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💬 お客様の声
📊 レビューの詳細分析
響の歴史と地域での評価
ラーメン響本店は2007年8月に函館市北浜町で開業し、18年の歴史を持つ地元密着型のラーメン店として着実にファンを増やしてきた。函館といえば塩ラーメンが有名だが、響は味噌と醤油に特化した独自路線を貫くことで、他店との差別化に成功している点は特筆に値する。地元民からの信頼が厚く、「函館でラーメンといえば響」と推薦する声が多数を占めているのは、長年培ってきた品質の高さの証左だろう。
看板メニュー「響流味噌」の魅力
店名を冠した響流味噌らーめん(¥1,140)は、南茅部産真昆布をたっぷり使ったスープが最大の特徴。ニンニク・生姜・みりんで仕上げた特製白味噌を加えることで、濃厚でありながら飽きのこない味わいを実現。レビューでは「見た目は脂っこそうだが意外とアッサリ」「濃厚なのに全部飲める」という評価が目立つのは、このバランスの良さが評価されているためだ。中太の黄色い縮れ麺はスープとの絡みが良く、「プリプリ食感」「スープによく絡む」と麺の品質も高評価を獲得している。
炙りチャーシューへの絶賛の声
響の最大の武器ともいえるのが、炙りチャーシュー。特製のタレでじっくり煮込んだ後、程良く炙ることで香ばしさを加えた豚バラ肉のチャーシューは「厚切りでトロトロ」「香ばしくて肉汁がジュワッと広がる」「とろっとろに柔らかい」といった絶賛の声が続出。レビューのほぼすべてでチャーシューに言及されており、リピーターを獲得する大きな要因となっているのは明白だ。炙丼(¥670)という単品メニューまで用意されているほどで、チャーシューだけでも来店する価値があると評される理由も頷ける。
バリエーション豊かなメニュー展開
基本の塩・醤油・味噌に加え、韓流醤油、辛味噌、響流タンメン、肉玉味噌、海老ワンタン、海鮮あんかけ麺、キーマまぜそばと、実に多彩なメニューを揃えているのも響の強み。特に響流タンメンは辛さレベルを0〜3まで選べる仕様で、「真っ赤なスープがインパクトあり」「辛いのが苦手な方はご遠慮ください」という注意書きまである本格派。肉玉味噌らーめんは温玉と甘辛い肉味噌が徐々に溶け込み、味の変化を楽しめる工夫が凝らされている。これほどのバリエーションを持ちながら、一つ一つのクオリティを維持しているのは驚嘆に値しよう。
提供スピードとサービスの質
サービス面では、「待つこと4分弱で提供」「くるの早っ!」というレビューが示す通り、提供スピードの速さが好評。店内では男性スタッフ4人が厨房に立つ体制で、ピーク時でもスムーズに対応できる人員配置が功を奏している模様。お会計時に次回使える100円割引クーポンを配布するサービスも、リピーター獲得施策として効果的に機能。「元気がよくて気持ちの良い接客」という評価もあり、接客態度にも気を配っている様子が伺える。
立地とアクセスの実情
五稜郭駅から徒歩20分(951m)という距離は、正直なところ徒歩でのアクセスには不便な立地といえる。しかし店舗横に約10台分の駐車場を完備しており、車での来店を前提とした立地戦略だ。国道227号線沿いに位置し、万年橋小学校から西側という分かりやすい場所にある。函館駅からバスでアクセスする客もおり、遠方からわざわざ訪れる価値があると認識されているのは、味への絶対的な自信の表れだろう。
価格設定とコストパフォーマンス
価格帯は塩ラーメン¥930から辛味噌ラーメン¥1,180まで。函館のラーメン相場としては標準的な価格設定だが、「リーズナブルで有難い」「このクオリティーでこの価格は素晴らしい」という評価が多く、コストパフォーマンスの高さが支持されている。サイドメニューも炙丼¥670、チャーマヨ丼・肉味噌丼各¥520と手頃な価格で、ラーメンと組み合わせても2,000円以内で満足度の高い食事が可能だ。
店内環境と設備
席数32席で、カウンター席と座敷の両方を備えた「割と広めの店内」という評価。全席喫煙可という点は、禁煙志向の強い現代においては賛否が分かれる要素だが、これも地域性と客層を考慮した戦略と推測される。スープがなくなり次第終了という営業スタイルは、新鮮な食材と手作りの証であり、「早めの来店がおすすめ」という暗黙のルールが地元客の間で共有されている模様だ。
サイドメニューの充実度
餃子(¥540/6個)は「皮がしっかりしてて食べごたえがある」「小籠包みたいに肉汁たっぷり」と単品でも高評価。チャーハン(¥1,000)は自家製チャーシューを混ぜたコク旨仕様で、「パラパラ」「絶妙な塩加減」という評価から、ラーメンだけでなくサイドメニューにも手を抜かない姿勢が見て取れる。半チャーハンセットなども提供しており、がっつり食べたい客のニーズにも対応している様子だ。
