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まるたま小屋|函館元町の本格ロシア料理カフェ【焼きピロシキ・ボルシチ完全ガイド】

まるたま小屋

まるたま小屋

カフェ・ロシア料理 函館元町
3.2
⭐⭐⭐
41件のレビュー
料理
サービス
雰囲気
コスパ
🕐

営業時間・定休日

営業時間 11:00〜18:00(L.O. 17:30)
定休日 火曜日・水曜日
ランチ営業 あり(11:00〜)
💴

価格・お支払い

平均予算 ¥700〜¥1,000(一人あたり)
ピロシキ単品 約¥300
セットメニュー ¥700〜
支払方法 現金 PayPay auPAY メルペイ d払い
🏠

設備・サービス

席数 約10席(イートインスペース)
喫煙 完全禁煙
駐車場 なし(近隣に函館市観光駐車場あり)
その他 テイクアウト可 通販対応 一人客歓迎
📞

ご予約・お問い合わせ

電話番号 0138-76-3749
予約可否 予約不要(イートイン先着順)
公式サイト 公式サイト
SNS Instagram

💬 お客様の声

A
2025年訪問
⭐⭐⭐⭐
可愛い外観に惹かれ、ロシア料理の店に初訪問。焼きピロシキをテイクアウトしました。たくさんのメニューから一番人気のエゾ×エゾを選択。具材がエゾシカにエゾ舞茸とのことで、北海道らしさ満点です。イートインではボルシチのセットなどもあり、再訪して味わいたいです。店内も素敵な雰囲気でした。
B
2024年訪問
⭐⭐⭐⭐⭐
教会群と函館山ロープウェイ乗り場の間にあるお店。ボルシチはもちろん、焼きタイプのピロシキは皮もフィリングもとても美味しかったです。明治末期の建物をリノベーションした店内はマトリョーシカなどロシアの雑貨や本があって、とても穏やかな空気で居心地がいい。何時間でもいられてしまいます。
C
2024年訪問
⭐⭐⭐⭐
ひこま豚とサーモンのピロシキを1つずつテイクアウトしました。どちらも温めて頂きました。具はぎっしり、生地は油っこくなく2つでも余裕で食べられました。お肉もサーモンも美味しかったです。店内の雰囲気も可愛らしく、次回は店内でボルシチを頂きたいです。

📊 レビューの詳細分析

築100年超の古民家で味わう本格ロシア料理

まるたま小屋は、函館山ロープウェイ山麓駅から徒歩わずか1〜2分という好立地にある明治45年(1912年)築の歴史的建造物をリノベーションした本格ロシア料理店だ。白い外壁の古民家は、函館の坂道が織りなすレトロな街並みに溶け込み、通りかかる観光客の目を引く佇まいを見せる。店主の北見伸子さんは、日本ウクライナ文化交流協会北海道支部長という肩書きを持ち、現地ウクライナのキエフまで足を運んでピロシキを研究した本格派。その情熱が生み出す焼きピロシキとボルシチは、本場ロシア出身の客からも「地元より美味しい」と賞賛される品質の高さを誇っている。

エゾ×エゾが示す北海道素材へのこだわり

数ある焼きピロシキの中でも、一番人気の「エゾ×エゾ」は店の哲学を体現したメニューといえる。エゾシカ肉とエゾ舞茸という、北海道を代表する二つの食材を組み合わせたこの一品は、多くの客が「北海道らしさ満点」と評価。地元食材を活かしながらも、ロシア料理としての本格性を失わない絶妙なバランスが支持を集めている。また、「しゃけクリームチーズ」は函館人とロシア人の双方から人気が高く、道産じゃがいもとクリームチーズ、サーモンの組み合わせが「函館人とロシア人に大人気」という評判を確立した。

