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食べログ中国料理EAST百名店2024選出の実力
中国酒菜 鯉石は、2021年3月28日のオープンからわずか3年余りで食べログ中国料理EAST百名店2024に選出された実力店だ。わずか20件程度の口コミながら百名店入りを果たした背景には、圧倒的な料理のクオリティと独創性がある。札幌駅から徒歩8分という好立地ながら、地下1階という立地が隠れ家的な雰囲気を醸し出している。
北海道食材×本格中国料理の融合
当店最大の特徴は、北海道の旬の食材を使った本格中国料理という独自のスタイルにある。蝦夷鮑、ボタンエビ、ホタルイカ、鰆、ふきのとうなど、北海道ならではの高級食材を惜しみなく使用し、中国料理の技法で仕上げる。特にボタンエビの紹興酒漬けは「濃厚な風味と新鮮な食感が絶妙」と多くの食通を唸らせており、この一品だけでも訪れる価値があると評される。蝦夷鮑の蒸し物は白酒とパオラージャン(唐辛子味噌)で味付けし、中国料理の伝統技法と北海道の海の幸が見事に調和している様子が伺える。
創作性の高いメニュー構成
単なる本格中国料理にとどまらず、台湾料理や四川料理の要素も巧みに取り入れている点が評価を高めている要因だろう。滷肉飯(ルーローハン)という台湾の代表的な家庭料理を提供しながらも、そのクオリティは「五香粉の香りが絶妙で、本場台湾で食べた味を思い出す」と称賛される。また、ふきのとうと豚肉・海老を組み合わせた春の季節料理や、鰆の焼き霜にチンジューアンソースを合わせるなど、日本の食材と中国の調味料・技法を融合させた創作性の高さは、料理人の深い知識と技術力を物語っている。
店主のワンオペレーションという特異性
驚くべきことに、この高レベルな料理を店主一人で提供しているという事実がある。約3時間をかけて10皿のコース料理を丁寧に仕上げる様は、まさに職人技そのもの。「料理一品一品に店主のこだわりと情熱が感じられる」「カウンター越しに見る調理の様子が臨場感満点」といった声が多く、料理を提供する過程そのものがエンターテインメントとして成立している。ただし、ワンオペゆえに完全予約制(2日前まで)を採用しており、当日の飛び込み来店は不可能だ。この予約制が逆にプレミアム感を高め、「予約が取れたときの喜び」も来店体験の一部となっているようだ。
カウンター12席のみという空間設計
席数12席、個室なしというコンパクトな空間設計も、この店の魅力を形成する重要な要素だ。「オシャレで落ち着いた空間」「料理に集中できる雰囲気」という評価が示すとおり、無駄を削ぎ落とした洗練された内装が、料理の価値を一層引き立てている。全席禁煙で、カウンター席から料理が作られる様子を間近で見られる臨場感は、高級寿司店のカウンターに通じる体験価値を提供している。貸切も20人以下で可能とのことで、特別な日の会食にも対応できる柔軟性も備えている。
お酒のラインナップと料理とのマリアージュ
店名に「酒菜」とあるとおり、お酒へのこだわりも顕著だ。紹興酒はもちろんのこと、中国料理店としては珍しく日本酒も充実しており、「中国料理と日本酒のマリアージュが新鮮で楽しい」「店主が料理に合うお酒を丁寧に提案してくれる」という声が上がっている。北海道の地酒も取り揃え、地元食材×地元酒という組み合わせも試みているようだ。中国茶も本格的なものを用意しており、食後の余韻を楽しむことができる。
価格設定と価値の評価
コース料理の価格帯は1万円から1万5千円程度と、決して安くはない。しかしレビューを見ると「この内容なら妥当」「むしろコスパが良い」という肯定的な評価が目立つ。北海道産の高級食材を惜しみなく使用し、3時間かけて10皿の料理を提供する内容を考えれば、価格に見合った、あるいはそれ以上の価値を提供していると多くの客が感じているようだ。ただし、「特別な日の利用におすすめ」「日常使いには少し高め」といったコメントもあり、ハレの日の食事として位置づけている客が多いことも事実だろう。
完全予約制のメリットとデメリット
2日前までの完全予約制という運営スタイルは、計画的な来店を求められる点で一部の客にとってはハードルとなっている。「急に行きたくなっても行けない」「予約が取りにくい」という声も散見される。しかし一方で、「予約制だからこそ最高のコンディションで料理を提供できる」「待たされることがなくスムーズに食事ができる」というポジティブな評価も多い。ワンオペ営業という制約上、完全予約制は必然的な選択であり、この制約が逆に「予約が取れた」という達成感や特別感を生み出している側面もあるだろう。
