MENU

蕎麦の館がびの|函館五稜郭手打ちそば週替わり4種のそば粉【完全ガイド】

蕎麦の館がびの

蕎麦の館がびの

うどん・そば 函館五稜郭
3.2
⭐⭐⭐
30件のレビュー
料理
サービス
雰囲気
コスパ
🕐

営業時間・定休日

営業時間 11:30〜14:30(L.O. 14:00)
営業形態 ランチのみ営業(ディナー営業なし)
定休日 木曜日(祝日の場合は営業)
💴

価格・お支払い

平均予算 ¥800〜¥1,500(一人あたり)
もりそば ¥800(中盛+¥250)
支払方法 現金(要確認) カード(要確認)
🏠

設備・サービス

喫煙 完全禁煙
駐車場 店舗前にあり
その他 手打ち蕎麦 週替わりそば粉
📞

ご予約・お問い合わせ

電話番号 090-8905-4342
予約可否 要確認(電話でお問い合わせください)
食べログ 詳細を見る

💬 お客様の声

A
2024年7月
⭐⭐⭐⭐
夏のソバ粉、雪蔵貯蔵と更科の二色盛を大盛りでいただきました。手打ちの蕎麦は喉越しが良く、雪蔵貯蔵された蕎麦粉の独特な風味と甘みを堪能できました。週替わりで異なるそば粉を使用しているので、訪れるたびに違った味わいが楽しめるのが魅力です。
B
2024年5月
⭐⭐⭐⭐
店主の野呂先生の人柄が素晴らしく、いつ来ても温かく迎えてくれます。もりそばの中盛りを注文しましたが、量もたっぷりで大満足。シイタケや昆布、カツオダシが香るつゆと、濃厚なそば湯の組み合わせが絶品です。仕事の合間にリラックスできる大切な場所となりました。
C
2024年3月
⭐⭐⭐⭐
辛み大根おろしそばと鴨せいろを注文。辛味大根の爽やかな辛さと蕎麦の甘みが相まって最高でした。食後のそば粉シフォンケーキも甘さ控えめで美味しかったです。4種類のそば粉を週替わりで使用しているこだわりが感じられる名店です。

📊 レビューの詳細分析

店舗の特徴と店主のこだわり

蕎麦の館がびのは、元函館市立蛾眉野小・中学校の教師だった野呂克巳氏が営む本格手打ち蕎麦店。最大の特徴は4種類のそば粉を週替わりで使用している点だ。常陸秋そばプレミアム、キタワセ、北の摩周、ほろみのりという厳選されたそば粉を、石臼で挽いて十一そば(そば粉10:つなぎ1)として提供。店主が茨城県でそば文化に親しんだ経験が、この店の本格的な味わいの基盤となっている。

雪蔵貯蔵による熟成の妙技

特筆すべきは雪蔵貯蔵そば粉の使用。幌加内町産の「ほろみのり」を雪蔵で熟成させることで、独特の風味と甘みが生まれると訪問客から高い評価を獲得。この雪蔵貯蔵による熟成技術は、そば本来の味わいを引き出すとともに、一般的な蕎麦とは一線を画す深い味わいを実現している。レビューでは「独特の風味が素晴らしい」「蕎麦の甘みが際立つ」といった声が続出しており、この熟成技術がいかに効果的かを物語っている。

手打ちの技術と喉越しの良さ

手打ちによる細打ちの麺は「喉越しが最高」「つるつると食べられる」と絶賛の声が多数。長さや幅に不揃い感があるものの、それが手打ちならではの趣きとして評価されている点も興味深い。店主の確かな技術力が、この喉越しの良さと風味豊かな蕎麦を生み出しているといえよう。

薬味と出汁のこだわり

もりそばには本ワサビと辛味大根という2種類の薬味が添えられ、それぞれ異なる味わいの変化を楽しめる構成となっている。本ワサビの甘みと鼻に抜ける辛さ、辛味大根のピリッとした刺激が、蕎麦の甘みを引き立てる役割を果たす。つゆはシイタケ、昆布、カツオダシの三位一体の香りが特徴で、「つゆだけでも美味しい」という評価も。さらに濃厚なそば湯は、つゆに加えて飲み干すことが「欠かせない楽しみ」として常連客に定着している。

メニュー構成と価格設定

もりそば800円(中盛+250円)を基本に、鴨せいろ1,280円、たぬき970円など、蕎麦専門店として適切な価格帯を設定。ニシンそばや鴨南蛮などの温かい蕎麦メニューも用意されているが、やはり人気の中心は冷たいもりそばや二色盛(雪蔵貯蔵と更科の食べ比べ、1,300円)。価格については「高めだが品質を考えれば妥当」という意見が大勢を占める。特徴的なのはそば粉シフォンケーキという甘さ控えめのデザートメニューで、食後の満足度をさらに高める要素となっている。

店主の人柄とホスピタリティ

レビューで頻繁に言及されるのが店主・野呂克巳氏の温かい人柄。「いつ来てもあたたかく迎えてくれる」「先生と呼んで慕っている」「店主の人柄に癒やされる」といった声が示すように、単なる蕎麦の美味しさだけでなく、店主との交流も大きな魅力となっている。元教師という経歴が、この親しみやすく丁寧な接客スタイルに反映されているのは明らか。

