営業時間・定休日
冬季(11~4月):不定休
価格・お支払い
¥1,000~¥3,000(チーズ購入時)
牛乳 900ml ¥420
タカラのムスヒ ¥1,987~
タカラのレタラ 大瓶380g ¥561
設備・サービス
📸 フォトギャラリー
💬 お客様の声
📊 チーズ工房タカラの魅力を徹底解析
「幸せな牛のミルク」から生まれる至高のチーズ
チーズ工房タカラは、北海道虻田郡喜茂別町という羊蹄山を望む自然豊かな土地に位置する。工房を主宰するチーズ職人・斉藤愛三さんは、実兄が営む牧場の「幸せな牛のミルク」を使用してチーズを製造している。約50頭の牛たちが約50ヘクタールもの広大な牧草地で通年放牧飼育されており、牛たちは自ら歩いて草を食み、水を飲み、川や森で涼む自然な生活を送っている。このような環境で育った牛から搾られるミルクは格別の味わいを持ち、それがタカラのチーズの品質を支える基盤となっているのだ。
アイヌ語に込められた「夢を育む」という理念
「タカラ」という工房名は、アイヌ語で「夢を育む」という意味を持つ。これは先住民であるアイヌの人々と同様に、この土地に住まわせてもらうという謙虚な姿勢を屋号に込めたものであり、毎日の実践を表す言葉でもある。斉藤さんは「牧場では放牧を大切にし、チーズ工房では食品添加物無添加であることを大切にしています。つまり、より安心・安全でより美味しい乳製品をつくるという夢を、毎日育んでいます」と語り、タカラの意味そのままに実践を続けている。
国内外で高評価を獲得する実力派チーズ
タカラのチーズは、国内外の数多くのチーズ品評会・コンクールで高い評価を受けてきた実績を持つ。「風土をかじる様なチーズを目指す」という斉藤さんの哲学が、独創的で高品質なチーズを生み出している。代表作である「タカラのムスヒ」は、「ムスヒ」「ムスビ」から生まれた言葉で、牛たちの身体や牧草など様々な微生物たちの生命と結ばれた自然発酵チーズだ。木のわっぱに入った可愛らしい見た目も魅力的で、熟成が進むとスプーンですくってトロリと食べられるほど滑らかになり、そのままでも、バゲットにのせても至福のひとときを味わえる逸品として知られている。
充実した商品ラインナップと販売形態
タカラで扱う商品は、フレッシュチーズから半硬質、硬質まで幅広い。「タカラのレタラ」は瓶詰のフレッシュチーズで、「タカラのヤッコ」はホエーを煮詰めて作られる独特のチーズ。セミハードタイプでは「カチョカバロ」「マルタ」「トケル」などがあり、長期熟成のハードチーズも量り売りで購入できる。販売形態は、個人への直送が全体の約3割、レストラン等への業務用が約3割、そして店頭販売が約4割という構成だ。特筆すべきは店頭販売比率の高さで、これは顧客との直接的なコミュニケーションを大切にする斉藤さんの姿勢を反映している。
大人気のソフトクリームと新鮮な牛乳
チーズと並んで人気が高いのが、自家製のソフトクリームだ。300円~400円という手頃な価格ながら、濃厚でありながら上品な味わいが特徴で、「大変上品な味のミルクソフトクリームで美味しかった」という口コミが多数寄せられている。また、瓶入りの牛乳(900ml 420円)も根強い人気商品で、「上にクリームが溜まる昔ながらの牛乳」として、その濃厚な味わいが評価されている。ドライブ途中に立ち寄って、ソフトクリームを味わいながら牧草地でのんびり草を食む牛たちを眺めるのは、まさに北海道ならではの贅沢な時間だろう。
顧客とのコミュニケーションを大切にする姿勢
タカラでは、顧客とのコミュニケーションツールとして季刊誌やレシピ集を自ら制作し、無料で配布している。季刊誌には四季の移り変わりや製造現場でのこだわりが綴られ、料理家に監修してもらったレシピ集にはシンプルにチーズの味わいを楽しめる料理が多く掲載されている。これらは店頭に置かれ、お客様との会話のきっかけとなっている。スタッフは「一つ一つ丁寧にチーズの説明をしてくれる」と評判で、初めて訪れる客でも安心して選ぶことができる。このような丁寧な接客が、高い店頭販売比率につながっているのは間違いない。
札幌から約1時間という好アクセス
喜茂別町は、蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山を囲む町の中でも一番東側に位置し、札幌市に隣接することから比較的交通アクセスが良好だ。札幌市内から車で約1時間、230号線を進んで喜茂別町の分岐点で276号線に入ったところにある。「札幌から一番近いチーズ工房」とも言われており、日帰りドライブの目的地として最適だ。駐車場横には「幸せな牛のミルク」という大きな看板とホルスタイン柄の大きな石が目印となっており、初めて訪れる人でも見つけやすい。
チーズ造りへの飽くなき探求心
「僕は常に感性豊かでありたい。考えをとめないというのが、ここ数年で一番大事にしていることです。チーズ造り21年目、完成形ではなくようやくスタートにたてたかなという感じ。チーズ造りが楽しくてしょうがない」と語る斉藤さん。現代の事情に合うような安全で安心できる乳製品とは何かを考え、今も模索を続けている。共働学舎新得農場でチーズ作りを学び、フランスでも修行を積んだ斉藤さんの技術と情熱が、タカラのチーズの品質を支えている。
通信販売と適正規模へのこだわり
