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五感で楽しむ極上の海鮮体験
炭や六根は、その店名が示す通り「六根(ろっこん)」という仏教用語の「眼・耳・鼻・舌・身・意」すべてで料理を楽しむというコンセプトを見事に体現している。11階という高層階からのすすきの夜景(眼)、炭火で焼く音や貝が蒸される音(耳)、出汁の香り(鼻)、新鮮な海鮮の味わい(舌)、石鍋の温もり(身)、そして特別な空間での体験(意)というすべての要素が調和し、単なる食事を超えた総合的な美食体験を提供している点が、他店との決定的な差別化要因となっている。
貝料理の革新性と独自性
看板メニューの「貝鮮ガンガン焼き」は、単に貝を蒸し焼きにするだけでなく、缶を使用した漁師風の調理法という演出性と、牡蠣・帆立・白蛤・サザエ・北寄・鮑という6種類の厳選された貝類の組み合わせが絶妙。特筆すべきは、この料理から生まれる出汁を使った〆のラーメンで、一つの料理から二度楽しめる仕組みは顧客満足度を大きく向上させている。価格は2,948円と決して安くはないが、使用される貝の品質と種類を考慮すれば、むしろコストパフォーマンスは高いといえる。
希少食材へのアクセスと品質管理
独自ルートで仕入れる「のどぐろ」は、店の大きな強みとなっている。一般的に入手困難な高級魚を、刺身(1,848円〜)、炭火焼き(3,146円)、一夜干しという3つの調理法で提供することで、様々な好みに対応。毎朝その日に水揚げされた魚介や農家直送の朝採れ野菜を使用するという鮮度へのこだわりは、北海道という立地を最大限に活かした戦略といえよう。
日本酒セレクションの戦略性
青森県の銘酒「六根」にちなみ、北海道と東北地方の日本酒を中心に常時50種類を揃えるという明確なコンセプトは、単なる品揃えではなくストーリー性を持たせた巧みな戦略。焼酎は九州の銘柄を中心に、梅酒は4種類を厳選するなど、各カテゴリーで明確な方向性を持っている。3種飲み比べセットという提供方法は、顧客の選択肢を広げながら客単価向上にも貢献している。
立地と空間設計の優位性
地下鉄すすきの駅から徒歩2分、豊水すすきの駅から徒歩1分という抜群のアクセスは、集客面で大きなアドバンテージ。セントラルS4ビルの11階という立地は、すすきのの喧騒から離れた落ち着いた空間を提供しながら、夜景という付加価値も創出している。完全個室を含む多様な席タイプ(カウンター、掘りごたつ、テーブル)の用意により、デートから接待、一人飲みまで幅広いニーズに対応可能な柔軟性を確保している。
料理長の技術と経験
料理長の山田修士氏は、小樽市出身で札幌のホテルや道外のリゾートホテルでの修業経験を持つベテラン。2010年からすすきのや赤れんがテラスの和食店で料理長を務めた経歴は、技術の確かさを裏付けている。「一切の妥協を許さない厳しさ」という評価と「気さくな人柄」という二面性は、高品質な料理とホスピタリティの両立を可能にしている。カウンター席で料理人の手仕事を間近で見られるという体験価値は、この人材力があってこそ実現できるものだ。
価格設定と価値提供のバランス
平均予算6,000〜7,999円という価格帯は、すすきのエリアの居酒屋としては中〜高価格帯に位置する。しかし、高級食材の使用、11階からの夜景、完全個室の提供、質の高いサービスという付加価値を総合的に評価すれば、価格以上の価値を提供していることは明白。特にコース料理の1,000円割引キャンペーンや生ビールと厳選日本酒16種を含む120分飲み放題は、価格面での魅力を高めている。
季節性と継続的な魅力づくり
季節替わりメニューの導入により「年に一度の貴重な旬」を演出し、リピート来店の動機づけに成功している。毎朝の仕入れによる日替わりメニューも、常連客の飽きを防ぐ工夫といえる。2025年3月8日からの毎日営業への移行は、需要の高さと経営の安定性を示唆しており、今後のさらなる成長が期待できよう。
改善の余地と今後の展望
喫煙可能な環境は、現代の健康志向の高まりを考慮すると改善の余地がある。また、単品料理の価格が「要問合せ」となっている点は、透明性の観点から改善が望まれる。しかし、これらの課題は店舗の本質的な価値を損なうものではなく、むしろ今後の成長余地として捉えることができる。
結論:すすきのエリアにおける独自のポジション
炭や六根は、「貝料理」「高層階からの夜景」「希少食材」「厳選日本酒」という4つの柱を軸に、すすきのエリアで独自のポジションを確立している。単なる海鮮居酒屋ではなく、五感すべてで楽しむ総合的な美食体験を提供する店として、特別な日の食事や接待など、ハレの日需要を確実に捉えている。価格は決して安くはないが、提供される価値を考慮すれば十分に納得できる内容であり、今後もすすきのエリアの代表的な高級海鮮居酒屋として、その地位を維持・向上させていくことが期待される。
📍 アクセス
札幌市営地下鉄東豊線 豊水すすきの駅より徒歩1分
札幌市営地下鉄南北線 すすきの駅より徒歩2分
〒064-0804
北海道札幌市中央区南四条西2-14-2 セントラルS4ビル11F
専用駐車場なし
近隣のコインパーキングをご利用ください
11階(エレベーター利用必須)
詳細はお問い合わせください
店舗からのお知らせ
【営業時間のご案内】
◆毎日17:00〜23:30営業(L.O. 料理22:30 / ドリンク23:00)
◆第2・第4月曜日定休(祝前日は営業)
◆2025年3月8日より毎日営業いたします
【お得なコース料理】
◆全コース1,000円割引実施中!
◆120分飲み放題付きコース:7,000円〜10,000円
◆生ビールと厳選日本酒16種が飲み放題に含まれます
【六根の特徴】
◆11階からすすきのの夜景を一望できる絶景席
◆完全個室あり(デート・接待・宴会に最適)
◆毎朝仕入れる新鮮な魚介と農家直送野菜
◆独自ルートで仕入れる希少な「のどぐろ」
◆北海道・東北の日本酒を中心に常時50種類以上
◆Instagram: @sumiya_rockon6500
炭や 六根 貝とか酒とか炙りとかは、札幌すすきのの中心部、セントラルS4ビル11階にある海鮮居酒屋です。店名の「六根(ろっこん)」は仏教用語で「眼・耳・鼻・舌・身・意」を意味し、五感すべてで料理を楽しむというコンセプトを体現しています。 地下鉄豊水すすきの駅から徒歩1分、すすきの駅から徒歩2分という好立地で、11階からのすすきの夜景を楽しみながら食事ができます。 名物の貝鮮ガンガン焼き(2,948円)は、牡蠣・帆立・白蛤・サザエ・北寄・鮑の6種類を缶で蒸し焼きにした看板メニュー。独自ルートで仕入れる高級魚「のどぐろ」の炭火焼きや刺身も人気です。 日本酒は北海道と東北を中心に常時50種類以上、焼酎は九州の銘柄を中心に厳選。完全個室も完備しており、デート・接待・宴会など様々なシーンでご利用いただけます。 料理長の山田修士氏は小樽市出身で、札幌や道外のホテルで修業を積んだベテラン。毎朝仕入れる新鮮な魚介と農家直送野菜にこだわった料理を提供しています。