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茶房ヌプリ|ニセコ駅構内の老舗喫茶店・黒いカレーと自家焙煎珈琲【完全ガイド】

茶房ヌプリ ニセコ駅

茶房ヌプリ

カフェ・スイーツ ニセコ駅構内
3.5
⭐⭐⭐⭐
98件のレビュー
料理
サービス
雰囲気
コスパ
🕐

営業時間・定休日

営業時間 11:00〜17:00(ランチのみ営業)
営業日 月曜・木曜・金曜・土曜・日曜
定休日 火曜日・水曜日
備考 営業時間・定休日は変更となる場合があります
💴

価格・お支払い

平均予算 ¥1,000〜¥1,999(一人あたり)
支払方法 現金 カード(JCB・AMEX・Diners) QRコード決済
電子マネー 利用不可
🏠

設備・サービス

席数 22席
個室 なし
喫煙 分煙
その他 子連れOK 駐車場あり(ニセコ駅駐車場)
📞

ご予約・お問い合わせ

電話番号 0136-44-2619
予約可否 予約不可
アクセス JRニセコ駅構内(駅直結・徒歩0分)

💬 お客様の声

A
グルメレビュアー
2023年6月
⭐⭐⭐⭐
ニセコ駅の構内にあるレトロな喫茶店。カレーが絶品で、黒っぽい独特の色をした欧風カレーは、ハチミツや生クリームを使っているとのことで、深みのあるコクが特徴。辛さは控えめで子供でも食べやすい。ハンバーグはジューシーで肉汁がたっぷり。羊蹄山の湧水で淹れるコーヒーも香り高く、ミシンをテーブルにした店内は昭和の雰囲気を残し、とても落ち着く空間でした。
B
ニセコ常連客
2023年12月
⭐⭐⭐⭐
ニセコに行くたびに必ず立ち寄る場所。長いもとベーコンのカレーは開業当初からある看板メニューで、カリッと焼いた長いものホクホク感とベーコンのスモーキーな香りが絶妙。駅直結という立地も素晴らしく、列車の待ち時間にも最適。ご夫婦お二人で切り盛りされているアットホームな雰囲気も魅力のひとつ。観葉植物やアンティークの柱時計など、細部にまでこだわりを感じます。

📊 レビューの詳細分析

ニセコ駅構内という唯一無二の立地

茶房ヌプリ最大の特徴は、JRニセコ駅の構内に位置するという独特のロケーション。まさに駅直結どころか駅そのものの一部となっており、改札を出てすぐという抜群のアクセス性を誇る。この立地は単なる利便性にとどまらず、列車の音が聞こえ、時折汽笛が響く中で食事を楽しめるという、他では味わえない旅情を演出。多くのレビュアーが「列車待ちの時間に立ち寄った」「たまたま見つけて入った」と記しているが、一度訪れると「ニセコに来たら必ず立ち寄る場所」として定着する傾向が顕著だ。

30年以上続く夫婦経営の温かみ

1991年開業以来、松田保さん・裕子さんご夫妻が二人三脚で営むこの店は、地元民と観光客の両方から愛される憩いの場として機能。厨房を担当する裕子さんと、羊蹄山の湧水で丁寧にコーヒーを淹れる保さんという役割分担は、30年以上の歳月で培われた息の合った連携そのもの。「アットホームな雰囲気」「温かい接客」といった評価が口コミに頻出するが、これは単なる接客マニュアルでは決して生み出せない、長年の積み重ねから生まれる本物のホスピタリティといえる。

独自スパイスの黒いカレーという唯一性

ヌプリのカレーを語る上で欠かせないのが、その独特の黒っぽい色。一般的な欧風カレーとは一線を画するこの見た目は、独自のスパイスブレンドによって実現。ハチミツや生クリームを加えることで生まれる深いコクと甘みは、「今まで食べたことのないような味」「独特の風味」として多くのレビュアーの記憶に刻まれている。興味深いのは、裕子さん自身が「子どもでも食べられるように辛さを控えめに」とコメントしている点。家族連れでも安心して訪れられる配慮が、幅広い客層からの支持につながっている様子が窺える。

