営業時間
水〜日 11:00-16:00
定休日 月曜日・火曜日
※季節により変動あり
予算
〜¥999
ランチのみ営業
テイクアウト可
支払い方法
現金のみ
カード不可
電子マネー不可
席情報
総席数:12席
テーブル席
オープンテラス席あり
📸 フォトギャラリー
💬 お客様の声
せっかくこの辺まで来たので、晩御飯の調達も兼ねて訪問しました。自家製天然酵母のパンということで期待していましたが、期待以上の美味しさでした。特にデニッシュが絶品で、サクサクの食感とバターの香りが素晴らしかったです。羊蹄山を眺めながらのテラス席も最高の雰囲気でした。
月曜日の13:30頃に伺いました。ダブルレーズンを購入。もっとハードなパンを期待していたので、自分の思っていたものとは少し違いました。ただ、天然酵母の風味はしっかりと感じられ、無添加という点では安心して食べられます。パン屋巡りが好きなので、また機会があれば他の商品も試してみたいと思います。
平日12:05に訪問、待ち時間なし。BLTCサンド(¥1,600)とアイスコーヒー(¥550)を注文。このあたりでランチで毎回お世話になるお店の一つです。自家製パンで作るサンドイッチは、パンの美味しさを存分に味わえる一品。新鮮な野菜とベーコン、チーズの組み合わせが絶妙でした。カフェスペースも落ち着いていて、ゆっくり過ごせます。
何度か訪れていますが、時間が遅いと種類が残っていないことが多かったです。今回は開店直後に訪れることができたので、豊富な種類から選ぶことができて楽しかったです。デニッシュが特に美味しく、普段デニッシュなんて食べない父も「これ美味しいな」と喜んで食べていました。早めの時間帯の訪問がおすすめです。
📝 詳細レビュー要約(5000字)
店舗の立地と環境について
自家製天然酵母 ぐずぐずは、北海道虻田郡倶知安町のニセコ比羅夫エリアに位置する天然酵母パン専門店だ。札幌市内から車で約2時間、小樽経由で向かうルートが一般的で、冬季はスキーリゾートとして、夏季は避暑地として賑わうこのエリアの中心部からは少し離れた、静かな場所に佇んでいる。
店舗の最大の特徴は、その圧倒的なロケーションにある。「蝦夷富士」とも称される羊蹄山を左手に望み、右手にはニセコ連峰を見渡せる絶景のポジション。特に晴れた日には、雪を抱く山々の美しさが際立ち、北海道らしい雄大な自然を満喫できる環境だ。周辺にはなだらかな丘陵地帯が広がり、夏には青々とした畑が広がる牧歌的な風景が広がる。
アクセスについては、国道5号線からヒラフ方面へ向かい、道道631号線と343号線のT字路付近に位置。隣接する手打蕎麦「いちむら」が目印となり、駐車場も共用で利用可能だ。比羅夫駅からは約1,676メートルと徒歩圏内ではないため、車での訪問が推奨される。ただし、この「訪れにくさ」がかえって静かで落ち着いた雰囲気を醸し出しており、リピーターからは「わざわざ行く価値のある店」として評価されている。
店舗の外観と内装の魅力
木造一軒家造りの温もりある外観が、訪問者を優しく迎える。道路際には可愛らしいサインボードが設置されており、「→こっちだよ」という手書き風のメッセージが、店主の温かい人柄を感じさせる細やかな配慮だ。建物の前面にはウッドデッキのテラス席が広がり、天気の良い日には外で食事を楽しむことができる開放的な造りとなっている。
店内に足を踏み入れると、木の温もりを感じる内装が広がる。カフェスペースは12席と決して広くはないが、窓からは羊蹄山の雄大な姿を望むことができ、ゆったりとした時間を過ごせる空間設計となっている。テーブル席は2人用が2つ、4人用が2つ配置され、テラス席にも4人用が2つ用意されている。混雑時でも圧迫感を感じさせない適度な席間隔が保たれており、プライベート感を保ちながら食事を楽しめる配慮が行き届いている。
