせる要素として評価が高い。
野菜カレーの視覚的インパクトと栄養バランス
野菜カレーについては「まず目に飛び込んできた人参」という表現が示すように、視覚的インパクトの強さが特徴的。彩り豊かな素揚げ野菜の美しい盛り付けは、SNS映えする要素としても機能している。それでいて味の面でも「野菜本来の甘みが際立つ」と評価されており、見た目と味の両立に成功している点が高く評価されている。
店内環境とサービスの質
カウンター12席のみというコンパクトな店内は、清潔感があり居心地の良い空間として評価されている。予約不可のため待ち時間が発生することもあるが、店主の人柄の良さとスピーディーな調理によって、待つことへの不満は比較的少ない。また、卓上に設置された特製スパイスによる味変システムは、顧客の満足度向上に大きく貢献している。
価格設定と顧客満足度の関係
¥1,000〜¥1,999という価格帯は、札幌のカレー市場においては中程度の設定。しかし品質を考慮すると「コストパフォーマンスが良い」という評価が多数を占める。特にポークカレー(¥1,300)や船長カレー(¥1,580)については、使用している食材の品質と調理技術を考慮すれば十分にリーズナブルという意見が圧倒的多数となっている。
季節限定メニューとリピーター戦略
毎月7〜10日限定の「納豆キーマDAY」は、当初期間限定だったメニューを顧客の要望に応えてレギュラー化した事例。このような顧客の声に敏感に反応する姿勢は、リピーター獲得に大きく貢献している。また、SNSを通じた情報発信により、限定メニューの告知やその日の特別な食材の使用状況なども共有されており、ファンとのコミュニケーションを重視していることが伺える。
大通り店展開による事業拡大と認知度向上
2024年には大通りエリアに2号店をオープンし、事業を拡大。大通り店限定の「くろしおブラック」(イカ墨ベースのシーフードカレー)など、店舗ごとの特色あるメニューを展開することで、ブランドの差別化と顧客の回遊性向上を図っている。この戦略的な店舗展開は、札幌のカレーシーンにおける存在感をさらに高めている。
今後の課題と発展可能性
現状で指摘される課題は比較的軽微で、主に「予約不可のため待ち時間が発生する」「場外市場の立地のため初回来店時に迷いやすい」といった運営面での問題が中心。しかしこれらは店の人気の裏返しでもあり、根本的な料理やサービスの質に関する批判は極めて少ない。今後は札幌を代表するカレー店としての地位確立が期待される段階にあるといえよう。
総合評価
カレーの子 くろしおは、伝統的なカレーの枠を超えた革新的なメニュー、店主の確かな技術力、顧客との良好なコミュニケーション、戦略的な事業展開という4つの強みを軸に、札幌カレーシーンの新たなスタンダードを構築しつつある。観光地でありながら地元客にも愛される稀有な存在として、今後の更なる発展が大いに期待される注目店である。
📍 アクセス
札幌市営地下鉄東西線 二十四軒駅 6番出口より徒歩約8分
JR函館本線 桑園駅より徒歩約10分
〒060-0010
北海道札幌市中央区北10条西21丁目2-16
札幌場外市場食堂長屋 1F
場外市場駐車場利用可
駐車場認証コード:011-615-5228
車椅子での入店可能
詳細はお問い合わせください
店舗からのお知らせ
【欧風キーマカレー専門店として営業中】
◆毎月7〜10日は「くろしお納豆キーマDAY」開催!数量限定でお楽しみください
◆大通り店も営業中:札幌市中央区大通西1-14-2 桂和大通ビル50 B2F
◆テイクアウト・デリバリー(Wolt)も対応しております
◆期間限定メニューや特別な食材使用時はSNSにて随時お知らせ
◆卓上スパイスで辛さや味の調整が可能です(無料)
【札幌カレーの新ジャンル「進化系キーマ」をお楽しみください】
有名スープカレー店、ルーカレー店での約10年の修行経験を活かした、オリジナルの欧風キーマカレーを提供。帯広出身の店主が作る、こだわりの一品をぜひご賞味ください。
※予約不可のため、お時間に余裕を持ってお越しください。
カレーの子 くろしおは札幌場外市場にある欧風キーマカレー専門店です。二十四軒駅から徒歩約8分、2021年11月オープン。 店主は帯広出身で有名スープカレー店・ルーカレー店で約10年修行した「船長」が運営。 看板メニューのポークカレー(¥1,300)は秘伝タレに漬け込んだ豚バラ肉を使用し、船長カレー(¥1,580)は季節のフィッシュフライと海老を使った贅沢な一品。 毎月7〜10日は納豆キーマDAY開催。大通り店も営業中で、限定メニューの「くろしおブラック」も人気。 カウンター12席の清潔感ある店内で、卓上スパイスによる味変も楽しめます。札幌カレーの新ジャンル「進化系キーマ」を体験できる注目店です。