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📊 レビューの詳細分析
立地とロケーションの圧倒的優位性
六花亭漁火通店の最大の魅力として、圧倒的多数のレビューが挙げているのが津軽海峡を一望できる絶景のロケーションだ。2021年12月にオープンしたこの店舗は、函館空港と函館駅を結ぶ国道278号線、通称「漁火通り」に面した海岸沿いに位置。2階の喫茶室からは、大きなガラス窓を通じて青い海が広がり、晴れた日には津軽海峡の向こうに青森県の下北半島が見えることもあるという。「目の前に遮るものがない」「絵画のように広がる景色」「夢なのかと思うほどの素晴らしさ」といった称賛の声が続出しており、このロケーションだけでも訪れる価値があると多くの訪問者が断言している。
建築デザインと空間設計の秀逸性
外観については、木製の縦桟で建物前面を覆った気品あふれる店構えが印象的との評価が目立つ。和モダンで上品なデザインは、六花亭五稜郭店と似た雰囲気を持ちながらも、海沿いという立地を活かした独自の魅力を放っているようだ。「入る前からワクワクする」「神々しいエントランス」「木の格子の間から程よく光が差し込む通路が素敵」といった声からは、建物自体が一つの作品として成立していることが伺える。店内は1階が売店、2階が喫茶室という明確な構造で、1階の売店も「驚くほど開放的」との評価を獲得している。
限定メニューの魅力と独自性
漁火通店を語る上で欠かせないのが、ここでしか味わえない限定メニューの存在だ。特に注目を集めているのが「極楽ロール」(300円)で、これは通常六花亭お得意様ラウンジ「極楽」でしか提供されていない看板メニューを、喫茶室で味わえる貴重な機会となっている。「巻きたてにこだわった唯一無二の食感」「キメ細やかなスポンジ」「やわらかな口当たりと上品な甘さ」といった絶賛の声が並び、この300円という価格設定に対して「信じられない」という驚きの反応も見られる。
もう一つの看板メニューが「帯広の森」(950円)で、これは帯広本店と漁火通店の2店舗でのみ提供されるリコッタチーズを使ったスフレタイプのパンケーキ。「注文を受けてからメレンゲを泡立てて焼き上げる」という手間のかけ方が、「ふんわり柔らかな生地」「口の中でとろけていくような食感」「エアリー感がものすごい」という圧倒的な完成度につながっている。レビューでは「食事のあとでも無理なく完食できる」「何もかけなくてもほんのり甘くておいしい」という評価が目立ち、生クリームの質の高さも特筆される要素となっている。
食事メニューの本格性と意外性
菓子メーカーの喫茶室という先入観を覆すのが、本格的な洋食メニューの充実度だ。特に「ポロシリカレー」(1,150円)は、「牛肉がゴロゴロ入っている」「専門店顔負けの深いコク」「わざわざ東京から食べに来る人がいる」という評価を獲得。3cm以上ある大きな牛肉がやわらかく煮込まれ、小麦粉多めの濃度のあるルーは「函館の人気店『元祖 小いけ』のカレーを彷彿とさせる」という具体的な比較評価も見られる。バターライスとの相性も抜群で、「メニューには辛口とあるがバターライスで中和される」という点も家族連れには嬉しいポイントとして挙げられている。
漁火通店限定の「パセリ&ポロシリカレー」は、スパイスの利いたパセリ入りキーマカレーと牛肉と野菜のうま味が特徴のポロシリカレーの2種盛りという贅沢な構成。シェフの岸塚義広さんが語る「これが食べたくて、わざわざ東京からいらっしゃったというお客様もいます」というエピソードが、このメニューの価値を物語っているだろう。
季節メニューとバリエーションの豊富さ
「今月のピザ」(1,150円)という概念が示すように、季節ごとに入れ替わる新メニューの存在も高く評価されている。実際のレビューでは「えびと三つ葉のピザ」「ごぼうのサラダピザ」といった具体例が挙げられ、「ゴボウサラダも生地も美味しい」という感想が寄せられている。士幌牛とオリジナルデミグラスソースを合わせた「ビーフシチュー」(1,300円)など、洋食メニューの充実ぶりは「菓子メーカーの喫茶室とは思えない本格性」として称賛を集めている。