照明は自然光を最大限に活用したデザインで、明るすぎず暗すぎない絶妙なバランス。パンの陳列棚は清潔感があり、商品が見やすく配置されている。店内は分煙となっており、受動喫煙対策にも配慮された空間だ。ただし、2020年4月の改正健康増進法施行後の最新状況については、訪問前の確認が推奨される。
パン作りへのこだわりと哲学
ぐずぐずの最大の特徴は、完全無添加の自家製天然酵母パンという点に集約される。使用する酵母は2種類:一つは店舗で丁寧に育てられたオリジナル酵母、もう一つは白神こだま酵母という野生の酵母だ。この2種類の酵母を使い分け、あるいはブレンドすることで、それぞれのパンに最適な風味と食感を引き出している。
水には羊蹄山の湧水を使用。羊蹄山が冬の間に蓄えた雪が長い年月をかけて地中を通り、湧き出してきた水は、ミネラル豊富で非常に美味しいことで知られている。この水がパン作りに与える影響は計り知れず、生地のもっちりとした食感や、パン本来の甘みを引き出す重要な要素となっている。
小麦粉についても、北海道産を中心に厳選された素材を使用。羊蹄山麓のこの地域は、昼夜の寒暖差が大きく、小麦栽培に適した環境だ。水が美味しいこの土地で育った小麦は、葉物野菜やじゃがいもと同様に、その品質の高さで知られている。地元の恵みを最大限に活かしたパン作りは、まさに「地産地消」の理想形と言えるだろう。
添加物を一切使用しないという姿勢は、現代のパン作りにおいては非常にストイックな選択だ。保存料や改良剤を使わないことで、日持ちは短くなるものの、小麦本来の味わいと天然酵母の風味を最大限に感じられるパンが生まれる。この哲学は、健康志向の高まる現代において、多くの支持を集める理由となっている。
メニューラインナップの特徴
ぐずぐずのメニューは、ハード系からソフト系、惣菜パンからデニッシュまで、幅広いラインナップが特徴だ。特に評価が高いのがデニッシュ系で、「サクサクの食感」「芳醇なバターの香り」という声が多数寄せられている。普段デニッシュを食べない家族も喜んで食べたというエピソードからも、その完成度の高さが伺える。
ダブルレーズンは人気商品の一つ。天然酵母で作られるこのパンは、レーズンの甘みと生地のもっちり感が絶妙なバランスを保っている。ただし、ハード系のパンを期待していた顧客からは「思っていたよりソフトだった」という声もあり、店舗のスタイルを理解した上での購入が推奨される。
食パンは羊蹄山の湧水と自家製酵母で焼き上げられる看板商品。しっとりとした口当たりと、もっちりとした食感が特徴で、トーストせずにそのまま食べても美味しいという評価が多い。価格は500円から700円程度と、一般的な食パンより高めだが、無添加という付加価値と味わいの深さを考慮すれば妥当な価格設定だ。
カフェメニューも充実しており、特に人気なのがBLTCサンド(1,600円)。自家製パンに新鮮な野菜、ベーコン、チーズをサンドした一品で、ランチタイムの定番メニューとなっている。「パンの美味しさを存分に味わえる」「新鮮な野菜とベーコン、チーズの組み合わせが絶妙」といった高評価のレビューが複数見られる。
ドリンクメニューでは、アイスコーヒー(550円)とホットコーヒー(500円)が提供されている。深煎りコーヒー豆を使用した本格的な味わいで、パンとの相性も考慮された選択となっている。カフェスペースで購入したパンをその場で楽しむ際の完璧なパートナーだ。
営業時間と訪問のベストタイミング
営業時間は水曜日から日曜日の11:00から16:00まで、月曜日と火曜日が定休日となっている。ただし、この情報には注意が必要だ。レビューの中には「食べログでは月火が休みと書いてあったが、月曜日に訪問できた」という声もあり、営業日が変動する可能性がある。また、「季節により変動あり」という但し書きも公式情報に含まれているため、訪問前の電話確認(0136-21-4855)が強く推奨される。
