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📊 レビューの詳細分析
店舗の変遷と現在の位置づけ
すしほまれは、もともとすすきのエリアで営業していた老舗寿司店が2023年4月1日に円山公園エリアに移転オープンした店舗で、札幌の寿司業界において独特な歴史を持つ。すすきの時代には食べログ評価3.44と比較的高い評価を獲得していたが、移転後の円山公園店では3.08と若干評価が下がっているものの、これは新規開店による評価件数の少なさと立地変更に伴う顧客層の変化が影響していると考えられる。
襟裳出身大将の職人技術と食材へのこだわり
店舗最大の特徴は襟裳出身の大将が握る本格的な寿司にある。大将の故郷である襟裳をはじめ、北海道各地、築地、九州から厳選した食材を仕入れ、常時50種類前後のネタを用意している点は高く評価されている。特に生簀から生きたまま捌いて提供される海老とイカは、鮮度の面で他店との明確な差別化に成功しており、「動画で伝えたいほどの新鮮さ」という店舗関係者のコメントからも、その品質への自信がうかがえる。
道産にぎりというオリジナリティ
店一番の人気メニューである道産にぎりは、北海道産の魚のみを使用した独創的なメニューで、地域性を活かした差別化戦略の成功例といえる。中トロ、ウニ、イクラ、ボタンエビ、あわび、つぶ貝といった北海道を代表する海産物を一度に味わえるこのメニューは、観光客だけでなく地元客からも高い支持を獲得している。レビューでは「トロットロで本当に美味しいマグロ」「プチプチ食感が楽しいイクラ」など、食材の質に対する具体的な評価が多数見受けられる。
100種以上の銘酒との完璧なマリアージュ
寿司店としては珍しく100種以上の全国各地の銘酒を取り揃えている点は、大きな魅力の一つ。日本酒、焼酎、ワインまで幅広く用意し、飲み放題プランも提供している。これにより、純粋に寿司を楽しむ客だけでなく、お酒を中心とした宴席利用の客層も獲得している。レビューには「日本酒にこだわる」「焼酎にこだわる」「ワインにこだわる」という表現が見られ、酒類の品揃えと品質に対する評価が高いことがわかる。
多様なニーズに対応する空間設計
30席という規模ながら、カウンター8席、テーブル席3卓、2階個室(最大18名)という多様な座席配置により、一人客から大人数の宴会まで幅広いシーンに対応可能な設計となっている。「一人でも気軽に利用できる」「ファミリーも利用できるテーブル席」「子連れ歓迎」といったレビューコメントは、この柔軟性の高さを物語っている。全席禁煙という現代のニーズに対応した環境整備も評価されている。
価格設定とコストパフォーマンス
価格帯についてはディナー¥5,000〜¥5,999、ランチ¥3,000〜¥3,999という公式設定に対し、レビュー集計では¥10,000〜¥14,999となっており、実際の利用金額は想定より高めになる傾向がある。これは100種以上の銘酒ラインナップや高品質な食材使用によるものと考えられる。「手頃な価格」という評価もある一方で、「要問合せ」のメニューが多いため、事前の価格確認が重要という指摘もある。
立地とアクセシビリティ
円山公園エリアへの移転により、東西線円山公園駅から徒歩9分、西18丁目駅から徒歩8分という立地となった。札幌市電西15丁目駅からは徒歩17分とやや距離があるが、無料駐車場8台(夏季)を完備しているため、車でのアクセスにも対応している。円山動物園や北海道神宮といった観光スポットに近く、観光客の利用も見込める立地といえる。
サービス品質と接客評価
レビューから読み取れるサービス品質は概ね良好で、「スタイリッシュな外観」「シックな店内」「モダンな雰囲気」といった内装に対する評価と、「気軽に利用できる」「ファミリー歓迎」「子連れ対応」といった接客姿勢に対する評価が並立している。ランチ営業については不定休で要電話確認という点で若干利便性に課題があるものの、これは食材の仕入れ状況や大将の体調管理を重視した結果と理解できる。