かき氷「六花氷」シリーズの人気
夏季限定メニューとして提供される「六花氷」シリーズ(880円)も、レビューで頻繁に言及される人気商品だ。「牛乳と練乳でつくった滑らかな舌触りの氷」という基本構造に、つぶ餡入りの抹茶、無着色の生いちごシロップを使ったイチゴ、マルセイビスケットをのせたキャラメルという3種類の味が展開されている。「キャラメル味・ソフトのせ」という贅沢なバリエーションも写真付きのレビューで確認でき、その見た目の美しさと味の完成度が高く評価されている。
店内システムと待ち時間の工夫
喫茶室の営業時間は11:00〜16:30(L.O. 16:00)だが、1階に設置されたタブレットで順番待ちができるシステムが導入されており、「11時の開店前に到着しても1階で番号札を取って待てる」という利便性が評価されている。待ち時間中は売店のお菓子やグッズを見たり、「テラスへの扉から外に出て、海の音と心地よい風を感じたり」しながら過ごせるため、待ち時間自体が楽しい体験となっているようだ。
ただし、窓側席の人気は非常に高く、「営業時間内はどの時間帯も満席に近い」という状況が恒常的に発生している。レビューでは「窓側席に座れるかどうかはその時の運次第」「『窓側に座れたらラッキー』と運試しを楽しむ気持ちで来店することをおすすめ」という現実的なアドバイスが見られる一方、「すぐ窓側の席が空いたので移って良いか確認したら、移動はご遠慮してますと言われた」という体験談もあり、座席管理のポリシーについては賛否両論が存在する。
売店の魅力と土産物の充実
1階の売店については、「大きな窓越しに海が見え」「定番のお土産も1個単位で売っていて買いやすい」という評価が寄せられている。マルセイバターサンドという六花亭の看板商品をはじめ、「ストロベリーチョコ」「マルセイバターケーキ」といった人気商品がずらりと並び、「ついつい手が伸びる」魅力があるようだ。特に「マルセイバターケーキ」は「最近人気が急上昇中」との情報があり、「バターたっぷりのスポンジで、ローストしたくるみとキャラメルクリームをサンド」という構成が新たなファン層を獲得している。
レビュー時点では「漁火通店でしか買えない限定商品はなかった」という指摘もあるが、全国的に有名な六花亭の商品を「開放的な店舗」で「海を見ながら」選べるという体験自体が、特別な価値を持っているといえよう。
アクセスと駐車場の利便性
立地面では函館空港から車で約10分、函館駅から車で約10分という、観光の途中に立ち寄りやすい位置関係が高く評価されている。バスでのアクセスも可能で、函館駅前から95系統・96系統バスで約11分の「漁火通中央」バス停から徒歩約1分という近さ。ただし、「路線バスで行けなくもないようですが、やっぱり車でアクセスしたほうが断然楽」「タクシーで来ている方もいた」という実際的なアドバイスも見られる。
駐車場は26台分が完備されており、「店前に駐車場も完備」「駐車場に六花亭と書かれていたため分かりやすい」という評価がある一方、「それが無ければぱっと見では分からないような外観」という指摘もあり、看板の控えめさは六花亭らしい姿勢として受け止められているようだ。
サービスとスタッフの対応
スタッフの対応については、概ね好意的な評価が多い。「11時の開店時刻になると喫茶室のスタッフの方が、順番に案内をしてくれた」という丁寧な対応や、シェフが自らメニューについて説明する姿勢などが評価されている。ただし前述の座席移動に関するポリシーなど、混雑時の運営管理については改善の余地があるかもしれない。
価格設定とコストパフォーマンス