開業当初から変わらぬ人気メニュー

メニューの中で特筆すべきは、開業当初から根強い人気を誇る「長いもとベーコンのカレー」(¥1,080)。カリッと焼いた長いものホクホク感とスモーキーなベーコンの香りが、独特のスパイスカレーと絶妙なハーモニーを奏でる。複数のレビューで「長いもがルーとの相性ピッタリ」「ベーコンは旨すぎてルーが無くてもご飯食べれちゃう」と絶賛されており、30年以上看板メニューであり続ける理由が明確だ。また、ハンバーグカレー(¥1,500)も「肉汁が溢れるほどジューシー」「ボリューム満点」という評価が多く、喫茶店のカレーという範疇を超えた本格派として認識されている。

地産地消へのこだわり

料理の質を支えているのが、羊蹄山麓周辺で育った野菜の使用。「季節の焼き野菜」として提供される地元産野菜は、「野菜の甘味が効いてます」「新鮮で美味しかった」という評価を集めている。さらに、コーヒーに使用する水も羊蹄山の湧水という徹底ぶり。この地域の恵みを最大限に活かす姿勢は、ニセコという土地の魅力を料理を通じて伝える役割も果たしているといえよう。

昭和レトロな空間演出

店内の雰囲気について、レビューには「昭和のインテリア」「レトロな雰囲気」「山小屋みたい」といったキーワードが頻出。特に印象的なのが、足踏みミシンをテーブルとして使用している点や、複数のアンティーク柱時計、観葉植物の配置など、細部にまでこだわった空間づくり。「落ち着いた雰囲気」「ホッとする居心地の良さ」という評価から、これらの演出が単なるレトロ趣味にとどまらず、訪れる人々に心の安らぎを提供していることが分かる。興味深いことに、「14時46分で止まっている壁掛け時計」といった具体的な描写もレビューに登場しており、細部まで記憶に残る空間であることを物語っている。

コーヒーへの並々ならぬこだわり

カレーに隠れがちだが、実は自家焙煎コーヒーも高評価を獲得。「コーヒーが美味しかった」「香り高く」「食後のコーヒーも大変美味しく頂きました」といったコメントが多数寄せられている。羊蹄山の湧水を使用し、保さんが一杯一杯丁寧に淹れるスタイルは、まさに喫茶店としての矜持を感じさせる。さらに「コーヒーカップも、こだわりのものを取りそろえています」という情報もあり、器にまで気を配る姿勢は、単なる飲み物提供ではなく、総合的な体験価値の提供を目指していることの証左だろう。

混雑状況と待ち時間への対応

人気店ゆえの課題として、「お昼時になると入り口に案内板が出て」「結構込み合っていました」という記述が複数のレビューに登場。席数22席という限られたキャパシティに対し、地元客と観光客の両方が訪れるため、ランチタイムは特に混雑する傾向。ただし、「駅舎内は『列車待ち』ならぬ、『ヌプリ待ち』の人々で賑わう」という微笑ましい表現からも分かるように、待つ価値のある店として認識されている。また、「料理がだされるまでに結構時間がかかる」という指摘もあるが、これは「注文を受けてから具材を調理する」という丁寧な仕事の裏返しであり、できたての美味しさを提供するための必然的な時間といえる。

価格設定の評価

価格帯は¥1,000〜¥1,999とカジュアルな設定。「値段もいい感じ」「コスパは悪くない」という評価が多く、特にAセット(¥1,250)のように「焼き野菜、サラダ、コーヒー付き」というセットメニューは、質と量を考慮すると非常に満足度が高いことが窺える。長いもとベーコンのカレーにコーヒーセットで¥1,700という価格設定について「美味しいコーヒーついてこのお値段ならコスパは悪くない」というコメントもあり、価格以上の価値を提供している店として評価されているようだ。

季節や時間帯による利用シーン

興味深いのは、近隣の温泉施設「綺羅の湯」との組み合わせ利用が複数のレビューで言及されている点。「綺羅の湯でサウナをキメた後に食べるコチラのカレーが最高」「サウナ飯として最高」といったコメントから、温泉やアウトドア活動後の食事処としても機能していることが分かる。また、冬はスキー客、夏はラフティング客など、ニセコを訪れるアクティビティ目的の観光客にとっても重要な食事スポットとなっている様子。SL列車の運行時には特に混雑するという情報もあり、季節や時間帯によって異なる客層をうまく取り込んでいる。