手作りピロシキの技術力と多様性

まるたま小屋のピロシキは、すべて店内で手作りされている。生地は「もちもちしていて食べ応えがある」「油っこくなく2つでも余裕で食べられる」と好評だ。具材は「ぎっしり詰まっている」との声が多く、一個約300円という価格設定に対して満足度は非常に高い。甘い系から惣菜系まで、常時7〜8種類のピロシキが用意され、「ミートエッグ」という定番から「スパイシートマトラム」「塩バターりんご」といった個性的なメニューまで幅広い選択肢が揃う。特に「スパイシートマトラム」は「ラム臭さがなく、トマトの酸味にスパイスが効いて食べ飽きることがない」という独創性の高い一品として評価されている。

北海道産ビーツが織りなすボルシチの深み

もう一つの看板メニューであるボルシチは、北海道産ビーツを使用し、塩漬け豚肉から丁寧にスープを取り、味付けは塩のみという徹底したシンプルさが特徴だ。「野菜とお肉の出汁だけでこんなに美味しいのかとびっくり」「具沢山で栄養満点」という声が示すように、素材本来の味を最大限に引き出す調理法が高く評価される。「オーブンでじっくり焼いたビーツが体にしみる」という感想も多く、寒い函館の冬に訪れる客にとって、体の芯から温まる一品として親しまれている。スープセット(ハーフ)は700円という手頃な価格設定で、軽めのランチとしても人気だ。

居心地の良さが生む長居したくなる空間

店内の雰囲気について、「とても穏やかな空気で居心地がいい」「何時間でもいられてしまう」という声は非常に多い。マトリョーシカなどロシアの雑貨が店内に並び、ロシアの旅行雑誌や本も自由に読める空間は、「ロシアの雰囲気を味わいながらピロシキやボルシチを頂くことができる」独特の世界観を創出している。2024年4月にはイートインスペースを拡充し、ウクライナ風ペイントが施された新しい空間が誕生。「小さな珈琲店のような落ち着いた雰囲気」「古民家カフェという感じで、雑貨で彩られて可愛らしい」といった評価が示すように、食事だけでなく空間そのものを楽しむ客が多いのも特徴といえよう。

店主の人柄がもたらす温かな接客

「店主の人となりをあらわす。かろやか、のびのび、自由で心地よい」という評価が象徴するように、北見さんの明るく気さくな人柄が店の大きな魅力となっている。「とても気さくな方で、お話しながら食べるピロシキは大変美味しかった」「スタッフさんの接客がとても心地よくのんびり過ごせた」という声が多く、単なる飲食店を超えた人と人との交流の場として機能している側面も見逃せない。過去には、旅に疲れたフランス人バックパッカーを2階に泊めて酒とご飯で歓待したというエピソードも伝わっており、「日本に来なきゃよかった、なんて思わせたくない」という店主の心意気が、多くの客に感動を与えているのは確かだろう。

テイクアウト・通販で広がる可能性

イートインだけでなく、テイクアウトと通販にも対応している点は、現代のニーズに合致した柔軟な営業スタイルだ。「お土産で買えました、食事は行きたいお店があるのでお土産可能は嬉しい」という観光客の声や、「函館に来たら、ピロシキとボルシチは食べるのを楽しみにしてました」という期待感は、函館を訪れる多くの人々にとって、まるたま小屋が「函館名物」として認識され始めていることを示している。通販では焼きピロシキ4個入とボルシチ2個入のセットなども販売されており、遠方からでもその味を楽しめる体制が整っている。

若者支援という社会的使命

店名の「まるたま」には、「まるごと卵がかえる場所」つまり「若者という卵が社会に出られるようにする場所」という意味が込められている。店主の北見さんは、以前から若者の就労支援に携わっており、この場所を「食」を通した活動の拠点としている。単なる飲食店としてだけでなく、社会的な役割を担おうとする姿勢は、地域に根差した店づくりの理念として高く評価されるべきだろう。

