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北海道最古級の牧場が手がける本物のジェラート
三田牧場は明治35年(1902年)創業という120年以上の歴史を誇る北海道最古級の牧場。創業者の三田義正が岩手県から開拓に入り、鬱蒼とした森林を切り開いて農耕馬や軍馬の繁殖から始め、現在の酪農へと転換してきた歴史がある。2023年5月1日にジェラートカフェとしてリニューアルオープンし、自社木材や地域木材を使用した温もりあふれる店舗で、本格的なジェラートの提供を開始した。
こだわり抜いた素材と製法
三田牧場のジェラートで特筆すべきは、その素材へのこだわりだ。看板メニューの「自家製ミルク」は、生乳・練乳・生クリームという基本の素材にとことんこだわって作られている。さらに驚くべきことに、カップアイスクリーム「三田アイス」は、砂糖・水飴・卵黄・保存料を一切使用せず、搾りたての生乳だけで作られているという徹底ぶり。この三田アイスは「北のハイグレード食品2020」を受賞しており、その品質の高さは公的にも認められている。レビューでは「超濃厚なのに後味さっぱり」「牛乳の味がしっかり感じられる」「濃密アイスクリームとの遭遇」といった声が圧倒的多数を占めており、素材の良さが直接味わいに表れていることが分かる。
放牧型酪農がもたらす品質
三田牧場では約50頭のホルスタイン種を飼育しており、北海道でわずか5~10%しか実施していない放牧型酪農を採用している点が大きな特徴。放牧により牛の行動範囲が広がってストレスが軽減され、歩くことで丈夫になるという。この健康な牛から搾られる生乳の品質の高さが、ジェラートの美味しさの基盤となっている。眼下にはニセコ連峰や羊蹄山が望め、背後には東京ドーム170個分という広大な自社森林を擁する自然豊かな環境で育った牛たちの生乳は、まさに最高品質といえるだろう。
人気メニューと味わいの特徴
定番メニューの中で最も人気が高いのは「自家製ミルク」で、「迷わず食べるべき存在」と公式サイトでも推奨されている。女性人気No.1は「いちごみるく」で、フランス産イチゴピューレを贅沢に使用した甘酸っぱさと濃厚なミルクの組み合わせが絶賛されている。「自家製ラムレーズン」は、ラム酒にじっくり漬け込んだ自家製ラムレーズンたっぷりの大人のご褒美ジェラートとして、特に通好みの一品として評価が高い。レビューでは「ラムレーズンが渋くて良い」「ものすごく美味しい」といった声が見られる。季節限定メニューでは、共和町特産の「らいでんメロン」を使用したソルベが特に人気を集めており、地域の特産品を活かした商品展開も魅力となっている。
木の温もりを感じる店内空間
三田牧場を運営する三田農林株式会社は林業も営んでおり、自社木材や地域木材を使用して建てられた店内は、おしゃれでありながら木の温もりを感じられる素敵な空間となっている。15席という小規模ながら、カウンター席とテーブル席が用意され、大きな窓からは放牧地が一望できる。「木造の素敵カフェ」「おしゃれだけど温もりを感じる」「落ち着いた雰囲気」といったレビューが多数寄せられており、ジェラートの美味しさと相まって、訪問客に特別な体験を提供している。オープンテラスもあり、天気の良い日には外で食べることも可能だ。
動物との触れ合いという付加価値
三田牧場の魅力はジェラートだけではない。放牧されている牛やヤギと触れ合えることが、訪問客、特に家族連れにとって大きな魅力となっている。レビューでは「ヤギが2匹放し飼いにされていて自由に歩いている」「開けたところでヤギが出迎えてくれた」「牛やヤギも見れて癒される」といった声が多数見られ、動物との触れ合いが店舗体験の重要な要素となっていることが分かる。これは観光牧場を目指すという三田牧場の方針が着実に実現されている証といえよう。
アクセスの難しさと冒険感
三田牧場の立地に関しては、「入り口が非常に分かりづらい」「ナビ設定すると何故か駅に連れて行かれる」「こんなところから入る?という細い道」「本当にお店がある?という山道」といった声が多数見られる。確かに初訪問では迷いやすい立地ではあるが、逆にこの「冒険感」が訪問体験の一部として楽しまれているという側面もある。「道がどんどん緑に囲まれて不安になったが、急に開けて牧場が現れた」という体験は、まるで隠れ家を見つけたような特別感を訪問客に与えている。幟や看板を頼りに進むことで、最終的には美味しいジェラートと美しい牧場風景という報酬が待っているのだ。
羽生結弦さんも認めた味
三田牧場の知名度を大きく高めたのが、プロフィギュアスケーターの羽生結弦さんとの縁だ。羽生さんが三田アイス(カップアイス)を食べて気に入り、直接来店はしていないものの、サインを贈ったというエピソードが店内に飾られている。「羽生結弦さんもファン」という事実は、三田牧場のジェラートの品質の高さを裏付ける証拠として、多くの訪問客に認識されている。このストーリーは、特にフィギュアスケートファンにとって「聖地感」を生み出す要素となっており、訪問動機の一つとなっている。
