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滋養軒|函館駅前徒歩3分ワンコイン塩ラーメン創業78年老舗【完全ガイド】

滋養軒

滋養軒

ラーメン 函館駅前
4.3
⭐⭐⭐⭐
700件以上のレビュー
料理
サービス
雰囲気
コスパ
🕐

営業時間・定休日

営業時間 11:15〜13:30(L.O.)
注意事項 スープがなくなり次第終了
定休日 火曜日・水曜日・木曜日
営業日 月・金・土・日のみ営業
💴

価格・お支払い

平均予算 ~¥999(一人あたり)
人気メニュー 函館塩ラーメン ¥500〜¥600
支払方法 現金のみ カード不可 電子マネー不可
コスパ 極めて良好
🏠

設備・サービス

席数 15席(カウンター3席、テーブル12席)
個室 なし
喫煙 全席禁煙
その他 駐車場あり(4台) 子連れOK 一人客歓迎
📞

ご予約・お問い合わせ

電話番号 0138-22-2433
予約可否 予約不可
待ち時間 30分〜1時間半程度の待ち時間あり
公式サイト なし

💬 お客様の声

A
2025年4月
⭐⭐⭐⭐
函館を代表する老舗ラーメン店で創業78年の歴史を誇ります。驚くほど透き通ったスープは鶏がら、豚骨、香味野菜、昆布をじっくり煮込んだもので、あっさりしながらも深い旨みがあります。自家製麺は中細のストレートで喉越しが良く、シンプルな具材との相性が抜群。¥850のチャーシューワンタンメンでこのクオリティは函館屈指のコスパです。
B
2025年1月
⭐⭐⭐⭐⭐
開店30分前に到着して4番目でした。その後続々と人が並び、開店時には長蛇の列に。函館で食べた塩ラーメンの中で1番サッパリしていて食べやすく、¥500でこの価値は信じられません。チャーハンも絶品で、チャーシューの旨みと程よい油、米にまとったラーメンスープが何度でも食べたくなる味。餃子も美味しく、ラーメンだけでなくサイドメニューもぜひ注文してほしいです。
C
2024年12月
⭐⭐⭐⭐
雪の中1時間半待ちましたが、その価値は十分にありました。スープは透き通っていて美しく、鶏がらベースのあっさりした味わいながら旨みが深い。麺は自家製で中細のストレート、ツルッとした食感が優しくて良いです。具材はシンプルにチャーシュー、メンマ、ネギのみで、キレイなスープを邪魔しない構成。12:45には並んでる人のみで終了してしまうので、早めに行くことをおすすめします。

📊 レビューの詳細分析(約5000字)

創業78年の歴史と函館塩ラーメンの源流

滋養軒は昭和22年(1947年)創業という、実に78年もの歴史を持つ函館を代表する老舗ラーメン店だ。江南出身の華僑・謝店主が創業した当店は、開港地となった函館に集まった中国商人の影響を受けた広東寄せの湯麺、いわゆる「南京そば」を提供。これが函館における塩ラーメン文化の礎を築いた店の一つとされており、函館塩ラーメンの源流として現在も第一線で活躍している。NHKの「RAMEN JAPAN」でも紹介された実績を持ち、食べログラーメンHOKKAIDO百名店2024にも選出。その歴史的価値と現在の人気の両立が、この店の大きな特徴となっている。

透明度抜群のスープと深い旨み

滋養軒の最大の特徴は、どんぶりの底まで見えるほど透き通ったスープにある。鶏がら、豚骨、香味野菜、昆布などをじっくりと煮込んで作られるこのスープは、「透明度が高くてキレイなビジュアル」「澄んだ色をしたスープで見た目も驚き」といった視覚的なインパクトに加え、「信じられないほどの旨味が凝縮されている」「あっさり優しい滋味深い味わい」という味わいの深さで多くの客を魅了している。

特筆すべきは、このあっさりとした見た目に反してじんわりと染み渡るような深い旨みが感じられる点だ。「脂に頼らず、ここまでサッパリ味に仕上げているのに意地を感じる」「動物出汁と化調で上手にまとまっている感じであっさりとしつつじんわりと旨み広がる」といったレビューからは、単なる薄味ではなく、緻密に計算された味の設計がなされていることが窺える。貝柱系の出汁も感じられるという指摘もあり、複雑な旨みの層が形成されている様子が伝わってくる。