訪問のベストタイミングは、開店直後の11:00前後だ。複数のレビューで「時間が遅いと種類が残っていないことが多い」「開店直後に訪れることができたので豊富な種類から選べて楽しかった」という声が見られる。人気商品は午前中に売り切れることが多いため、確実にお目当ての商品を手に入れたい場合は、早めの時間帯の訪問が必須となる。
特に週末や祝日は混雑が予想されるが、レビューの中には「平日12:05に訪問、待ち時間なし」という報告もあり、平日の比較的早い時間帯であれば、ゆっくりと商品を選べる可能性が高い。ただし、16:00の閉店時間は厳守される傾向にあるため、余裕を持った訪問スケジュールの組み立てが重要だ。
価格設定とコストパフォーマンス
予算は一人あたり1,000円以内というのが一般的な目安だ。パン単品であれば250円から800円程度の範囲で、数点購入しても1,000円前後に収まる。カフェでBLTCサンド(1,600円)とドリンク(550円)を注文した場合は2,150円程度となり、ランチとしては若干高めの価格帯となる。
コストパフォーマンスについては評価が分かれる。天然酵母・無添加・羊蹄山の湧水使用という付加価値を考慮すれば「妥当」と感じる顧客が多い一方で、一般的なパン屋と比較すると「やや高め」という印象を持つ声も存在する。ただし、「わざわざ訪れる価値がある」「特別な日の購入先」といったポジティブな評価も多く、価格に見合った価値を提供できていると言えるだろう。
支払い方法は現金のみという点に注意が必要だ。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済のいずれも対応していないため、訪問前に現金を準備しておく必要がある。これは小規模店舗ならではの運営スタイルであり、キャッシュレス化が進む現代においては若干の不便さを感じる可能性がある。
顧客層と利用シーン
顧客層は非常に幅広く、地元住民から観光客、スキー客まで多様だ。ニセコエリアという立地特性上、冬季はスキーリゾートを訪れる国内外の観光客が多く、夏季は避暑や自然を楽しむファミリー層が中心となる。また、札幌や小樽からドライブを兼ねて訪れる顧客も多く、「せっかくこの辺まで来たので」という動機での来店も珍しくない。
利用シーンとしては、テイクアウトが主流だが、カフェスペースでの食事も人気だ。「羊蹄山を眺めながらのテラス席が最高」「カフェスペースも落ち着いていて、ゆっくり過ごせる」といった声が多く、景色を楽しみながら食事をするという体験価値が高く評価されている。特に晴れた日のテラス席は、北海道らしい雄大な自然を満喫できる特等席となる。
家族連れでの利用も多く、子供連れも歓迎という姿勢が感じられる。「父も喜んで食べていた」というエピソードからも、年齢を問わず楽しめるパンのラインナップが整っていることが分かる。また、パン好きの顧客からは「百名店など名店を巡るのが好き」「パン屋巡りの一環として訪問」といった声もあり、こだわりを持つグルメ層からも注目を集めている。
サービスとホスピタリティ
サービス面については、基本的には丁寧で温かい接客という評価が多い。小規模店舗ならではのアットホームな雰囲気があり、常連客との会話も自然に行われている様子が伺える。ただし、営業時間の短さ(11:00-16:00)や、定休日情報の不正確さについては、複数の顧客から改善を求める声が上がっている。
予約は不可となっているため、人気商品を確実に手に入れたい場合は、やはり早めの時間帯での訪問が必須となる。また、売り切れ商品についての事前情報提供などがあれば、遠方から訪れる顧客にとっては有益だろうが、現状ではそのようなサービスは提供されていない模様だ。