価格設定とコストパフォーマンス

ピロシキ一個約300円、スープセット(ハーフ)700円という価格設定は、「この価格で700円だから安いし良かった」「結構ボリュームがあるので軽いランチにもいいかと思います」という評価が示すように、コストパフォーマンスの高さが際立つ。函館観光の合間に気軽に立ち寄れる価格帯でありながら、品質と満足度は高く、「素朴なほっとするような味」という評価が多いのも、飾らない誠実な店づくりの姿勢を表している。

アクセスの良さと観光動線

函館山ロープウェイ山麓駅から徒歩1〜2分、市電「十字街」から徒歩約11分という立地は、函館観光の動線上に位置しており、「教会群と函館山ロープウェイ乗り場の間」という絶好のロケーションにある。「観光場所の近くにあるので観光客も数多くいました」という声が示すように、観光客にとってアクセスしやすい立地であることは間違いない。ただし、駐車場は店舗にはなく、近隣の函館市観光駐車場(FMいるかビル近く)を利用する必要がある点には注意が必要だ。

総合評価

まるたま小屋は、本格的なロシア料理北海道産食材へのこだわり歴史的建造物の魅力温かな接客手頃な価格設定という5つの強みを兼ね備えた、函館元町エリアを代表する個性的な飲食店といえる。単なる観光客向けの店ではなく、地元の人々にも愛され、リピーターを生み続ける店づくりは、「ピロシキ一個とお茶一杯で思わず長っ尻になる」という表現が象徴するように、訪れる人々に心地よい時間を提供することに成功している。函館を訪れた際には、ぜひ立ち寄りたい一店だろう。

📍 アクセス

🚃
最寄り駅
函館市電「十字街」電停より徒歩約10〜11分
函館市電「末広町」電停より徒歩約7分
🏢
住所
〒041-0054
北海道函館市元町2-3
🚗
駐車場
専用駐車場なし
函館市観光駐車場(FMいるかビル近く)を利用可能
🚡
目印
函館山ロープウェイ山麓駅から徒歩1〜2分
白い外壁の古民家、赤い扉が目印
📢

店舗からのお知らせ

【まるたま小屋の魅力】
◆明治45年(1912年)築の築100年超の古民家をリノベーション
◆本場ウクライナで修行した店主が作る本格焼きピロシキ
◆北海道産食材を使用:エゾシカ、エゾ舞茸、道産サーモン、ビーツなど
◆一番人気は「エゾ×エゾ」(エゾシカ+エゾ舞茸)
◆ロシア人も認める味「地元より美味しい」との声も
◆テイクアウト・通販対応で函館土産にも最適
◆2024年4月にイートインスペースを拡充リニューアル
◆マトリョーシカや本が並ぶレトロで可愛い店内
◆函館山ロープウェイ山麓駅から徒歩1〜2分の好立地

【店主より】
若者の就労支援の経験から、この場所を「食」を通した活動拠点としています。
「まるたま」は「まるごと卵がかえる場所」という意味。
若者が社会に羽ばたく場所でありたいと願っています。

【その他】
営業時間・定休日は変更になる場合がございます。
詳細は公式サイト・Instagramをご確認ください。

まるたま小屋は函館元町にある本格ロシア料理のカフェです。明治45年(1912年)築の古民家をリノベーションした店内で、本場ウクライナで修行した店主が作る焼きピロシキとボルシチが楽しめます。 一番人気の「エゾ×エゾ」(エゾシカ+エゾ舞茸)をはじめ、「しゃけクリームチーズ」「ミートエッグ」など7〜8種類のピロシキが常時揃います。 北海道産ビーツを使用したボルシチは、塩漬け豚肉から丁寧にスープを取り、味付けは塩のみという本格派。 スープセット(ハーフ)は700円という手頃な価格設定で、軽めのランチにも最適です。 テイクアウト・通販にも対応しており、函館土産としても人気。 函館山ロープウェイ山麓駅から徒歩1〜2分の好立地で、観光の合間に気軽に立ち寄れます。 マトリョーシカなどロシアの雑貨が並ぶレトロで居心地の良い店内は、何時間でも過ごしたくなる空間です。