カレー以外のメニューも充実

カレーの印象が強いが、実は「カレーの他にステーキ、ハンバーグ、うどん、丼ものなど喫茶店の割にフードが充実」という評価も。豚丼やケーキセットなど、多様なメニューが用意されており、「フードメニューが豊富」という点も繰り返し指摘されている。この豊富なラインナップは、様々な客層のニーズに対応できる柔軟性を持ち、リピート訪問時にも飽きさせない工夫となっているだろう。

旅人の聖地としての役割

複数のレビューで「旅人の聖地」「なくてはならない憩いの場所」という表現が使われている点は注目に値する。単なる食事の場を超え、ニセコを訪れる旅人たちの心の拠り所として機能していることが窺える。「ニセコ旅情に浸れる」「ノスタルジックな空間でまったり過ごす時間」といった表現からは、効率性や利便性だけでは測れない、情緒的な価値を提供していることが明らかだ。駅という交通の結節点にありながら、せわしない移動の途中にホッと一息つける場所として、30年以上にわたり旅人を見送り続けてきた歴史の重みを感じさせる。

改善点と今後の課題

ポジティブな評価が大半を占める中、いくつかの改善点も指摘されている。「駅中の喫茶店なのでちょっと狭い」「席数も多くはない」という物理的制約は、人気店ゆえの悩ましい問題。また「冷房はありません」という夏季の環境面での課題や、「ルーが少ない」という量的な問題を指摘する声も一部存在。ただし、これらの指摘があっても総合的な評価は高く、むしろ「それでもまた行きたい」という魅力が上回っているからこそ、長年愛され続けているのだろう。

総合評価

茶房ヌプリは、駅構内という唯一無二の立地30年以上続く夫婦経営のアットホームさ独自ブレンドの黒いカレー昭和レトロな空間演出地産地消へのこだわりという5つの強みを持つ。単なる飲食店ではなく、ニセコという土地の魅力を凝縮した文化的空間として機能し、訪れる人々に忘れがたい体験を提供し続けている。地元民と観光客の双方から愛され、世代を超えて支持される理由は、効率や利益を最優先せず、一杯のカレー、一杯のコーヒーに真摯に向き合い続ける姿勢にあるのだろう。ニセコを訪れるすべての旅人にとって、ぜひ一度は立ち寄ってほしい、心温まる喫茶店である。

📍 アクセス

🚃
最寄り駅
JRニセコ駅構内(駅直結・徒歩0分)
函館本線ニセコ駅を降りてすぐ
🏢
住所
〒048-1512
北海道虻田郡ニセコ町中央通142-5
JRニセコ駅構内
🚗
駐車場
ニセコ駅駐車場あり
駅前に駐車可能
バリアフリー
駅構内のため段差あり
詳細はお問い合わせください
📢

店舗の特徴

【1991年開業の老舗喫茶店】
◆松田保さん・裕子さんご夫妻が30年以上営む温かい喫茶店
◆独自のスパイスブレンドで作る黒いカレーが看板メニュー
◆羊蹄山麓の新鮮野菜と羊蹄山の湧水を使用
◆自家焙煎コーヒーはこだわりのカップで提供
◆足踏みミシンのテーブルなど昭和レトロな雰囲気

【人気メニュー】
◆ハンバーグカレー(¥1,500):ジューシーなハンバーグが人気
◆長いもとベーコンのカレー(¥1,080):開業当初からの看板メニュー
◆ヌプリカレーAセット(¥1,250):焼き野菜・サラダ・コーヒー付き

【ご注意】
◆予約不可のため、ランチタイムは混雑します
◆定休日は火曜日・水曜日です
◆調理に時間がかかる場合がありますので、時間に余裕を持ってご来店ください
◆営業時間・定休日は変更となる場合がございます

茶房ヌプリは北海道ニセコ町のJRニセコ駅構内にある喫茶店です。1991年開業以来、独自のスパイスブレンドで作る黒いカレーと自家焙煎コーヒーで地元民と観光客から愛されています。 羊蹄山麓の新鮮野菜と羊蹄山の湧水を使用し、ハンバーグカレー(¥1,500)、長いもとベーコンのカレー(¥1,080)などが人気。 足踏みミシンをテーブルにした昭和レトロな店内で、列車の音を聞きながらゆったりとした時間を過ごせます。 営業時間は11:00〜17:00(定休日:火曜・水曜)。駅直結なので列車待ちの時間にも最適です。