✨ おすすめポイント
🐟 水産会社直営の新鮮さ
1階が海産物スーパー、2階が食堂という構造で、市場で仕入れた新鮮な魚介類をそのまま調理。地元余市や積丹の海の幸を最高の状態で味わえる。
💰 コスパ抜群の価格設定
海鮮丼1,580円、ホタテ丼1,480円など、観光地とは思えない良心的価格。うに丼も時価だが市場価格に近く、2,000円台から楽しめることも。
🏪 1階でお土産も購入可能
食事の前後に1階のスーパーで海産物や乾物を購入可能。毛ガニ、タラバガニ、ホタテなど、新鮮な海産物を全国発送もできる。
👨👩👧👦 大箱で回転が早い
週末は行列必須だが、座席数が多く提供スピードも速いため回転率が良い。先会計システムで効率的にオーダーできる。
📸 フォトギャラリー
💬 お客様の声
週末に余市の超有名店「柿崎商店」へ初訪問しました。混雑を避けて朝10時に到着しましたが、すでに店外まで行列。30分ほど並びましたが、店内に入ってからは涼しく待ち時間も苦になりませんでした。海鮮丼は1,580円でネタが新鮮でかつボリューム満点。積丹半島の寿司屋や丼屋は観光値段ですが、ここは地元の人も昼食に訪れるくらいの手頃な価格でとびっきり新鮮な魚が食べられます。
小樽で寿司を食べたが、まだ満足感がないのでそのまま余市へ。柿崎商店である。まず、店外のスチロールをみてびっくりする。安いとか安くないとか、もうそういうレベルをはるかに超えているのだ。この日のうに丼は3,350円。ロシア産の塩水赤ウニで、下で見たら2,800円で売っていたのでもう、めちゃくちゃ良心的な値段である。ちなみに、この塩水ウニ(ロシア産の赤)千歳で買えば5,500円という代物。さすが、柿崎商店。
ニッカウヰスキー余市蒸留所の工場見学後のお昼ご飯でいただきました。一階は鮮魚店とスーパーで二階が食事処の「海鮮工房」になります。余市産うに(赤塩水)をいただきます。赤はバフンウニで白はムラサキウニになります。ご飯は酢飯か白飯か選べますが、うに丼は味がわかるように白飯がおススメです。うには、クリーミーで甘くて美味しいです。
久しぶりに余市の柿﨑商店を訪れました。お店にならべられた発泡スチロールの箱の蓋を開けると、少し小ぶりなボタンエビがぎっしり詰まっていて、なんとまだ生きていて動いていました。残念ながらこの大量のボタンエビは持ち帰れないので、2階の食堂「海鮮工房」のメニューにこのボタンエビが載っていました。早速食堂で海鮮丼とボタンエビを注文し、まだ生きているボタンエビを堪能しました。
週末は長蛇の列ですが、並んでまで食べる価値はあります!酢飯かふつうのご飯か選べます。海鮮丼は魚介がたっぷりで新鮮。ほっけ焼きも表面はパリッと焼かれていて、なかの身はふっくらジューシー、脂のりも申し分ありません。いろいろなものを味わいたい方は、丼物はハーフサイズもあるので、サイドメニューと合わせて注文するのもいいですよ。
🏪 店舗情報
北海道余市郡余市町黒川町7-25 柿崎商店2F
Kurokawa-cho 7-25, Yoichi-cho, Yoichi-gun, Hokkaido
※予約不可
※季節により変動あり
※祝日の場合は営業することもあり
※うに丼は時価(¥2,000〜¥6,000台)
※カード・電子マネー不可
無料
コンセント:なし
広い座席で家族連れも多数
📝 詳細レビュー(5000字)
水産会社直営ならではの圧倒的な鮮度と価格競争力
余市駅から徒歩わずか3分、国道5号線沿いに位置する柿崎商店 海鮮工房は、地元の水産会社が直営する食堂として、北海道屈指のコストパフォーマンスを誇る海鮮料理店だ。オレンジ色の目立つ建物の1階は海産物を扱うスーパーマーケット、2階が食堂という構造になっており、この垂直統合型のビジネスモデルこそが、同店の圧倒的な価格競争力と鮮度の秘密となっている。
最大の特徴は、1階で販売している魚介類をそのまま2階の食堂で調理して提供できる点にある。市場で仕入れた新鮮な海の幸が、中間マージンを極力排除した形で客の食卓に届く。このシステムにより、観光地として知られる余市や近隣の積丹半島の他店舗と比較して、価格面で大きなアドバンテージを持つに至っている。実際、海鮮丼が1,580円、ホタテ丼が1,480円という価格設定は、観光地価格とは一線を画す良心的なものだ。
うに丼への圧倒的なこだわりと季節性
柿崎商店を語る上で避けて通れないのが、名物のうに丼である。「時価」という表記に一瞬躊躇する客もいるかもしれないが、実際の価格は2,000円台から6,000円台と、市場価格に極めて近い水準に設定されている。特筆すべきは、下の売り場で2,800円で販売されている塩水うにが、上の食堂では調理費を上乗せしても3,350円程度で提供されるという透明性だ。