価格設定とコストパフォーマンス
ジェラートの価格はシングル450円、ダブル530円と、一般的なジェラート専門店と比較してリーズナブルな設定。平均予算は~999円となっており、この品質でこの価格は非常にお得という評価が圧倒的多数を占めている。「バリ美味」「優勝」「最高に美味しい」といった絶賛の声が、コストパフォーマンスの高さを物語る。また、無添加・高品質な三田アイスも購入でき、共和町のふるさと納税返礼品にもなっているという事実は、地域からも信頼されている証だ。
冬季営業という珍しい取り組み
北海道のジェラート店は冬季休業するところが多い中、三田牧場は冬季間も営業しているという点が特筆される。レビューでも「冬季間も営業していますよ」という情報が共有されており、一年を通じて訪問できる安心感がある。雪景色の中で食べる濃厚ジェラートという特別な体験も、冬季営業ならではの魅力だ。
観光ルートとしての価値
共和町は札幌から車で約90分の位置にあり、ニセコや倶知安といった人気観光地に隣接している。「伊達市から小樽への帰り道」「岩内から倶知安方面へ向かう途中」といったレビューが示すように、観光ルートの途中で立ち寄る場所として最適な立地だ。ドライブの休憩スポットとして、美味しいジェラートと美しい牧場風景、動物との触れ合いが楽しめる三田牧場は、北海道観光における隠れた名所として価値を持つ。
改善点と今後の展望
レビューで指摘されている改善点は主に「アクセスの分かりにくさ」「ナビの精度問題」といった立地に関するもの。ただし、この「分かりにくさ」が逆に冒険感や発見の喜びを生み出している側面もあり、必ずしもマイナスとは言い切れない。支払い方法が現金のみという点も改善の余地があるが、電子マネーやカード対応を求める声は少なく、現状の運営で大きな問題はないようだ。むしろ「車でしか行けないけどおすすめ」という評価が示すように、多少の不便さを補って余りある魅力がある。
総合評価
三田牧場は、120年以上の歴史を持つ北海道最古級の牧場という確かなバックグラウンド、無添加・高品質な素材へのこだわり、放牧型酪農による健康な牛からの生乳、自社木材を使用した温もりある空間、動物との触れ合いという5つの強みを持つ。羽生結弦さんも認めた味、「北のハイグレード食品」受賞という実績、そして何よりレビューでの圧倒的な高評価が、その品質の高さを証明している。アクセスの難しさという課題はあるものの、それを補って余りある魅力があり、「岩内や共和町に行くなら押さえておくべき店」という評価は正当だ。北海道観光の際には、ぜひ少し足を伸ばして訪れる価値のある、本物のジェラートカフェといえる。
📍 アクセス
小沢駅より徒歩12分(186m)
※幟や看板を目印にお越しください
〒045-0123
北海道岩内郡共和町小沢867
無料駐車場あり(10台分)
※カーナビの精度に注意。幟を目印に
札幌から車で約90分
ニセコ・倶知安方面からアクセス便利
店舗からのお知らせ
【三田牧場の特徴】
◆明治35年(1902年)創業、北海道最古級の牧場が運営
◆「北のハイグレード食品2020」受賞の三田アイス
◆砂糖・水飴・卵黄・保存料不使用の搾りたて生乳100%
◆放牧型酪農(北海道でわずか5~10%)による高品質生乳
◆自社木材を使用した温もりある木造カフェ
◆放牧地が一望できる絶景ロケーション
◆ヤギや牛と触れ合える観光牧場
◆冬季間も営業中!
◆羽生結弦さんもお気に入りのアイスクリーム
◆共和町のふるさと納税返礼品にも採用
【おすすめメニュー】
★自家製ミルク:生乳・練乳・生クリームにこだわった看板メニュー
★いちごみるく:フランス産イチゴピューレ使用、女性人気No.1
★自家製ラムレーズン:大人のご褒美ジェラート
★季節限定:らいでんメロン、ゴールデンキウイなど
【ご来店の際の注意】
※入り口が分かりにくい場所にあります。幟や看板を目印にお越しください
※カーナビでは正確な位置が表示されない場合があります
※支払いは現金のみとなります
※ 営業時間は11:00~16:00、木曜定休です
三田牧場(ジェラートカフェ三田牧場)は、北海道岩内郡共和町にある明治35年創業の北海道最古級の牧場が運営するジェラート専門店です。 札幌から車で約90分、ニセコや倶知安に隣接した自然豊かな立地で、放牧型酪農により育てられた健康な牛から搾られる生乳を使用した、 無添加・高品質なジェラートとアイスクリームを提供しています。看板メニューの「自家製ミルク」をはじめ、女性人気No.1の「いちごみるく」、 大人のご褒美「自家製ラムレーズン」など、こだわりのフレーバーが楽しめます。自社木材を使用した木造カフェからは放牧地が一望でき、 ヤギや牛との触れ合いも楽しめる観光牧場として人気。「北のハイグレード食品2020」を受賞した三田アイスは、 羽生結弦さんもお気に入りの逸品です。冬季間も営業しており、一年を通じて訪問可能。 北海道観光の際には、少し足を伸ばして訪れる価値のある、本物のジェラートが楽しめるカフェです。