「最後まで飲み干せるくらいさっぱりとした味」「スープを完飲」「つい、飲み干してしまいます」という声が圧倒的に多く、塩分は決して低くないと思われるものの、食後にまた食べたくなる不思議な中毒性を持つスープとして高く評価されている。

自家製麺へのこだわりと完璧な一体感

函館市内で数少ない自家製麺を提供する店として知られる滋養軒。毎朝店の2階で製麺されるという中細のストレート麺は、「つるつるとした喉越しで心地よい啜り心地」「ツルっとして優しい食感が良い」「少し卵が効いた、ツルツルとのど越しが良く、そしてコシのある麺」と、その食感の良さで絶賛を浴びている。

「ずずっと一気にいただきたくなる」という表現が示すように、この麺はスープとの相性が完璧に計算されている。「あっさりスープとよく合う」「自家製麺とも(スープが)よくあっており」という声からは、透明な塩スープの味わいを邪魔することなく、むしろ引き立てる役割を果たしていることが分かる。茹で加減は「やや硬め」とする評価もあり、程よい歯ごたえを残すことで食感にメリハリを生み出している。

シンプルな具材構成の美学

具材は長ネギ、メンマ、チャーシューという極めてシンプルな構成。「トッピングも寂しい」「ボリュームは少なめ」という声もあるものの、多くの客はこのシンプルさこそがスープの美しさを際立たせる計算された美学であると理解している。「シンプルでキレイなスープの邪魔をしない構成」「これぞ函館塩ラーメンという感じ」という評価が示すように、余計な要素を排除することで、透明なスープと自家製麺の本質的な美味しさに集中できる構成となっている。

驚異的なコストパフォーマンス

滋養軒が多くの客から絶賛される最大の理由の一つが、その圧倒的なコストパフォーマンスだ。函館塩ラーメンが¥500〜¥600、醤油ラーメンも¥500という「今時信じがたい」「激安」「ワンコイン」の価格設定ながら、「しっかりしたクオリティ」「こんなに安くていいのかと思ってしまう」「¥500で食べられるとは、思えない程の価値」という声が圧倒的多数を占める。

チャーシューワンタンメン(塩)でも¥850という価格で、「函館屈指の人気店にして屈指のコスパ」という評価。この価格設定の背景には、ご夫婦二人のみで営業しているという運営体制がある。「提供は早くない」ものの、「それも店の味」「だからこそこの強烈コスパが保たれている」と、客側も理解を示しており、むしろこの体制を応援したいという声が多数。「いつまでもお元気で営業を続けていただきたいと切に願います」という感謝の言葉が象徴するように、良心的な価格設定が地元民と観光客の両方から愛される理由となっている。

隠れた人気メニュー:絶品チャーハンと餃子

塩ラーメンが圧倒的な人気を誇る一方、チャーハンと餃子も極めて高い評価を獲得している。チャーハン(¥650)については「程好く油をまとってパラっと感のある仕上がり」「味付けも良く実に美味しい」「何と言ってもチャーハンが絶品!」「チャーシューの旨み、油コッテリではなくちょうどいい油と米にまとったラーメンスープが何度でも食べたくなる」という絶賛の声。ラーメンスープが米にまとっているという指摘は興味深く、ラーメンとの相乗効果を生み出している可能性が高い。

焼きギョーザ(¥350〜¥400)は「自家製の皮から一つ一つ丁寧に作られている」という手作りの温かみに加え、「もちもちっとした皮の食感」「カリっと焼き目がついた皮」「ほんのりニンニクが効いているが、野菜などのバランスが良く食べやすい」と、皮と餡の両方で高い完成度を示している。サイズは「やや小ぶり」「小さくてサイズ感抜群」とされ、ラーメンと一緒に食べるのに適したサイズ設定。一部「お味は塩っぱい」という指摘もあるが、全体としては「餃子もうまい」という評価が優勢で、ラーメンだけでなくチャーハンも頼んで!という強い推奨が複数のレビューで見られる。

行列と待ち時間の実態

滋養軒を訪れる際に避けて通れないのが行列と待ち時間の問題だ。「開店時間である11時15分に20名ほどの列」「開店時には30人近くが並んでいた」「平日12時前頃で25人ほどの待ち」「週末12:00頃で待ち約30名」という状況が常態化しており、待ち時間は「30分〜1時間半程度」が一般的。特に雪の中1時間半待ったという報告もある。

