基本情報
完全予約制(3日前までの予約必須)
北海道虻田郡倶知安町花園78-5
Hanazono 78-5, Kutchan-cho, Abuta-gun, Hokkaido
森の中の隠れ家的ロケーション
2部制 – 17:30スタート / 19:00スタート
※時間の希望はご相談可
ギャラリー見学:
木金土日祝 13:00-14:30
※見学のみはご遠慮ください
※繁忙期は通年営業の場合あり
価格・支払い情報
コースディナー(約2.5時間)
ケーキセット:¥1,500
※週末限定営業
電子マネー:不可
QRコード決済:不可
📸 フォトギャラリー
設備・サービス情報
• 2階茶室
• アートショップ
• プロジェクター・スピーカー完備(イベント対応可)
アート好きの集まり、海外からのゲスト
💬 お客様の声
レビュー分析 – SOMOZAの魅力を徹底解説
SOMOZA(そもざ)は、ニセコ・倶知安エリアにおいて極めて独特なポジションを確立している、アート×食の融合体験を提供するイノベーティブ・フレンチレストランである。オーナーであるショウヤ・グリッグ氏が手掛ける「坐忘林」「SHIGUCHI」に続く三部作の第二章として、2017年夏にオープンして以来、国内外の食通やアート愛好家から高い評価を獲得し続けている。
建築とロケーションの特別性
SOMOZAの最大の特徴は、栃木県から移築した築150年の古民家を活用している点だ。この歴史ある建築物は、豪雪地帯である北海道仕様に改装されながらも、元の趣を損なうことなく見事に蘇っている。茅葺屋根は北海道の厳しい冬に対応した構造となっており、伝統と実用性の融合が実現されている。
建物は倶知安町花園の森の中に佇み、「リゾートの喧騒から離れた静かな隠れ家」という表現がふさわしいロケーション。国道5号線から道道58号(倶知安ニセコ線)に入り、Hanazono Resortをさらに奥へ進んだ先にあり、初訪問者は「本当にここで合っているのか」と不安になるほどの山道を進む。しかし、その先に待つのは、小さな黒い看板を目印に現れる別世界である。訪問者の多くが「隠れ家的な感じにワクワクした」と述べており、到着前からの期待感醸成に成功している。
空間デザインとアートコレクション
建物内部は、ショウヤ・グリッグ氏の美学が隅々まで行き届いた空間となっている。エントランスを抜けると、ほとんど壁のない開放的な空間が広がり、一面ガラス張りの窓からはニセコ連峰とチセヌプリの山麓を彩る絶景が目に飛び込んでくる。室内の照明は最低限に抑えられており、ダーク系の色合いの内装と相まって、窓から差し込む自然光と外の景色が一層際立つ設計だ。
特筆すべきは、食事スペースだけでなく、地下のギャラリースペース、2階の茶室、そしてショップという多層的な構成だ。地下ギャラリーには、アイヌ文化や縄文時代に遡る貴重なコレクションが展示されており、1万年前のメノウなど太古の装飾品も含まれる。グリッグ氏自身が写真家でもあることから、彼の作品も展示されており、「WABI STYLE」をテーマとした写真展が常設されている。
ディナーゲストは18:00に到着し、食事開始の18:30まで地下ギャラリーでウェルカムドリンクを楽しみながら、スタッフから歴史的コレクションについての解説を受けるのが定番の流れ。この「前菜としての文化体験」が、食事への期待を高める役割を果たしている。レビューでは「食事前から楽しい時間になった」「珍しいコレクションの話が聞けて良かった」という声が多数見られる。
料理の哲学とシェフの技術
SOMOZAの料理は、ミシェル・ブラス トーヤ ジャポンで腕を振るった小関達弥シェフが手掛けている。彼の料理哲学は、アイヌや縄文の生活・食文化にインスパイアされつつ、現代のフレンチ技術と融合させるという独創的なアプローチだ。
料理の核となるのは、そもざファームで育てられた完全無農薬の野菜である。自家菜園で丹精込めて育てたハーブや野菜は、化学肥料を一切使用せず、北海道の豊かな土壌と清らかな水で育まれている。レビューで繰り返し言及されるのが「野菜の自然な甘み」「食材本来の旨味」という表現だ。都市部のレストランでは味わえない、採れたての野菜が持つ生命力あふれる味わいが、多くの訪問者を魅了している。
肉料理も高い評価を得ており、特に「塩釜で作られたお肉は最高」という評価が複数のレビューで一致している。平取和牛、岩見沢産雉肉など、北海道産の厳選された肉を使用し、塩釜という伝統的な調理法で仕上げることで、肉の旨味を最大限に引き出している。平取和牛のたたきは「柔らかく味が濃い」と評され、紫蘇と柿のピクルスという和と洋を融合させた付け合わせとの組み合わせも秀逸だ。