店舗からの情報発信については、公式ウェブサイトが存在するものの、SNSなどでの積極的な発信は限定的なようだ。営業日の変更や臨時休業などの情報がタイムリーに得られない点は、訪問計画を立てる上での課題となっている。電話での事前確認が推奨されるが、営業時間内に連絡が取れない場合もあり得るため、ある程度の柔軟性を持った訪問計画が求められる。
周辺環境と組み合わせ観光
ぐずぐずの大きな魅力の一つは、周辺観光との組み合わせの良さだ。隣接する手打蕎麦「いちむら」は、北海道でも有数に美味しい蕎麦が食べられると評判の店で、パンの購入と蕎麦の食事を一度の訪問で楽しむことができる。また、ニセコ連峰へのハイキングやサイクリング、冬季のスキーなど、アクティビティの前後に立ち寄るという利用パターンも一般的だ。
近隣には二世古酒造もあり、「酒造を出る前に立ち寄った」というレビューも見られる。地域の特産品を巡る観光ルートの一部として組み込むことで、より充実した北海道旅行を実現できるだろう。羊蹄山の湧水を活かした施設や、周辺の農場直売所なども点在しており、「美味しい水と食材の地域」という統一したテーマで観光を楽しむことができる。
総括:ぐずぐずの存在意義
自家製天然酵母 ぐずぐずは、単なるパン屋を超えた、「北海道の自然と食文化を体現する場所」として機能している。羊蹄山の湧水、地元の小麦、そして時間をかけて育てた天然酵母——これらすべてが織りなす味わいは、大量生産のパンでは決して得られない、唯一無二の体験を提供している。
営業時間の短さ、売り切れの多さ、アクセスの不便さといった課題は確かに存在するが、これらはむしろ「本物の手作り」である証とも言える。大量生産ではなく、その日作れる分だけを丁寧に作る——このスタイルこそが、多くのファンを惹きつける理由となっている。
総合評価3.3点という数字は、決して突出して高いわけではない。しかし、この数字の背後には「わざわざ訪れる価値がある」「また行きたい」という熱心なファンの存在があり、単なる数値では測れない価値が確実に存在している。ニセコエリアを訪れる際には、ぜひ一度足を運んでみる価値のある、特別なパン屋だと結論づけることができる。
📍 アクセス
比羅夫駅より約1,676m
※車での訪問推奨
〒044-0081
北海道虻田郡倶知安町字山田68-5
あり(無料)
隣の蕎麦屋「いちむら」と共用
国道5号線からヒラフ方面へ
道道631号線と343号線のT字路付近
店舗からのお知らせ
【自家製天然酵母のこだわり】
◆羊蹄山の清らかな湧水を使用
◆オリジナル酵母と白神こだま酵母の2種類を使い分け
◆完全無添加で体に優しいパン作り
◆北海道産小麦を中心に厳選素材を使用
【営業時間にご注意ください】
営業:水〜日曜日 11:00-16:00
定休日:月曜日・火曜日
※季節により変動する場合がございます
※人気商品は早い時間に売り切れることがあります
※ご来店前のお電話確認をおすすめします(0136-21-4855)
【カフェスペースのご案内】
12席のカフェスペースを併設。購入したパンをその場でお楽しみいただけます。
オープンテラス席からは羊蹄山の絶景をご覧いただけます。
BLTCサンドなどのカフェメニューもご用意しております。
自家製天然酵母 ぐずぐずは北海道ニセコ比羅夫にある天然酵母パン専門店です。比羅夫駅から約1.7km、車でのアクセスが便利。 営業時間は水〜日曜日の11:00-16:00(月火定休)。予算は〜999円で、テイクアウトも可能。 羊蹄山の湧水と自社で育てたオリジナル酵母・白神こだま酵母を使用した完全無添加のパンが特徴です。 デニッシュ、ダブルレーズン、天然酵母食パンなど多彩なラインナップ。カフェスペース併設で、羊蹄山を望むテラス席も人気です。 BLTCサンドなどのカフェメニューもご用意。駐車場完備(隣の蕎麦屋「いちむら」と共用)。 2009年オープン以来、地元客から観光客まで幅広く愛される、ニセコエリアを代表するパン屋さんです。