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なり田|倶知安の越冬男爵コロッケが絶品!手作り食堂【完全ガイド】

なり田
洋食・レストラン

なり田

📍 倶知安駅から車で8分 💴 ¥1,000〜¥1,999 ⏰ 11:00-14:00(ランチのみ)
料理・味
4.5
★★★★☆
サービス
3.5
★★★☆☆
雰囲気
3.8
★★★★☆
コストパフォーマンス
4.2
★★★★☆

総合評価

4.0 ★★★★☆
倶知安の隠れた名店。地元産の越冬男爵芋を使用した絶品コロッケが評判を呼び、地元住民から観光客まで幅広く支持を集める。手作りにこだわった料理と、驚くほどボリューム満点の野菜が特徴的だ。店主が友人と建てたという個性的なD型倉庫の建物も味わい深く、ジャズが流れる温かみのある空間で心地よい食事時間が過ごせる。価格も1,000円前後と良心的で、満足度の高さは折り紙付き。
📋

基本情報

店舗名
なり田(手作りキッチン なり田)
ジャンル
食堂、コロッケ、揚げ物
予算(昼)
¥1,000〜¥1,999
営業時間
11:00〜14:00(ランチのみ)
定休日
日曜日、祝日
席数
30席
個室
禁煙・喫煙
全席禁煙
駐車場
有(12台)
支払い方法
現金のみ
予約
可能
電話番号
0136-22-5876

💬 お客様の声

2024年8月
訪問
★★★★☆
平日の13時頃お邪魔しました。地元の人も観光、出張の人も通う人気店みたい。着席してメニュー見て決めたら入り口横で注文して先にお会計して番号札を貰う先払いシステム。コロッケ&メンチカツ定食を注文しました。メンチカツは肉感はあまりしないあっさりタイプ。びっくりしたのはキャベツの量。半端ない量ですね。コスパも良く、満足度の高い食堂です。
2022年7月
訪問
★★★★☆
男爵コロッケエゾ鹿カレーセット900円をいただきました。あっさり優しい味のカレーで、野菜はカレーを染み込ませてるんじゃなく素材の味を存分に楽しむスタイル。コロッケはサクサク衣にホクホクじゃがいもで、倶知安産男爵芋の美味しさが際立ちます。地元の食材にこだわった誠実な料理だと感じました。
2020年8月
訪問
★★★★★
初めて行きました。建物が特徴的なので以前から気にはなっていたお店。入り口でオーダーするスタイルで、30分くらいかかりますと書かれていましたがそこまで待たずに食べれました。コロッケはサクサクで中はホクホク、素材の味がしっかり感じられて美味しかったです。手作りの温かみを感じる素敵なお店でした。
2019年3月
訪問
★★★★☆
ニセコから京極方面へ向かう途中にあるレストラン。メニューが豊富でコロッケ、めんち、ハンバーグ、カレー、うどん、丼ものなど色々あります。地元野菜を使った自然食だそうで素材にはこだわりがあるようです。コロッケ定食は大きなコロッケが2個でボリューミー。衣サクサク、中ほくほくでじゃがいものうまさがよくわかります。
2022年9月
訪問
★★★★☆
倶知安町内、街中からはちょっと外れたところにあるレストランです。地元産の越冬男爵を使ったコロッケがとても美味い!セットは山盛りのサラダと小鉢が2つに味噌汁とご飯で満足度がとても高い!メンチやカレーも挑戦したいです。店主の手作りへのこだわりが随所に感じられる素晴らしいお店だと思います。

📊 詳細分析・総評(5000字レビュー)

なり田が選ばれる理由

北海道倶知安町の高砂地区に位置する「なり田」は、地元倶知安産の越冬男爵芋を使用した絶品コロッケで知られる食堂である。店主が友人と共に建てたという独特のD型倉庫を改装した建物は、一目見ただけで記憶に残る個性的な外観を持ち、初めて訪れる客でも迷うことなく見つけられる目印となっている。

料理の品質と特徴

なり田の最大の魅力は、何といっても越冬男爵芋を使用した手作りコロッケにある。越冬した男爵芋は通常の芋よりも甘みが増し、でんぷん質が凝縮されているため、ほくほくとした食感と深い旨みが特徴だ。このコロッケは衣がサクサクで中はホクホク、素材の味が存分に引き立てられている。大きさも通常のコロッケの1.5倍ほどあり、一つ食べるだけでも十分な満足感が得られる。

コロッケと並ぶ人気メニューがおから入りメンチカツである。おからを混ぜ込むことでふんわりとした食感を実現し、さらに自家製ヨーグルトを使用することでジューシーさを加えている。この独自の製法により、重くなりがちなメンチカツが驚くほど軽やかで優しい味わいに仕上がっている。肉感はあっさりタイプなので、胃もたれすることなく最後まで美味しく食べられるという評価が多い。

カレーメニューも見逃せない。道産牛を赤ワインで煮込んだ欧風ビーフカレーと、北海道産エゾ鹿を使用したスパイシーなエゾ鹿カレーの2種類が用意されている。どちらもあっさりとした優しい味わいで、野菜はカレールーに染み込ませるのではなく、素材の味を活かす調理法を採用している。この手法により、それぞれの野菜が持つ本来の甘みや食感が楽しめ、単なるカレーライスではなく「野菜とカレーのハーモニー」を味わえる一皿となっている。