アイヌ料理の要素として、プクサ(行者ニンニク)を使用した料理も提供されている。岩見沢産雉肉とプクサのアイヌ風料理は、「これまで経験したことのない味わい」と評価され、地域の伝統的な食文化を現代に蘇らせる試みとして注目を集めている。
コース構成と料理の芸術性
ディナーは約2.5時間のフルコースで提供され、7皿前後で構成される。レビューからは以下のような料理が提供されていることが確認できる:
- 平取和牛のたたき、紫蘇と柿のピクルス、じゃが芋のフリット添え
- そもざファームのかぼちゃのポタージュ、自家製ベーコンとミョウガ添え
- じゃがいもスープ、新鮮な雲丹をトッピング
- 岩見沢産雉肉とプクサのアイヌ風創作料理
- 塩釜で仕上げた肉料理(種類は季節により変動)
- 季節のデザート(芸術的な盛り付け)
メニューは月替わりで変更され、グリーンシーズン(夏季)には毎月新しいメニューが登場する。これは旬の食材を最高の状態で提供するという哲学の表れであり、「二度訪れたが、旬の食材を使っているので同じコースでも内容が変わっていた」というレビューが示すように、リピーターにも新鮮な体験を提供している。
料理の盛り付けは「全て芸術的」「どの皿も美しく美味しい」と評され、視覚的な美しさも重視されている。グリッグ氏のアート哲学が料理の盛り付けにも反映されており、作家ものの器に盛られた料理は、まさに「食べられるアート」と呼ぶにふさわしい。
ドリンクとペアリング
ワインリストは北海道産を中心に構成されており、地元のクラフトビールやウイスキーも豊富に取り揃えられている。スタッフは料理との相性を考慮したペアリングを提案でき、専門的な知識を持ったサービスが提供される。ウェルカムドリンクから始まり、コース全体を通じて適切な飲み物が提供されることで、料理の味わいがより一層引き立てられる。
サービスとホスピタリティ
スタッフのサービスは「素晴らしい」「心温まる」「丁寧なおもてなし」と高く評価されている。特筆すべきは、ただ料理を提供するだけでなく、建物の歴史、アートコレクションの背景、食材の由来など、体験全体のストーリーテリングを担っている点だ。
グリッグ氏自身も気さくな人柄で、直接ゲストと交流することがある。「この土地の自然とアートが好きでたまらないのが話していて強く伝わる」というレビューが示すように、オーナー自身の情熱が施設全体の雰囲気を形作っている。
また、座席配置にも工夫が見られ、カップルでも窓に向かって隣同士に座ることを勧められる。これは二人で同じ景色を共有しながら食事を楽しめるようにという配慮であり、「ニセコの絶景を味わえるように」という意図が込められている。このような細やかな心配りが、特別な体験の創出に貢献している。
季節ごとの魅力
SOMOZAは四季折々で異なる魅力を持つ。公式サイトでは「ニセコの景色は季節と天候で常に変化しており、毎日新しい体験がある」と述べられている。
春・夏(グリーンシーズン):自家菜園の野菜が最も豊富な時期。緑豊かな森と青空のコントラストが美しく、大きな窓から差し込む自然光が店内を明るく照らす。ランチやカフェタイムの営業も行われ(週末限定)、フレンチプレスコーヒー600円(小菓子付き)という驚きの価格設定も好評を博している。
秋(紅葉シーズン):「黄金色を中心に赤や緑の山々が綺麗」と評される紅葉の時期は、特に人気が高い。10月中旬の訪問者は「まるで絵画の中にいるよう」と感嘆しており、食事と景観の相乗効果が最高潮に達する季節だ。
冬(ウィンターシーズン):雪に覆われた一面の銀世界が広がり、グリッグ氏の写真のような幻想的な景色が現れる。「雪の中を運転して迷っているかと思ったが、辿り着いた場所は素晴らしかった」という海外からのレビューが示すように、冬の訪問も格別の体験となる。
価格とコストパフォーマンス
ディナーの価格帯は¥30,000~¥39,999と、明確に高価格帯に位置している。この価格設定に対する評価は、訪問者の期待値と経験によって分かれる傾向にある。
肯定的な評価としては、「価格は高いが、その価値は十分にある」「料理・空間・サービスの質を考慮すれば妥当」という意見が多数を占める。単なる食事ではなく、アート鑑賞、建築体験、自然との一体感、ストーリーテリングといった複合的な価値提供が評価されている。特に海外からのゲストは、「This place is magical(この場所は魔法のよう)」と絶賛し、価格以上の満足を表明している。
一方で、「高価格」であることは事実として認識されており、特別な日や記念日での利用が推奨される。デート、記念日、接待、海外からの重要なゲストのもてなしなど、「ここぞ」という場面での利用に適している。