改善点と注意事項
改善点として挙げられるのは、火曜日が定休日であることと、スープがなくなり次第終了という営業スタイル。人気店ゆえに夕方には売り切れることもあり、「早めの来店推奨」が事実上のルールとなっている。また、全席喫煙可という環境は、非喫煙者や家族連れにとっては敬遠される要因となり得る。現金のみの支払いも、キャッシュレス決済が普及した現代においては不便さを感じる客もいるだろう。
リピーター率の高さの秘密
「何年ぶりかに来ても安定した美味しさ」「10年ぶりの訪問でしたが変わらぬ味」というレビューからは、長期間にわたって味の品質を維持していることが読み取れる。100円割引クーポン配布や、メニューの大幅な変更をしない姿勢も、常連客が安心してリピートできる環境作りに貢献。韓流醤油や辛味噌といった「ただ辛いだけではなく、旨味を充分に感じられる」バランスの良さが、リピーター率ダントツという評価につながっているのだろう。
函館ラーメンシーンでの独自ポジション
函館は塩ラーメンの聖地として知られるが、響は味噌と醤油で独自の地位を確立。「函館の塩ラーメンではなく」というレビューが示す通り、あえて王道を外す戦略が成功している好例といえる。豚骨・鶏ガラ・豚の背骨をベースとしたスープと南茅部産真昆布の組合せは、函館という地域性を活かしつつ、札幌系の味噌ラーメンの要素も取り入れた独創的なアプローチだ。
遠方からの来店者を惹きつける魅力
「神奈川県在住ですが、この旅行の目的の5分の1くらいはこちらの響流タンメンを食べること」という熱烈なファンの存在は、響の実力を物語る。北海道展への出展経験もあり、全国的な知名度も持ち始めている。地元民だけでなく、観光客や遠方からのファンをも満足させる味は、単なる地域密着型を超えた普遍的な美味しさを獲得している証拠だろう。
総合評価
ラーメン響本店は、南茅部産真昆布を使用した独自のスープ、炙りチャーシューという絶対的な武器、バリエーション豊かなメニュー展開、安定した品質管理、リーズナブルな価格設定という5つの強みを持つ。函館という塩ラーメンの聖地において、味噌・醤油で独自のポジションを築き上げた戦略眼は鋭く、18年間地元に愛され続けてきた実績は重い。改善の余地はあるものの、それを補って余りある味の実力を持った、函館を代表するラーメン店の一つといえるだろう。
📍 アクセス
道南いさりび鉄道線 五稜郭駅より徒歩20分(951m)
※徒歩だと少し距離があります
〒040-0078
北海道函館市北浜町2-12
有(店舗横に約10台分)
国道227号線沿い・万年橋小学校から西
函館駅からバスでのアクセスも可能
詳細は函館バスHPをご確認ください
店舗からのお知らせ
【営業時間のご案内】
◆ランチタイム:11:00〜15:00
◆ディナータイム:17:00〜21:00
◆定休日:毎週火曜日
※スープがなくなり次第終了となりますので、お早めのご来店をおすすめします
【お支払いについて】
現金のみのお取り扱いとなります。カード・電子マネーはご利用いただけませんので、ご了承ください。
【お得なサービス】
お会計時に次回使える100円割引クーポンをお渡ししています!
【駐車場完備】
店舗横に約10台分の駐車場をご用意しております。お車でのご来店が便利です。
【看板メニュー】
◆響流味噌らーめん(¥1,140):南茅部産真昆布をたっぷり使った濃厚スープ
◆響流醤油らーめん(¥1,140):炙りチャーシューが自慢の逸品
◆辛味噌らーめん(¥1,180):辛さと旨味が調和したリピーター続出の一杯
2007年8月の開業以来、地元の皆様に愛され続けて18年。これからも美味しいラーメンをご提供してまいります!
ラーメン響 本店は函館市北浜町にある地元密着型のラーメン店です。五稜郭駅から徒歩20分、国道227号線沿いに位置し、店舗横に約10台分の駐車場を完備。 営業時間はランチ11:00〜15:00、ディナー17:00〜21:00(火曜定休・スープがなくなり次第終了)。 看板メニューの響流味噌らーめん(¥1,140)は、南茅部産真昆布をたっぷり使ったスープと炙りチャーシューが自慢。 豚骨・鶏ガラ・豚の背骨をベースとしたスープに、ニンニク・生姜・みりんで仕上げた特製白味噌を加えた濃厚な味わいが特徴です。 響流醤油らーめん、韓流醤油らーめん、辛味噌らーめん、響流タンメンなど多彩なメニューを揃え、サイドメニューの餃子やチャーハンも人気。 カウンター席と座敷を備えた32席の店内で、2007年の開業以来18年間、地元に愛され続けています。 現金のみのお取り扱い。お会計時に次回使える100円割引クーポンを配布中。