さらに厄介なのは、スープがなくなり次第終了という営業形態だ。「12:45には並んでる人のみで終了」「13時頃には暖簾を降ろす」「閉店時間の1時間前くらいには暖簾が外された」という報告が多数あり、「食べるには、最低でも13時前には並んでおかないと、食べられない危険が高い」という警告が発せられている。実際に「あと一歩のところでスープが無くなり食べれず」「ラスト2組前でギリギリセーフ」という体験談も。

興味深いのは、実際の開店時間が公表より早いことで、「11時15分開店とあったが11時に入って良いとのこと」「10:30くらいには開店してます」という報告がある。このため、開店30分前(10:45頃)から並ぶのが確実な戦略として推奨されている。「10時15分までに来て立ち並び」「開店30分前に到着したら、4番目」という成功例がある一方、到着時にすでに5人並んでいたというケースも。回転は「あまり速くない」ため、早めの訪問が極めて重要となる。

店内の雰囲気とサービス

店内はカウンター3席と4人掛けテーブル3卓の計15席という「こじんまり」とした空間。「昔ながらの食堂な雰囲気」「シンプルな雰囲気」「どことなく懐かしい雰囲気」と表現され、昭和レトロな温かみが感じられる。

サービス面では、ご夫婦二人で営業しているため「決して提供は早くない」「たんたんと仕事をなさるご夫婦」という特徴がある。しかし「お店のご主人と奥さんの真心がこもった料理と、ふれあいを楽しみに訪れるお客様も多く、食事をした後は、なんだか心もほっこりと温まります」という評価が示すように、人間味のある温かいホスピタリティが好意的に受け止められている。「良心の塊のようなお店」「味&価格&サービスの三拍子が揃う」という総合評価が、この店の本質を的確に捉えている。

卓上には「一味唐辛子、塩、醤油、ソース、酢、ラー油」が用意されており、様々な味変が可能。餃子は「オーダー後に作っていた」という報告があり、できたて熱々の状態で提供される丁寧さも評価されている。

アクセスの良さと駐車場事情

立地面では函館駅前駅から徒歩約3〜4分(259m)、函館駅からも徒歩5〜6分程度という抜群のアクセスの良さを誇る。「函館駅から少し歩いた場所」「駅から近いということもあり、観光客のかたも多く訪れて」いる状況で、観光の起点となる駅から気軽に訪れることができる。大門一番通りという分かりやすい立地も初訪問客にとって親切な要素だ。

駐車場は「あり(4台・無料)」という情報があるものの、台数が限られているため車での訪問には注意が必要。人気店ゆえに満車の可能性が高く、公共交通機関の利用が推奨される。

多様なニーズへの対応

滋養軒は幅広い客層に対応できる柔軟性を持つ。「子連れOK」「一人客歓迎」という特徴に加え、「カウンター3席」があることで一人客も気兼ねなく利用可能。「テーブル席」は家族連れや友人グループにも対応。全席禁煙という点も現代のニーズに合致している。

塩ラーメン以外に醤油ラーメン、味噌ラーメンも提供しており、「子供が頑なに『醤油!』と言って聞きませんでした」というエピソードで登場する醤油ラーメンも「これはこれで!うまいじゃない!」「ザ、昭和のラーメン!」と高評価。特製栄養メンという「ニラがたっぷり入り、ラー油が全体を引き締めて、なかなかの美味しさ」のスタミナ系メニューもあり、様々な好みに対応できるラインナップを揃えている。

リピート率の高さと感動体験

「函館に来たら塩ラーメンは欠かせません」「函館といえばここの塩ラーメン」「出張で行った時は必ず食べにいきます」「函館来たらまた来ます」という声が示すように、リピート率の極めて高い店だ。初訪問者の感動も顕著で、「函館に何回も行っているのに、なんで今まで滋養軒に来なかったんだろう?と後悔したくなるほどの美味しさ」「次回函館に行ったら絶対行きます」という強い再訪意欲を生み出している。

「函館滞在の目当てだったと言っても過言ではありません」「数年前から職場の知り合いからこの店を紹介され、楽しみにして来ました」という計画的な訪問や、「彼氏との初めての旅行でしたが2人とも北海道の話をする時は必ずこちらの塩ラーメンの話になります!また行きたいなぁって良い思い出の味」という思い出とセットになった体験が、単なる食事を超えた特別な価値を創出している。「勇気を出して並んで良かったです、一人でラーメン屋さんに並んだのは人生初です。旅先だからできることなのでしょう」という体験談も、この店が持つ特別な魅力を物語っている。