うに丼には4つのバリエーションが存在する。「赤」はエゾバフンウニを使用したもので、濃厚な甘みと独特のクリーミーさが特徴。「白」はキタムラサキウニで、より淡白で上品な味わいを好む客に支持されている。さらに、「折」と「カップ」という区別も重要だ。「折」はうにが折箱に入った状態のもので、ミョウバン不使用の純粋な味わいが楽しめる高級品。一方「カップ」は塩水に浸かった状態で保存されているもので、鮮度を保ちながら比較的手頃な価格で提供される。
特に6月から8月にかけての夏季限定で提供される積丹産の「赤うに」は、毎年この時期を狙って遠方から訪れるファンが後を絶たない。ぷるぷると輝く濃厚なうにが温かいご飯の上にたっぷりと盛られた姿は、まさに「海の宝石箱」と形容するにふさわしい。ご飯は酢飯か白飯を選択できるが、うに本来の味わいを堪能するためには白飯を選ぶことを店側も推奨している。
海鮮丼の圧倒的なボリュームと多彩なラインナップ
店の看板メニューである海鮮丼(1,580円)は、その内容の充実ぶりで高い評価を得ている。中トロ、サーモン、いくら、ブリ、ホッキ貝、ホタテ、甘エビ、玉子など、8種類以上の新鮮な魚介類がふんだんに盛り付けられており、最後まで飽きることなく様々な食感と味わいを楽しめる。特に午後には完売することも珍しくない人気メニューで、確実に味わいたい場合は開店直後の訪問が推奨される。
その他の丼物も充実している。ホタテ丼(1,480円)はプリプリの新鮮なホタテがたっぷりと盛られ、さらにいくらもトッピングされているというお得感満載の一品。イトコ丼(1,780円)はカニの身といくらという2つの異なる食感を同時に楽しめる贅沢な丼で、「北海道の王道」を両方味わえることから観光客に特に人気が高い。
磯丼(1,580円)は貝好きにはたまらないメニューで、ホッキ貝、ツブ貝、ホタテなど貝類を中心に構成されている。コリコリとした独特の食感と磯の香りが楽しめ、海鮮丼とは一線を画した味わいを提供している。リピーターの中には、毎回この磯丼を注文するという固定ファンも少なくない。
サイドメニューの充実度と単品の魅力
柿崎商店の真価は、実はサイドメニューにこそ表れている。ほっけ焼き(680円〜800円)は北海道を代表する焼き魚で、表面はパリッと香ばしく、中身はふっくらとジューシーに仕上げられている。脂のりも申し分なく、焼きたてを提供されるため常にアツアツの状態で楽しめる。
つぶ刺し(580円〜780円)は鮮度抜群で、コリコリとした食感が病みつきになる一品。磯の香りがクセになり、後から来るツブの甘みが堪らない。ワタの部分も美味しく、日本酒との相性は抜群だ。
カニ類も充実している。北海道産タラバガニ(1,950円)と北海道産毛ガニ(2,800円)は、水産会社直営ならではの価格設定で提供されている。特に1階のスーパーでは「激安」と評されるほどの価格でカニ類が販売されており、その価格感覚がそのまま食堂のメニューにも反映されている点が魅力的だ。
季節によっては生きたボタンエビが提供されることもある。1階の発泡スチロールの中で生きて動いているボタンエビを、2階の食堂で新鮮な状態のまま味わえるという体験は、柿崎商店ならではのものだ。ぷりぷりの食感と濃厚な旨みは、一度味わえば忘れられない美味しさだ。
てっぽう汁(鉄砲汁)(680円)は、カニの身がたっぷりと入った味噌汁で、カニの出汁がしっかりと効いている。提供される器が大きく、これだけでも十分な満足感を得られるほどのボリュームがある。単品のサイドメニューとしては破格のコストパフォーマンスだ。
先会計システムと効率的なオペレーション
柿崎商店の特徴的なシステムとして、先に会計を済ませて、番号で呼ばれるという方式を採用している。初めての客は戸惑うこともあるが、このシステムには明確な利点がある。注文から提供までの時間が大幅に短縮され、特に混雑時でも効率的に料理を提供できる体制が整っている。
週末や観光シーズンには開店前から行列ができることも珍しくない。特に10時の開店時には既に30人以上が並んでいることもあるが、座席数が多く(大箱)、提供スピードも速いため、回転率は非常に良い。実際、30分程度の待ち時間で席に着けることが多く、「並ぶ価値がある」という評価が多数派を形成している。
店内の雰囲気と利用シーン
2階の食堂は広々としており、ベージュ色の木目と白を基調とした明るく清潔感のある空間となっている。いわゆる「食堂」スタイルではあるが、清潔に保たれており不快感はない。むしろ、気取らない雰囲気が地元民にも観光客にも受け入れられている要因となっている。
利用客の層は非常に幅広い。地元のビジネスマンが昼食に訪れるかと思えば、家族連れの観光客、ニッカウヰスキー余市蒸留所を見学した後の食事として利用する層など、多様な客層に支持されている。この「地元民も観光客も利用する」という点が、観光地価格に陥らない価格設定を維持できている理由の一つでもある。