興味深いのは、ランチやカフェタイムの価格設定だ。過去にはランチコースが¥5,000程度で提供されていた時期があり、「14年間日本に来ているが、ここでの食事が最高だった。5,000円というリーズナブルな価格」という海外ゲストのレビューもある。ただし、現在はランチ営業がクローズされており、カフェタイムのみ週末限定で営業している模様。フレンチプレスコーヒー600円(小菓子付き)やケーキセット1,500円という価格は、ディナーとは大きく異なるアプローチであり、より気軽な訪問を可能にしている。
アクセシビリティと予約
SOMOZAへのアクセスは、車またはレンタカーが必須である。公共交通機関では不便な立地であり、札幌から中山峠経由で約2時間15分、新千歳空港から約2時間半の距離だ。JRの最寄り駅は倶知安駅だが、そこからタクシーで約15分かかる。
この「アクセスの不便さ」は、逆に「隠れ家感」「特別感」を演出する要素となっている。「山道を進んで本当にここで合っているのかと不安になったが、到着したら別世界だった」という体験は、日常からの完全な離脱を象徴している。
予約は3日前までの完全予約制であり、電話(0136-55-8741)または公式サイトからの予約が必要だ。この完全予約制により、適切な食材準備とサービス品質の維持が可能になっている。直前の訪問や飛び込みでの利用はできないため、計画的な予約が不可欠だ。
SHIGUCHIオーベルジュとの連携
SOMOZAは、同じくグリッグ氏がプロデュースするオーベルジュ「SHIGUCHI」の一部として機能している。SHIGUCHIは古民家3棟からなる宿泊施設で、5つの客室を備えており、ここに宿泊するゲストはSOMOZAでの食事を含めた総合的な体験を享受できる。
実際、多くのレビューが「SHIGUCHIに宿泊し、SOMOZAで食事をした」という形態を取っている。これは、一泊二食付きの特別なステイ体験として設計されており、ディナーだけでなく朝食(モーニング)もSOMOZAで提供される。「somozaでディナーとモーニング」というレビューが示すように、宿泊者は複数回SOMOZAを訪れることで、より深くこの空間とのつながりを感じることができる。
ショップと持ち帰り可能な体験
食事エリアの一角にはショップコーナーが設けられており、全国の作家による陶器、鉄器、写真集、そもざオリジナルの調味料などが販売されている。レビューでは「ちょうど探していたイメージのフォークがあったので購入」「お皿が欲しかったが、家に置く場所がないので我慢」といった記述が見られ、食器への関心の高さがうかがえる。
これらのアイテムは、グリッグ氏が実際に作家のもとを訪れて選んだものばかりで、「ひとつひとつに暖かみのある、唯一無二な器たち」と評される。SOMOZAで使用されている器と同じものも購入可能で、自宅でもその雰囲気を再現できる仕組みだ。これは単なる物販ではなく、体験の延長線上にある記憶の固定化という意味を持つ。
イベント・多目的利用の可能性
SOMOZAは通常のレストラン営業だけでなく、ワークショップ、企画展、コンサート、講演会などのイベント会場としても利用可能だ。プロジェクター、スクリーン、スピーカーが完備されており、多目的スペースとして機能する設計になっている。
これは、グリッグ氏の「学びは生涯を通して終わることはない」という哲学の表れであり、SOMOZAを文化と学びの拠点として位置づける試みだ。料理教室、アート教室、パフォーマンスなど、様々な形態の「学び」の場として活用されている。
国際的な評価と顧客層
レビューを分析すると、国内客と海外客の比率がバランス良く存在している。特にニセコエリアが国際的なスキーリゾートとして知られていることから、冬季には多くの海外からのゲストが訪れる。
海外からのレビューでは、「Quintessentially Japanese experience(典型的な日本体験)」「The art collection is amazing, coming from centuries ago(何世紀も前からのアートコレクションは驚くべきもの)」といった評価が見られ、日本文化の深さを体験できる場として認識されている。英語でのコミュニケーションも可能であり、国際的なゲストへの対応も整っている。
一方、国内客からは「北海道に来たらまた訪れたい」「ホントは内緒にしておきたいぐらい」という愛着を込めたレビューが寄せられており、リピーターも多い。地元の文化人やアート愛好家にも支持されており、幅広い層から評価される普遍的な魅力を持っていることがわかる。
改善点と課題
レビュー全体を通して見ると、否定的な評価は極めて少ない。しかし、いくつかの課題も指摘されている。