函館塩ラーメン文化における位置づけ

「函館には塩ラーメンの有名店が沢山ありますが、ここの塩ラーメンが1番好きです」「今まで函館で食べた塩ラーメンの中で1番サッパリしていて食べやすい」という声が示すように、滋養軒は競合ひしめく函館塩ラーメン界においてもトップクラスの評価を獲得している。「函館一の塩ラーメンという噂どおりの美味しさ」という表現も見られ、その地位は揺るぎない。

「これぞ函館塩ラーメンという感じ」「しみじみ美味しい昔ながらの『函館塩ラーメン』が食べられるお店」という評価は、滋養軒が単に美味しいだけでなく、函館塩ラーメンの本質を体現する正統派として認識されていることを示している。78年の歴史が培った伝統の味が、現代においても変わらぬ支持を集め続けているのだ。

総合評価

滋養軒は、78年の歴史透明度抜群のスープ自家製麺驚異的なコストパフォーマンス温かいホスピタリティという5つの強みを持つ、函館を代表する塩ラーメンの名店である。行列と待ち時間、スープ切れによる早期終了というハードルはあるものの、それを補って余りある価値が確実に存在する。函館を訪れたなら、開店30分前から並んででも一度は食べるべき、まさに「函館塩ラーメンの真髄」を体現する店といえよう。良心的な価格設定を維持しながら高品質を追求する姿勢は、ご夫婦二人で営む小さな店だからこそ実現できる奇跡であり、末永く営業を続けてほしいと願わずにはいられない、函館の宝とも呼べる存在だ。

📍 アクセス

🚃
最寄り駅
函館市電「函館駅前駅」より徒歩3分(259m)
JR函館本線「函館駅」より徒歩5-6分
🏢
住所
〒040-0035
北海道函館市松風町7-12(大門一番通)
🚗
駐車場
あり(4台・無料)
※台数限定のため公共交通機関推奨
⚠️
訪問時の注意
開店30分前から並ぶことを推奨
スープ切れ次第終了(13時前に終了することも)
📢

店舗情報・注意事項

【重要なお知らせ】
◆営業は月・金・土・日のみ(火・水・木は定休日)
◆営業時間:11:15〜13:30(スープがなくなり次第終了)
◆予約不可・現金払いのみ(カード・電子マネー不可)
◆開店30分前から行列が発生・1〜1.5時間待ちも
◆13時前に売り切れることが多いため、早めの来店を推奨

【店舗の特徴】
◆1947年創業・創業78年の老舗ラーメン店
◆食べログラーメンHOKKAIDO百名店2024選出
◆函館市内では数少ない自家製麺を提供(毎朝2階で製麺)
◆透明度抜群の塩スープと中細ストレート麺の絶妙なバランス
◆ご夫婦二人で営業・温かいホスピタリティ
◆ワンコイン(¥500〜)で本格函館塩ラーメンが味わえる驚異のコスパ

【おすすめの訪問方法】
◆開店45分前(10:30頃)に到着するのが理想
◆平日よりも土日祝の方が混雑する傾向
◆ラーメン+チャーハン+餃子の組み合わせが特におすすめ
◆一人客でもカウンター席があるので気軽に利用可能

滋養軒は北海道函館市松風町にある1947年創業の老舗ラーメン店です。函館駅前駅から徒歩3分という好立地で、食べログラーメンHOKKAIDO百名店2024に選出されています。 函館塩ラーメンが¥500〜¥600、醤油ラーメンが¥500という驚異的なコストパフォーマンスで、どんぶりの底まで見えるほど透き通ったスープと毎朝2階で製麺する自家製麺が特徴。 チャーシューワンタンメン(¥850)、絶品チャーハン(¥650)、自家製焼きギョーザ(¥350〜¥400)も人気メニュー。 営業は月・金・土・日のみ(火・水・木定休)で、11:15〜13:30の営業時間中もスープがなくなり次第終了するため、早めの来店が必須。 カウンター3席とテーブル12席の計15席という小さな店内で、ご夫婦二人が心を込めて営む温かい雰囲気も魅力。 函館塩ラーメンの源流を体現する正統派の味を、ぜひご堪能ください。