1階スーパーとの相乗効果
柿崎商店のユニークな魅力として、1階のスーパーでのショッピングと2階での食事を組み合わせられる点が挙げられる。1階では新鮮な海産物だけでなく、乾物や地元の野菜、お酒、お菓子、パンなども販売されており、お土産購入にも最適だ。
特に、毛ガニやタラバガニ、ホタテなどの高級海産物が「激安」と評されるほどの価格で販売されており、その場で全国発送も可能という便利さも人気の理由だ。乾物の中では「むしり氷下魚(こまい)」が北海道民に特に愛されており、お酒のおつまみとして絶品だという評価を得ている。
食事の前後に1階を見て回るだけでも楽しめる。発泡スチロールの箱に入った新鮮な魚介類、時には生きたままのボタンエビやシャコが並んでいる様子は、市場のような活気に満ちており、「見ているだけでゲラゲラ笑ってしまう」ほどのインパクトがあると評する客もいる。
アクセスと周辺観光との組み合わせ
余市駅から徒歩3分、ニッカウヰスキー余市蒸留所からも徒歩5分という立地の良さも大きな魅力だ。多くの観光客が蒸留所見学の前後に柿崎商店を訪れるパターンを形成している。また、札幌から車で約1時間、積丹半島へのドライブルートの途中に位置するため、ドライブ客の昼食スポットとしても定着している。
駐車場は20台分完備されており、無料で利用できる。車でのアクセスも容易であり、家族連れやグループでの利用にも適している。国道5号線沿いのオレンジ色の建物は遠くからでも目立つため、初めての訪問でも迷うことは少ない。
注意点と訪問のコツ
いくつかの注意点も押さえておきたい。まず、支払いは現金のみで、クレジットカードや電子マネーは使用できない。事前に現金を用意しておく必要がある。また、予約は受け付けていないため、特に週末や観光シーズンは早めの訪問が推奨される。
人気メニューである海鮮丼やうに丼は、午後には完売することもある。確実に味わいたい場合は、10時の開店直後、遅くとも11時台までには訪問することをお勧めする。夏季の積丹産赤うには特に早くなくなるため、この時期を狙う場合は特に早めの行動が必要だ。
丼物にはハーフサイズもあるため、複数のメニューを味わいたい場合は、ハーフサイズとサイドメニューを組み合わせるという選択肢もある。特に、海鮮丼のハーフとほっけ焼き、つぶ刺しなどを組み合わせることで、多彩な北海道の味覚を一度に楽しむことができる。
総合評価と結論
柿崎商店 海鮮工房は、水産会社直営ならではの鮮度と価格競争力、豊富なメニューラインナップ、効率的なオペレーション、1階スーパーとの相乗効果という4つの強みを活かし、余市エリアにおいて独自のポジションを確立している。観光地にありがちな価格の高騰を避け、地元民も通う良心的な価格設定を維持しながら、観光客にも満足度の高い体験を提供することに成功している点は高く評価できる。特にうに丼への圧倒的なこだわりと、海鮮丼のコストパフォーマンスの高さは、北海道旅行における「必訪店」として推薦するに値する水準だ。
📍 アクセス
JR函館本線 余市駅より徒歩3分
〒046-0003
北海道余市郡余市町黒川町7-25 柿崎商店 2F
あり(20台・無料)
札幌から車で約1時間
ニッカウヰスキー余市蒸留所 徒歩5分
道の駅スペース・アップルよいち 徒歩5分
店舗からのお知らせ
【人気メニュー情報】
◆海鮮丼(¥1,580)は午後には完売することも。お早めのご来店を!
◆6月〜8月限定:積丹産「赤うに」が登場!この時期だけの極上の味わいをぜひ
◆うに丼は時価(¥2,000〜¥6,000台)。1階スーパーの価格に近い良心的価格
◆ハーフサイズの丼もご用意。いろいろ味わいたい方におすすめ
【ご利用案内】
◆先会計システム:先にお会計を済ませ、番号でお呼びします
◆支払いは現金のみ(カード・電子マネー不可)
◆予約不可:週末は行列必須ですが回転が早いです
◆酢飯・白飯選択可:うに丼は白飯がおすすめ
◆1階スーパーで海産物のお土産購入&全国発送も可能
柿崎商店 海鮮工房は北海道余市郡余市町にある水産会社直営の海鮮料理店です。余市駅から徒歩3分、ニッカウヰスキー余市蒸留所から徒歩5分という抜群の立地。 海鮮丼¥1,580、ホタテ丼¥1,480、いくら丼¥880〜など、観光地価格ではない良心的な価格設定が魅力。 名物のうに丼は時価(¥2,000〜¥6,000台)ながら市場価格に近い値段で提供され、特に6月〜8月限定の積丹産赤うには絶品。 1階は海産物スーパー、2階が食堂という構造で、新鮮な魚介類を最高の状態で味わえます。 毛ガニ、タラバガニ、ホタテなどのお土産購入&全国発送も可能。地元民も通う実力店で、余市観光には欠かせない食事スポットです。