まず、アクセスの難しさだ。「遠い」「山の中」という指摘があり、車を持たない訪問者にとってはハードルが高い。また、冬季には雪道の運転が不安要素となり、「雪嵐の中運転して迷子になったかと思った」という海外ゲストのコメントもある。
次に、営業日・営業時間の限定性だ。月火水が定休日であり、ランチ営業も現在はクローズされている。カフェタイムは週末限定であり、訪問可能なタイミングが限られている。これは品質維持のための選択だが、訪問希望者にとっては制約となる。
最後に、価格の高さが、一部の潜在顧客にとって障壁となっている可能性がある。ただし、これは意図的な価格設定であり、「特別な日」「記念日」という明確なターゲティングの結果だと考えられる。
総合評価と結論
SOMOZA(そもざ)は、レストランという枠を超えた総合芸術体験の場として、ニセコ・倶知安エリアにおいて唯一無二の存在となっている。築150年の古民家、ショウヤ・グリッグ氏の美学、小関達弥シェフの料理技術、そもざファームの野菜、北海道の食材、アイヌ文化のエッセンス、貴重なアートコレクション、ニセコの大自然という多層的な要素が見事に統合され、訪問者に「魔法のような」体験を提供している。
価格は決して安くないが、提供される価値は金額以上のものであり、「人生で一度は訪れるべき場所」としての地位を確立していると言えよう。料理の質、サービスの心配り、空間の美しさ、そして何より「ここでしか味わえない体験」という付加価値が、高い顧客満足度につながっている。
デート、記念日、接待、家族の特別な日、あるいは海外からの大切なゲストのもてなしなど、「特別な瞬間」を創出したいすべての人に、SOMOZAは最高の選択肢となるだろう。ニセコを訪れる際には、スキーや温泉だけでなく、この文化とアートと食の融合体験を加えることで、旅の深みが格段に増すはずだ。
📍 アクセス
札幌から:
• 中山峠経由:約2時間15分
• 余市経由(国道5号線):約2時間
新千歳空港から:
• 美笛峠経由(276号線):約2時間30分
最寄り駅:JR倶知安駅
• JR札幌駅から:約2時間
• JR新千歳空港駅から:約2時間30分
駅からの移動:
倶知安駅からタクシーで約15分
※公共交通機関のみでのアクセスは不便なため、レンタカー推奨
〒044-0084
北海道虻田郡倶知安町花園78-5
Hanazono 78-5, Kutchan-cho, Abuta-gun, Hokkaido
目印:黒い小さな看板が目印
Hanazono Resortのさらに奥、森の中
専用駐車場あり(無料)
※敷地内に駐車スペース完備
⚠️ 冬季の注意
雪道運転に不慣れな方は十分ご注意ください
店舗からのお知らせ
【完全予約制のご案内】
◆ディナーは3日前までの完全予約制となっております
◆2部制:17:30スタート または 19:00スタート
◆お時間のご希望はご相談ください
【ギャラリー体験】
◆ディナーご予約のお客様:18:00よりウェルカムドリンクと共に地下ギャラリーをご案内
◆ギャラリーのみの見学はご遠慮いただいております
【営業情報】
◆定休日:月曜・火曜・水曜(繁忙期は通年営業の場合あり)
◆ランチ営業:現在クローズ中
◆カフェタイム:週末限定営業(要確認)
【施設について】
◆築150年の古民家を栃木県から移築
◆オーベルジュ「SHIGUCHI」の一部として運営
◆地下ギャラリー、2階茶室、ショップを併設
◆イベント・ワークショップ等の多目的利用も可能(要相談)
【アクセスについて】
◆車またはレンタカーでのご来店を推奨
◆森の中の隠れ家的ロケーション
◆冬季は雪道にご注意ください
ご予約・お問い合わせ:0136-55-8741
公式サイト:https://somoza.jp/
SOMOZA(そもざ)は、北海道虻田郡倶知安町花園にある、築150年の古民家を活用したイノベーティブ・フレンチレストランです。オーナーのショウヤ・グリッグ氏がプロデュースする三部作の第二章として、ギャラリー、レストラン、茶室、ショップを併設した複合文化施設となっています。 ミシェル・ブラス トーヤ ジャポン出身の小関達弥シェフが手掛ける料理は、自家菜園「そもざファーム」の完全無農薬野菜と北海道産食材を使用し、アイヌや縄文の食文化にインスパイアされた独創的なコース料理を提供。 ディナーは¥30,000~で完全予約制(3日前まで)、2部制(17:30/19:00スタート)となっており、約2.5時間のフルコース体験が楽しめます。 大きなガラス窓から望むニセコ連峰の絶景、地下ギャラリーに展示された貴重なアートコレクション、歴史ある古民家の趣が、料理と一体となって非日常的な体験を創出。 デート、記念日、接待、家族の特別な日など、様々なシーンでご利用いただけます。月曜・火曜・水曜定休(繁忙期除く)。駐車場完備。