工房では通信販売にも対応しており、cheesetakara@gmail.comへの問い合わせで全国どこへでも発送可能だ。ただし、斉藤さんは「相手の顔の見える範囲で責任をもって渡すことのできる量のチーズを造る、それが自分たちの適正規模」と考えており、大量生産には走らない姿勢を貫いている。そのため、時期によっては入手までに時間がかかることもあるが、それは品質を維持するための必要な選択だといえよう。「タカラのチーズは買えない!」という声もあるようだが、「必ずほしい方にはお送りします」という言葉通り、丁寧な対応を心がけている。
営業日の確認が重要なポイント
訪問時の注意点として、営業日が不定期になることがある点が挙げられる。基本的には夏季(5~10月)が水・木曜日+不定休、冬季(11~4月)が不定休となっているが、工房の都合により変更される場合もあるため、訪問前にはFacebookなどで最新情報を確認することが強く推奨される。せっかくのドライブで閉まっていたということがないよう、事前確認は必須だ。
周辺の魅力的なスポットとの組み合わせ
タカラの近くには「ソーケシュ製パン」があり、支笏湖方面に進むとほどなくして到着する。パンとチーズは相性抜群なので、両店を一緒に訪れるのがおすすめだ。また、洞爺湖やルスツ、ニセコ方面へのドライブルート上に位置しているため、観光の途中で立ち寄るのにも最適な立地となっている。
食文化を育む社会的意義
斉藤さんは「実は、チーズを形にするだけが僕らの仕事じゃない。僕らは文化を作っているって常日頃から思うのです。食文化というか、ひいては農業の文化。地域の経済的な循環、人間の循環も含め、チーズ造りに組み込まれていると思っている」と語る。営みとしてチーズ造りを継続し販売し続けていくことに社会的な意味があると考えており、単なる商業活動を超えた使命感を持って取り組んでいるのだ。
総合評価:北海道を代表する本格チーズ工房
チーズ工房タカラは、「幸せな牛のミルク」という理念のもと、通年放牧飼育された牛の新鮮なミルクを使用し、食品添加物無添加で高品質なチーズを製造する本格的な工房だ。国内外のコンクールで受賞歴のある実力派でありながら、適正規模を守り、顧客との直接的なコミュニケーションを大切にする姿勢は、多くのチーズファンの心を掴んでいる。人気のソフトクリームや濃厚な牛乳も見逃せない。札幌から約1時間という好立地も魅力で、北海道を訪れた際にはぜひ足を運びたいスポットといえよう。ただし、営業日が不定期なため、訪問前の確認を忘れずに。
📍 アクセス
車で約1時間
国道230号線を進み、喜茂別町の分岐点で国道276号線へ
「幸せな牛のミルク」の看板とホルスタイン柄の石が目印
〒044-0461
北海道虻田郡喜茂別町字中里2-7
無料駐車場あり
牧草地の眺めが美しい
洞爺湖・ルスツ・ニセコ方面へのアクセス良好
近隣に「ソーケシュ製パン」あり
店舗からのお知らせ
【重要】営業日について
◆基本営業時間:11:00~16:00
◆夏季(5~10月)定休日:水・木曜日+不定休
◆冬季(11~4月)定休日:不定休
※営業日は変更される場合がございます。ご来店前にFacebookページ(@cheesetakara)で最新情報をご確認ください
【通信販売のご案内】
全国への発送を承っております。お気軽にメールでお問い合わせください。
✉️ cheesetakara@gmail.com
※時期によってはお待たせする場合がございます
【工房の特徴】
◆「幸せな牛のミルク」を使用した無添加チーズ
◆通年放牧飼育・約50頭の牛、約50haの牧草地
◆国内外のチーズコンクールで受賞歴あり
◆チーズ職人・斉藤愛三さんによる丁寧な製造
◆季刊誌・レシピ集を無料配布
【人気商品】
🍦 自家製ソフトクリーム(¥300~¥400)
🥛 タカラの牛乳 900ml(¥420)
🧀 タカラのムスヒ 約115g(¥1,987)
🧀 タカラのレタラ 大瓶380g(¥561)
🧀 カチョカバロ・マルタ・トケル等の熟成チーズ各種
チーズ工房タカラは、北海道虻田郡喜茂別町にある本格的なチーズ工房です。アイヌ語で「夢を育む」という意味を持つ「タカラ」の名のもと、通年放牧飼育された「幸せな牛のミルク」を使用し、食品添加物無添加で高品質なチーズを製造しています。 代表的な商品には、自然発酵チーズ「タカラのムスヒ」(約115g ¥1,987)、フレッシュチーズ「タカラのレタラ」(大瓶380g ¥561)、セミハードタイプの「カチョカバロ」「マルタ」「トケル」などがあり、長期熟成のハードチーズも量り売りで購入できます。 また、人気の自家製ソフトクリーム(¥300~¥400)や瓶入りの濃厚牛乳(900ml ¥420)も見逃せません。 国内外のチーズ品評会・コンクールで高い評価を受けてきた実力派の工房で、チーズ職人・斉藤愛三さんの技術と情熱が光ります。 札幌市内から車で約1時間という好立地で、洞爺湖・ルスツ・ニセコ方面へのドライブ途中に立ち寄るのに最適です。 営業時間は11:00~16:00、定休日は夏季(5~10月)が水・木曜日+不定休、冬季(11~4月)が不定休となっています。訪問前にはFacebookページで最新の営業情報をご確認ください。 通信販売も対応しており、cheesetakara@gmail.comまでお問い合わせいただければ全国どこへでも発送可能です。