不定期ランチ営業という挑戦
基本はディナーのみの営業だが、不定期でランチ営業も行っているという。ランチでもディナーと同じコース料理を提供するスタイルで、「ランチでこのクオリティの中国料理が食べられるのは貴重」と評価されている。ただし、営業日はInstagramやFacebookで告知されるため、事前のSNSチェックが必須だ。この不定期性が逆に「ランチ営業の日に行けたらラッキー」という希少価値を生み出している。
アクセスと立地の評価
札幌駅から徒歩8分という好立地ながら、地下1階という場所が隠れ家感を演出している。緑苑ビルの地下という立地は「探すのに少し迷った」という声もあるが、一度訪れれば忘れられない場所となるようだ。駐車場がないため車での来店は近隣のコインパーキング利用が必要だが、札幌中心部という立地柄、公共交通機関でのアクセスが便利なエリアである。
子連れ対応と貸切利用
子連れでの来店は貸切時のみという明確な方針を打ち出している。これは落ち着いた雰囲気を維持し、すべての客に最高の食事体験を提供するための配慮だろう。「静かに料理を楽しめる」「大人のための空間」という評価が多く、この方針が支持されていることが分かる。貸切は20人以下で対応可能とのことで、家族の記念日や友人グループでの特別な集まりには対応できる柔軟性も備えている。
SNSを活用した情報発信
InstagramとFacebookで積極的に情報発信を行っており、営業日や旬の料理などがリアルタイムで確認できる。「SNSで料理写真を見て訪問を決めた」「営業日の確認にSNSが便利」という声が多く、現代的な店舗運営スタイルが功を奏している。特にInstagram(@riseki2021)では美しい料理写真が多数投稿されており、視覚的な訴求力も高い。
総合評価とおすすめポイント
中国酒菜 鯉石は、北海道食材×本格中国料理×創作性という三位一体の魅力を持つ、札幌を代表する中華料理店へと成長している。店主のワンオペながら百名店に選出される実力、3時間かけて提供される10皿のコース、北海道の旬を味わう高級食材の数々、中国料理と日本酒のマリアージュなど、唯一無二の体験価値を提供している。完全予約制で価格帯も高めという制約はあるものの、特別な日の食事として、あるいは本格的な中国料理を堪能したいグルメな方には、間違いなく訪れる価値のある一軒といえよう。食べログ評価3.57点という数字以上の満足度を得られる可能性は十分に高いだろう。
📍 アクセス
札幌市営地下鉄 さっぽろ駅より徒歩8分(501m)
札幌市営地下鉄東西線 西8丁目駅より徒歩11分
〒060-0003
北海道札幌市中央区北3条西7-1-1 緑苑ビル B1F
専用駐車場なし
近隣のコインパーキングをご利用ください
地下1階のため階段利用
詳細はお問い合わせください
店舗からのお知らせ
【完全予約制】
◆ディナーは2日前からの完全予約制となります
◆お電話(070-7773-2069)にてご予約ください
【ランチ営業】
◆不定期でランチ営業を実施しております
◆営業日はInstagram・Facebookでお知らせいたします
◆ランチでもディナーコースと同様の料理をご提供
【食べログ中国料理EAST百名店2024選出店】
北海道の旬の食材を使った本格中国料理をお楽しみください。
約3時間で10皿のおまかせコースをご用意しております。
【お子様連れのお客様へ】
お子様連れでのご利用は貸切時のみとさせていただいております。
貸切は20人以下で承っておりますので、お気軽にご相談ください。
SNS: Instagram @riseki2021 / Facebook
中国酒菜 鯉石(リセキ)は札幌市中央区北3条西7丁目にある食べログ中国料理EAST百名店2024選出の本格中華料理店です。さっぽろ駅から徒歩8分の緑苑ビル地下1階に位置する隠れ家的レストラン。 完全予約制(2日前まで)でディナー営業を中心に、不定期でランチ営業も実施。 店主のワンオペで提供される約3時間・10皿のおまかせコースは、北海道の旬の食材を使った創作中国料理が楽しめます。 ボタンエビの紹興酒漬け、蝦夷鮑の蒸し物、滷肉飯(ルーローハン)など、北海道食材と本格中国料理が融合した独創的なメニューが特徴。 カウンター12席のみの落ち着いた空間で、紹興酒や日本酒とのマリアージュもお楽しみいただけます。 価格帯は1万円から1万5千円程度で、特別な日のディナーや記念日の会食に最適。貸切も20人以下で対応可能です。