圧倒的なボリュームと驚きのコストパフォーマンス

なり田を訪れた客が口を揃えて驚くのがキャベツの千切りの量だ。「半端ない」「びっくりした」「山盛り」という表現が多数のレビューで見られるように、一般的な定食の3〜4倍はあろうかという大量のキャベツが添えられている。通常なら皿の真ん中に鎮座するとんかつが立てかけられているほどで、野菜を十分に摂取できるという点で健康志向の客からも高い評価を得ている。

定食には大きなコロッケが2個、小鉢が2つ、味噌汁、ご飯が付いて950円〜1,200円という価格設定。この内容でこの価格は、倶知安エリアはもちろん、北海道全体で見ても極めてコストパフォーマンスが高いと言える。「満腹満足」という店のキャッチフレーズは決して誇張ではなく、ボリュームと品質を両立させた良心的な価格設定が多くの常連客を生み出している。

店舗の雰囲気と独自性

店舗は農家の倉庫を譲り受け、店主が友人と共に建てたD型の丸いレストランという独特な構造を持つ。内装も手作りで、台風で倒れたポプラの木を使用したテーブルや、ジャズが流れる手作りスピーカーなど、随所に店主のこだわりと創意工夫が感じられる。この手作り感と温かみのある雰囲気が、料理の美味しさをさらに引き立てている。

座席数は30席と決して広くはないが、落ち着いた空間でゆったりと食事を楽しめる。ジャズが流れる店内は程よい音量で、会話を邪魔することなく心地よいBGMとして機能している。一人で訪れても、グループで訪れても快適に過ごせる配慮がなされている。

オーダーシステムと待ち時間

なり田の特徴的なシステムとして、入口で先に注文と会計を済ませる前払い制が採用されている。席に着く前にメニューを確認し、注文して番号札を受け取るスタイルだ。初めて訪れる客は戸惑うこともあるが、店内に案内が掲示されており、また常連客や店主が親切に教えてくれるため大きな問題にはならない。

提供時間については「30分くらいかかります」という表示があることが多いが、実際には15〜20分程度で提供されることが多い。これは店主が一人で調理を担当しており、全ての料理を手作りで提供しているためだ。混雑時には確かに30分以上待つこともあるが、その待ち時間に見合うだけの品質と満足度が保証されている。急いでいる時には事前に電話で状況を確認することをお勧めする。

アクセスと駐車場

倶知安駅からは車で約8分の距離に位置し、徒歩では30分以上かかるため、車でのアクセスが推奨される。店舗前には12台分の駐車スペースがあり、ランチタイムでも満車になることは少ない。ただし、休日や観光シーズンには混み合うこともあるため、時間に余裕を持って訪れることをお勧めする。

場所は高砂地区の比較的静かなエリアにあり、周辺には田園風景が広がっている。ニセコから京極方面へ向かう途中にあるため、ニセコエリアでのアクティビティの帰りに立ち寄る観光客も多い。独特のD型建物は遠くからでも目立つため、初めての訪問でも迷うことは少ない。

地元食材へのこだわり

なり田の料理の根幹を成すのが地元倶知安産の食材へのこだわりだ。看板メニューの越冬男爵芋はもちろん、野菜も可能な限り倶知安や近隣のニセコエリアで採れたものを使用している。店主自身が菜園を持っており、そこで採れた野菜も料理に使用されている。この「地産地消」の姿勢は、単に新鮮な食材を使用するだけでなく、地域経済への貢献や持続可能な食文化の維持という観点からも評価できる。

客層と利用シーン

なり田の客層は実に多様だ。地元の常連客が多いのはもちろん、出張で訪れたビジネスパーソンニセコエリアを訪れた観光客スキー帰りの家族連れなど、様々な目的を持った客が訪れている。これは、料理の質の高さと手頃な価格、そして誰もが満足できるボリュームという3つの要素が揃っているからこそ実現している。

平日のランチタイムには地元の建設作業員や農家の方々が多く、週末には家族連れや観光客で賑わう。一人で静かに食事を楽しむことも、グループでワイワイと訪れることも可能な、懐の深い店舗だと言える。

スローライフ・スローフードの体現

店のコンセプトである「スローライフ&スローフード」は、現代社会において貴重な価値観を提供している。手作りにこだわり、地元の食材を使用し、一つ一つ丁寧に調理された料理は、ファストフードとは対極にある食の在り方を示している。この姿勢が、多くの客の心を捉え、遠方からわざわざ訪れる理由となっている。

改善の余地と注意点

高評価の多いなり田だが、いくつか注意点も存在する。まず、営業時間がランチタイムの11:00〜14:00のみという点だ。ディナータイムの営業は行っていないため、夕食での利用を考えている場合は別の店を検討する必要がある。また、日曜日と祝日が定休日なので、休日に訪れる際は営業日を事前に確認することをお勧めする。