セットメニューと観光客対応
特選セットメニューは「旅行者の要望に応えた」という背景で開発されており、握り・三色丼・生チラシから選択できる柔軟性の高い構成となっている。カニ、サーモン、イクラなどの北海道らしいネタを中心とした構成で、観光客のニーズを的確に捉えている。海鮮丼は「豪快に盛られた海の幸が見た目にも美しく、味わいも抜群」という評価を獲得しており、視覚的なインパクトと味の両面で成功している。
今後の課題と改善点
移転後の評価がすすきの時代を下回っている現状について、いくつかの課題が浮き彫りになっている。第一に価格の透明性向上で、「要問合せ」のメニューが多いことで利用前の予算計画が立てにくい状況がある。第二に立地の変化により、すすきのエリアの繁華街的な利便性が失われた点があげられる。第三にランチ営業の不安定さが、昼の時間帯の集客機会損失につながっている可能性がある。
競合店舗との差別化戦略
円山公園エリアには同じく老舗の「すし善本店」(食べログ3.71)が存在し、より高級路線で成功している。すしほまれは中価格帯での差別化を図っており、生簀からの活魚提供、道産ネタへの特化、豊富な酒類ラインナップという独自の価値提案で競合との差別化を図っている。「本格的な寿司でありながら敷居が高すぎない」という位置づけが、幅広い客層から支持される要因となっている。
総合評価と将来展望
すしほまれは、伝統的な寿司職人の技術と北海道の優良食材、豊富な酒類ラインナップ、多様なニーズに対応する空間設計という4つの強みを活かし、円山公園エリアで独自のポジションを確立しつつある。移転による評価の一時的な低下はあるものの、食材の質と職人の技術という本質的な価値は保持されており、時間の経過とともに新立地での認知度向上と評価回復が期待される。特に観光客と地元客の両方にアピールできる立地特性を活かし、北海道寿司の新たなスタンダードとしての地位確立が可能と考える。
📍 アクセス
東西線円山公園駅5出口より徒歩約9分
東西線西18丁目駅1出口より徒歩約8分
札幌市電西15丁目駅より徒歩約17分
〒060-0042
北海道札幌市中央区南二条西22-1-48
無料駐車場8台完備(夏季)
※冬季については要問合せ
詳細はお電話にてお問い合わせください
店舗からのお知らせ
【すすきのから円山公園に移転オープン!】
2023年4月1日、長年愛された老舗寿司店「すしほまれ」が円山公園エリアに移転オープンいたしました。
【こだわりの新鮮食材】
◆生簀から生きたまま捌く活イカ・活海老
◆北海道、築地、九州から厳選した50種類前後のネタ
◆襟裳出身大将の故郷から届く新鮮な海産物
◆店一番人気「道産にぎり」で北海道の旬を堪能
【100種以上の銘酒をご用意】
日本酒、焼酎、ワインなど全国各地の厳選された銘酒をお寿司とのマリアージュでお楽しみください。
飲み放題プランもご用意しております。
【多様なシーンに対応】
◆カウンター席:一人客歓迎
◆テーブル席:ファミリー・友人同士での利用
◆2階個室:最大18名様までの宴会・接待対応
◆全席禁煙・子連れ歓迎
ランチ営業は不定休のため、必ずお電話でご確認の上お越しください。
予算に応じた接待や食事会などのご相談も承ります。
すしほまれは札幌市中央区円山公園エリアにある本格寿司店です。襟裳出身の大将が北海道、築地、九州から厳選した新鮮な食材で握る寿司と、100種以上の全国各地の銘酒のマリアージュをお楽しみいただけます。 生簀から生きたまま捌く活イカ・活海老、店一番人気の道産にぎりなど、北海道らしい海の幸を存分に味わえます。 東西線円山公園駅から徒歩9分、無料駐車場8台完備でアクセス良好。カウンター席、テーブル席、個室(最大18名)を完備し、一人客から宴会まで幅広いシーンでご利用いただけます。 2023年4月にすすきのから移転オープンし、変わらぬ味と新たな魅力でお客様をお迎えしています。