立地とアクセス

函館市昭和の住宅街に位置し、五稜郭駅から徒歩約22分という立地は決して便利とは言えないが、店舗前に駐車場を完備しているため車でのアクセスが推奨される。「住宅街にある隠れ家的な蕎麦屋」という評価もあり、静かな環境でゆったりと蕎麦を楽しめる点が評価されている。

営業形態と客層

ランチタイムのみの営業(11:30〜14:30、L.O. 14:00)という限定的な営業時間ながら、本格的な手打ち蕎麦を求める客で賑わう。木曜定休(祝日は営業)という週6日営業で、地元の蕎麦好きから観光客まで幅広い層に支持されている。完全禁煙という点も健康志向の客層に好評を博している。

週替わりシステムの魅力

4種類のそば粉を週替わりで提供するという独自のシステムは、リピーターを惹きつける大きな要因となっている。「訪れるたびに違った味わいが楽しめる」という仕組みは、常連客を飽きさせず、何度も足を運ぶ動機を提供。本日のそば粉が店頭に明示されているため、客は事前にどのそば粉が使われているかを知ることができる配慮も評価されている。

量と満足度のバランス

「量はそんなに多くない」という指摘がある一方、中盛り(+250円)にすることで「たっぷり味わえる1.5倍量」となり、満足度は大幅に向上。大もりそばも用意されているため、食欲旺盛な客にも対応可能。この適度な量設定により、蕎麦の品質を保ちながら、幅広いニーズに応えている点は評価に値する。

店舗の雰囲気と内装

入り口前に石臼が置かれているなど、蕎麦屋としての本格的な雰囲気作りに成功。住宅街という立地も相まって、落ち着いた環境で食事ができる空間を提供。こじんまりとした店内ながら、その分、店主との距離が近く、アットホームな雰囲気が漂う。

改善の余地と今後の展望

価格に関する情報が「要確認」となっているメニューが多い点は、事前に予算を立てにくいという課題として挙げられる。ただし、これは手打ち蕎麦という特性上、仕入れ状況や季節によって変動する可能性を考慮したものとも解釈できる。また、営業時間がランチのみという点については、需要があれば夜営業の検討も将来的な成長の余地となり得るだろう。

総合評価

蕎麦の館がびのは、厳選されたそば粉の週替わり提供雪蔵貯蔵による熟成技術店主の確かな手打ち技術温かいホスピタリティという4つの強みを活かし、函館の蕎麦店として確固たる地位を築いている。決して便利とは言えない立地ながら、わざわざ足を運ぶ価値のある本格派蕎麦店として、地元客と観光客双方から高い評価を獲得。食べログ評価3.2という数字は控えめに見えるが、実際の口コミ内容は非常に好意的で、リピーターが多数存在することからも、真の実力店であることが窺える。週替わりのそば粉という独自システムにより、訪れるたびに新たな発見がある稀有な蕎麦店といえるだろう。

📍 アクセス

🚃
最寄り駅
函館市電・JR五稜郭駅より徒歩約22分
※タクシー利用推奨(駅から車で約5分)
🏢
住所
〒041-0812
北海道函館市昭和1-14-1
🚗
駐車場
店舗前に駐車場あり
車でのご来店が便利です
バリアフリー
詳細はお電話にてお問い合わせください
📢

店舗の特徴

【週替わりの本格手打ちそば】
◆4種類のそば粉を週替わりで使用:常陸秋そばプレミアム、キタワセ、北の摩周、ほろみのり
◆雪蔵貯蔵そば粉による独特の風味と甘み
◆石臼挽きの十一そば(そば粉10:つなぎ1)を提供
◆本ワサビと辛味大根の2種類の薬味で味わいの変化を楽しめる
◆濃厚なそば湯も絶品
◆そば粉シフォンケーキなどのデザートもご用意

【店主について】
元函館市立蛾眉野小・中学校の教師だった野呂克巳氏が営む本格蕎麦店。茨城県でそば文化に親しんだ経験を活かし、こだわりの手打ちそばを提供しています。温かい人柄と丁寧な接客で、多くの常連客に愛されています。

【営業時間】
ランチタイムのみの営業(11:30〜14:30、L.O. 14:00)
木曜定休(祝日の場合は営業)
※夜の営業はございませんのでご注意ください。

蕎麦の館がびのは北海道函館市昭和にある本格手打ち蕎麦専門店です。五稜郭駅から徒歩約22分、車で約5分の住宅街に位置し、店舗前に駐車場を完備。 営業時間は11:30〜14:30(L.O. 14:00)のランチタイムのみで、木曜定休(祝日は営業)。 元教師の店主・野呂克巳氏が、常陸秋そばプレミアム、キタワセ、北の摩周、ほろみのりという4種類のそば粉を週替わりで使用し、石臼挽きの十一そばを手打ちで提供。 雪蔵貯蔵による熟成技術で引き出される独特の風味と甘みが特徴で、本ワサビと辛味大根という2種類の薬味、濃厚なそば湯も絶品。 もりそば800円(中盛+250円)、鴨せいろ1,280円、たぬき970円など、本格的な蕎麦メニューを手頃な価格で楽しめます。 完全禁煙の落ち着いた店内で、訪れるたびに異なるそば粉の味わいを堪能できる、函館の隠れ家的名店です。