支払いは現金のみで、クレジットカードや電子マネーには対応していない。この点は事前に現金を準備しておく必要がある。また、混雑時には30分以上待つこともあるため、時間に余裕を持って訪れることが重要だ。

一人で調理を担当しているため、メニューの提供に時間がかかることがあり、また人気メニューが品切れになることもある。これは手作りにこだわる店ならではの制約だが、その分一つ一つの料理の品質は保証されている。

他店との差別化ポイント

倶知安エリアには多くの飲食店が存在するが、なり田は以下の5つの点で明確な差別化を実現している。

1. 越冬男爵芋という特別な食材の使用:一般的な男爵芋ではなく、越冬させることで甘みと旨みを凝縮させた特別な芋を使用している点。

2. 圧倒的なボリューム:特にキャベツの千切りの量は他店の追随を許さない。野菜をたっぷり摂取したい健康志向の客には最適。

3. 手作りへの徹底したこだわり:冷凍食品を一切使用せず、全て店内で手作りしている点。この姿勢が料理の味に深みを与えている。

4. 個性的な店舗デザイン:D型倉庫を改装した独特の建物と、手作りの内装・家具が醸し出す温かみのある雰囲気。

5. 地産地消の実践:地元食材を積極的に使用することで、地域経済に貢献すると同時に、新鮮で高品質な食材を提供している。

リピーター率の高さの理由

なり田のリピーター率の高さは、単に料理が美味しいという理由だけではない。価格の安定性、味の一貫性、そして温かみのある接客という3つの要素が揃っているからだ。一度訪れた客の多くが「また来たい」と感じるのは、これらの要素が高いレベルでバランスしているからに他ならない。

特に地元の常連客からは「倶知安に住んでいてよかった」「ご近所にこんなに美味しいお店があって幸せ」という声が聞かれる。これは、日常的に利用できる身近な食堂として、地域に根付いていることを示している。

季節による変化と特別メニュー

なり田では季節によって使用する野菜が変わり、それに伴って小鉢の内容や付け合わせの野菜も変化する。春には山菜、夏には地元の夏野菜、秋にはかぼちゃやきのこ類、冬には根菜類がふんだんに使用される。この季節感を大切にする姿勢も、多くの客に支持される理由の一つだ。

最終評価と推奨

なり田は倶知安エリアを訪れる際には必ず立ち寄るべき名店だと断言できる。地元産の越冬男爵芋を使用した絶品コロッケ、手作りにこだわった優しい味わいの料理、圧倒的なボリューム、そして良心的な価格設定。これらの要素が高いレベルで融合し、唯一無二の食体験を提供している。

ランチタイムのみの営業、現金払いのみ、待ち時間が発生する可能性など、いくつかの制約はあるものの、それを補って余りある価値がこの店にはある。手作りの温かみと地元愛を感じられる料理は、心と体の両方を満たしてくれるだろう。

倶知安やニセコエリアを訪れる際には、ぜひなり田で本物の手作り料理を体験してほしい。きっと忘れられない食事体験となり、また訪れたいと思わせてくれるはずだ。店主の情熱と地元への愛情が詰まった一皿一皿は、単なる食事以上の価値を持っている。

📍 アクセス

🚗
車でのアクセス
倶知安駅から車で約8分
お車でのご来店をおすすめします
🏢
住所
〒044-0005
北海道虻田郡倶知安町高砂52-8
🅿️
駐車場
有(12台)
無料
ℹ️
最寄り駅
倶知安駅
駅から徒歩30分以上
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店舗からのお知らせ

【なり田の特徴】
◆羊蹄山の麓、友人と建てたD型倉庫のレストラン
◆内装や台風で倒れたポプラのテーブル、ジャズが流れるスピーカーも手作り
◆なり田の菜園や地場野菜たっぷりメニュー
◆越冬男爵コロッケやおから入りメンチかつが人気
◆道産牛を赤ワインで煮込んだ欧風ビーフカレー
◆スパイシーなエゾ鹿カレーもおすすめ
◆スローライフ&スローフードを体現

【営業情報】
※ランチタイムのみの営業です(11:00〜14:00)
※定休日:日曜日、祝日
※混雑時は30分程度お待ちいただく場合がございます
※支払いは現金のみとなります

なり田(手作りキッチン なり田)は北海道虻田郡倶知安町高砂にある食堂です。倶知安駅から車で約8分の立地で、ランチタイムのみ営業(11:00〜14:00、日曜・祝日定休)。 看板メニューは地元倶知安産の越冬男爵芋を使用したコロッケで、サクサクの衣にほくほくの中身が特徴。おから入りメンチかつ、道産牛の欧風ビーフカレー、エゾ鹿カレーなど、地元食材を活かした手作り料理が楽しめます。 店主が友人と建てたD型倉庫を改装した個性的な建物で、台風で倒れたポプラを使用したテーブルや手作りスピーカーが特徴。予算は¥1,000〜¥1,999で、驚くほどボリューム満点の野菜とコストパフォーマンスの高さが魅力。 駐車場12台完備で車でのアクセスが便利です。地元の常連客から観光客まで幅広く支持される倶知安の隠れた名店です。