価格については、極めて良心的との評価が大半を占める。極楽ロール300円、帯広の森950円、ポロシリカレー1,150円という価格設定に対し、「この品質でこの価格は信じられない」「リーズナブル」「コストパフォーマンスが良い」という声が続出。1階売店のケーキも200〜380円という手頃な価格帯で、「気軽に立ち寄れる」という評価につながっている。
客層と利用シーンの多様性
訪問者層については、観光客だけでなく地元の高校生なども訪れる幅広い客層が特徴として挙げられている。「老舗菓子メーカーの広々とした喫茶室では、観光客だけでなく、地元の高校生などもゆったりとした時間を過ごしていた」という観察は、地域に根ざした店舗としての成功を示している。「函館に行ったら毎回立ち寄る」というリピーターの声も多く、一度訪れた人が再訪したくなる魅力を備えていることは明らかだ。
六花亭ブランドとの調和
「六花亭を溺愛し始めて10数年」という熱心なファンが「全直営店を制覇」した最後の店舗として漁火通店を訪れ、「どのお店も素敵だった。ひとつとして同じお店がなくて、六花亭巡りは最高に最高に楽しい」と総括している点は注目に値する。これは漁火通店が、六花亭ブランドの一貫性を保ちながらも、独自の個性を確立していることを示している。
改善点と今後の課題
改善が期待される点としては、窓側席の配席システムや待ち時間の予測可能性向上などが挙げられる。また、「人気メニューが品切れになることがある」というケーキの在庫管理については、「午後になると売り切れてるケーキも多い」という指摘があり、訪問時間帯によって体験が大きく異なる可能性がある。
総合評価
総合的に見ると、六花亭漁火通店は絶景のロケーション、限定メニューの魅力、本格的な洋食の実力、良心的な価格設定、アクセスの良さという5つの強みを活かし、函館エリアにおいて他に類を見ない独自のポジションを確立。「函館に行ったら絶対に立ち寄るべき」という評価は決して誇張ではなく、実際に訪れた多くの人々が「感動するレベル」「夢なのかと思うほど」という最大級の賛辞を送っている。菓子メーカーの喫茶室という枠を超え、函館観光における必訪スポットとしての地位を確立したといえるだろう。窓側席の確保という「運試し」要素すら楽しみの一つとして受け入れられている点に、この店舗の圧倒的な魅力が集約されているのではないだろうか。
📍 アクセス
函館市電2系統 深堀町駅より徒歩22分
※バスでのアクセスを推奨
函館駅前から95・96系統バスで約11分
「漁火通中央」下車徒歩1分
〒042-0944
北海道函館市金堀町9-18
26台完備・無料
函館空港から車で約10分
函館駅から車で約10分
店舗からのお知らせ
【2021年12月オープン!函館地区2店舗目の路面店】
◆津軽海峡を一望できる絶景のロケーション
◆漁火通店限定メニュー「極楽ロール」「パセリ&ポロシリカレー」
◆帯広本店と漁火通店の2店舗限定「帯広の森」(スフレパンケーキ)
◆喫茶室は順番待ちシステム採用(1階タブレットで受付)
◆窓側席は人気のため運次第・営業時間内は常に混雑
【アクセス良好】国道278号線「漁火通り」沿い
函館空港から車で約10分、函館駅から車で約10分の好立地。駐車場26台完備。
観光途中の休憩スポットとして、また六花亭ファンの聖地として、多くの方にご利用いただいております。
晴れた日には下北半島まで見える絶景をお楽しみください!
※喫茶室定休日:水曜日(売店は無休)
六花亭 漁火通店は北海道函館市にあるカフェ・スイーツ店です。2021年12月オープンの新店舗で、津軽海峡を一望できる絶景のロケーションが最大の魅力。 2階の喫茶室では限定メニュー「極楽ロール」(300円)や「帯広の森」(950円)のスフレパンケーキ、本格洋食の「ポロシリカレー」(1,150円)などが楽しめます。 1階は開放的な売店で、マルセイバターサンドをはじめとする六花亭の人気商品を販売。駐車場26台完備、函館空港・函館駅から車で約10分の好アクセス。 観光客だけでなく地元客にも愛される、函館エリアの必訪スポットです。